4匹の猫ちゃんたちの捕獲を26.27日で行い、28日に避妊去勢手術をして、一晩室内で安静にしてもらったあと、さっきリリースしてきました。2匹 ♂ 皮膚の感染症がある子がいたので、お薬を使ってもらいました。2匹 ♀ 捕獲に苦労した、いちばん人懐っこい子は発情もしていませんでしたので、間に合いました。その子のママはすでに妊娠しており、迎えに行ったとき堕胎した胎児がいました。生まれてきたかったであろう子たち。全ては人間が作り出している不幸な命です。合同葬で供養してもらうことにして、手を合わせてきました。他に迎えを待っている猫ちゃんたちも、妊娠していた子が何匹もいました。せっかく宿った命なのに……生まれてこれなかった子たちのためにも、不幸な命を増やさないよう、TNRを進めていかなければいけません。いつか動物たちがみんな幸せに暮らすことができますように。
避妊去勢手術に向けて4匹の捕獲に挑みましたが、1匹は会えず、1匹は失敗しました。前回の準備であっさり捕獲器に近づいて座っていた、いちばん人懐っこい子が意外と苦戦しています……明日も残り2匹の猫さんたちの捕獲です。先に捕まった2匹の黒猫親子は我が家にお泊まりです。帰り道に道で白い猫ちゃんが倒れていました。車に轢かれたんだ!と思いましたが、息があるならなんとかしないと……と思い、車を停めて戻りました。残念ながらすでに亡くなっていて、横に立っていた人が轢いてしまったと泣きながら話されました。しかも、その猫ちゃんの家の前で。外飼いの子で、しばらく帰ってきてなかったその子が久しぶりに帰ってきた日だったそうです。持っていたフリースに猫ちゃんを包んで、手を合せました。外にいる子は、常に沢山の危険がついてくるんです。亡くなってしまった猫ちゃんはもちろんかわいそうです。せめて苦しまなかったことを祈りたい……。でも、轢いてしまった方も本当に気の毒でした。泣き崩れて、何度も何度も飼い主さんに頭を下げて謝っていました。これから子猫が増える時期になります。事故で亡くなってしまう子も沢山いると思います。不幸な命を増やさないために、幸せに生きるための命が増えていくように、やれることを探し続けようと思える出来事でした。
あるお宅のガレージで4匹の猫さんたちがベッドを置いてもらって生活しています。とてもかわいがってもらっているようですが、手術をしていないため、毎回子猫が増えては消えていく……貰われていった子もいれば、気づいたらいなくなっている子もいて、車の通りも多いので良くない想像をしてしまいます。知り合いの方がそこで生まれた子猫を引き取って、とても大切に育てているので、もちろん幸せになった子もいると思いますが、虐待のニュースも多いので心配です……そこで、家の方にお願いをして、4匹手術をさせてもらうことにしました。許可を得て、前もって数日間捕獲器を置かせてもらい、猫さんたちには捕獲器に慣れてもらいます。警戒心の強い子は出て来てくれませんでしたが、出迎えてくれた子にはおやつをあげて、ご挨拶をしてきました。不幸な命を増やさないため、なんとか4匹とも捕獲を成功させなければ……後日また報告させていただきます。