Check our Terms and Privacy Policy.

マンマを訪ねて3000里〜イタリア全20州の家庭料理を学び、皆様の食卓を豊かに

【ネクストゴール挑戦中!】イタリア全20州の小さな村の家庭を訪ね、マンマ(イタリア語で’お母さん’)から料理と伝統を学びたい。そして、イタリアで学んだ豊かな食を、日本の皆さまの家庭に届けたい。迷ったら前へ。イタリア留学中の2年間、前代未聞の冒険を届けます!皆さまの応援をどうかよろしくお願い致します!

現在の支援総額

1,340,000

268%

目標金額は500,000円

支援者数

128

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2021/10/20に募集を開始し、 128人の支援により 1,340,000円の資金を集め、 2021/12/19に募集を終了しました

このプロジェクトを見た人はこちらもチェックしています

マンマを訪ねて3000里〜イタリア全20州の家庭料理を学び、皆様の食卓を豊かに

現在の支援総額

1,340,000

268%達成

終了

目標金額500,000

支援者数128

このプロジェクトは、2021/10/20に募集を開始し、 128人の支援により 1,340,000円の資金を集め、 2021/12/19に募集を終了しました

【ネクストゴール挑戦中!】イタリア全20州の小さな村の家庭を訪ね、マンマ(イタリア語で’お母さん’)から料理と伝統を学びたい。そして、イタリアで学んだ豊かな食を、日本の皆さまの家庭に届けたい。迷ったら前へ。イタリア留学中の2年間、前代未聞の冒険を届けます!皆さまの応援をどうかよろしくお願い致します!

このプロジェクトを見た人はこちらもチェックしています

thumbnail

皆様、チャオです!あっという間に2024年も1ヶ月が経ちましたね。私の方は、このところ我が家のバスルームを改築するので大騒ぎです。イタリアのリフォーム、信じられないことが起こり、ドラマです。。そんな間にも、ボローニャ大学の博士課程が本格始動してきたり、新しい州の料理を教えてもらったり、スペインのバルセロナを訪ねてまた違う国の料理を勉強したり。それでは、2024年1月のレポートをお送りします!日曜ランチにアブルッツォ料理とある日曜日、とあるご縁で、アブルッツォ州の出身の友人カップルの家にお邪魔し、コテコテのアブルッツォの家庭料理を頂きました。何よりも感動したのはアブルッツォ風クレープ'Mbusse、クレープ生地にパルミジャーノチーズをたっぷりくるみ、丁寧に作った出し汁ブロードをかけて頂きます。熱々のブロードに中のパルミジャーノが溶け、クレープ生地が出汁の旨味を吸って、本当に絶品。この感動を日本の皆様にも伝えたくて、先日のレッスンでも取り上げました。週末バルセロナ、スペイン料理の洗礼第二週は金曜夜から月曜まで、スペインのバルセロナを訪ねておりました。もちろん、第一の目的は食!私たちは二人とも食べることが本気で大好きなので、ひたすら食べ続けることで新しい食文化を吸収しました。笑特に感動したのは、フィデウアという、お米の代わりに細かいパスタを使ったパエリアのような料理。スペインの中でもバルセロナの名物とのこと。その他、トルティーヤ、ネギのカルソッツ、クレーマ・カタラーニャ(クレームブリュレのこと)など、カタルーニャ地方の名物を堪能。イタリア料理と比べると、家庭料理との線引きがはっきりしている気がします。まだまだ勉強したいところ。ボローニャ大学、博士課程の本格始動いよいよ、ボローニャ大学での博士課程が本格始動してきました。Digital Food Studiesの中で、文化人類学的アプローチで、食の文化遺産を対象に研究していきます。「デジタル×食×文化人類学」といった形でしょうか。全くの新しい分野かつ分野横断なので、沢山勉強も必要でかなり難しいです。教授とも相談しつつ、研究の方向性はだいぶ変わってきそうですが、最先端の研究を読みつつ、新しい人と繋げてもらいつつ、少しずつ進めているところです。我が家の新生バスルーム我が家のバスルームのリフォームをすることにしました。私の性格は怖いもの知らずで見切り発車、おかげでロケットスタートしたプロジェクトですが、いやー、これが予想外に大変で、、、業者とのコミュニケーションでは、費用と時間の「見積書」は「予報」でしかないというイタリア式リフォームの洗礼を受け、材料も自力で調達せなばならず、夜のボローニャでスケートボードにトイレの便器を載せて走らせたり、初日の工事後に家に行ってみると、壁を隣の部屋まで突き抜ける大穴があいており、家が崩壊するのではないかとショックを受けたり、下の階の人から水が漏れていると言われ、慌ててバケツを置いたり、電気が止まって隣の人からバルコニー伝いに電気を分けてもらったり、最後の仕上げのはずが、ビデの欠陥で穴から水が漏れたり、掃除は自分達でやらねばならず、何時間もセメントと埃だらけになった家を掃除したり、、1週間、なんというバタバタよう。心臓が3つあっても足りないくらい、心身ともに大変でしたが、でも完成したバスルームをみると、これがまた一段と美しい。何よりもパートナーに感謝。設計、図面作成から、業者とのコミュニケーション、材料調達、居候する私のお世話まで、何から何まで感謝。そして、居候生活も毎日とても楽しかった!甘かった!という、イタリア生活がどんどん深まりつつある、2024年1月でした。来月もお楽しみに!P.s. 私の雑誌「1番近いイタリア」16号、2024年冬、刊行しました!詳細・ご購読はこちらより。https://piuvicinoaitalia.stores.jp/items/65a1102a0e072907ea61729d「イタリア全20州、マンマを訪ねて3000里」マンスリーサポーター募集中!イタリア各地を巡る、最高にディープな旅を一緒に楽しみませんか?「イタリア全20州、マンマを訪ねて3000里」は、マンスリーサポーターを募集しています。サポーターはオンラインコミュニティ「マンマの台所」にご招待。詳細・加入はこちらから:https://community.camp-fire.jp/projects/view/540653☆研究の詳細はこちら☆https://community.camp-fire.jp/projects/view/643013一緒にディープな研究を楽しんでくださる方、ぜひページを覗いてみて下さい。


thumbnail

皆様、新年明けましておめでとうございます。2023年は大きなライフイベントが重なり、人生が大きく動いていく1年でしたが、皆様の応援のおかげで今の私があります。2024年も更なる飛躍の年にします。どうか宜しくお願い致します!さて、2023年12月のレポートをお送りします。目玉はなんといってもクリスマス。プーリア州の家族の元で過ごさせて頂きました。1年の一大イベント、マンマの豪華な晴れの日のクリスマス料理が圧巻!それでは、お送りします。プーリア州の家庭でのクリスマスプーリア州のホストファミリーの元で、マンマの気合いの入った晴れの日のイタリア家庭料理を楽しみました。いざ、プーリア州マンマの家へ!ボローニャから700km、車でマンマの長男と南下したところからスタート!プーリア州、アルタムーラ、マンマの家につきました。クリスマス始まり!家族、親戚が集まり、それぞれ久しぶりの再会、マンマはそわそわと料理、聖なる日を迎えるこの雰囲気が大好きです。24日クリスマスイブイブのディナーは、体を清めてキリストの誕生を待つので魚料理。イカ詰めのトマトソース煮込み、パスタはイカ墨を練り込んだ手打ちパスタ。トラウトサーモンがぎっしり詰まったパイ。クリスマス菓子パネットーネと、私の作ったシエナのクリスマス郷土菓子パンフォルテ。25日クリスマス当日マンマの気合いがすごい!1年で一番豪華な、花形の家庭料理が並びます。プリモは、タリアテッレにポルペットーネのラグーを絡ませ、燻製ハムで包んだパスタのオーブン焼き。感動の美味しさ。。!セコンドは、ビーフ・ウェーリントン。完璧なミディアムレア、周りのキノコとマスタードの相性も抜群。美味。ドルチェも無限に続きます。26日サント・ステファノクリスマス三が日、3日目はサント・ステファノの日。この日は私の和風タコの甘辛煮がメインに!親戚中に大好評でした。ボローニャから持っていったシュトーレンも開封。というわけで、今年も幸せなクリスマスを、マンマ家族、どうもありがとうございました。毎年恒例、私がバルコニーで今年1番の流行歌を踊るダンスも、私がボローニャに帰る日に、パパVitoが(とてもとても寂しがって)パルティザンの解放歌「Bella Ciao」を替え歌して私を送り出したことも、笑ってばっかりの、プーリアの家族での賑やかで温かいクリスマスでした。一足早いボローニャでのクリスマスの様子プーリアに帰省する前、ボローニャでの最後の晩餐。ボローニャ随一の魚屋さんで買い出しをして、1kgのシャコの長い長い下処理、のんびりとプロセッコを飲みながら、お互いのパスタをリクエストして丁寧に作って、最後は眠くなって残りは明日、これもまたイタリアらしい。あぁ、料理の豊かさってこういうことだなぁ、と思った瞬間。プロセスを楽しむものであり、相手を想う心の表出であり、自分たちで作ったものに感動する自己肯定。料理家として、こういう豊かさを広げたいなぁと純粋に思います。プーリア・ガストロノミーツアーのお知らせ(4月28日ー5月1日)私が南イタリアの食の宝庫、プーリア州をご案内します!詳細こちら:https://note.com/ciaobella_aurora/n/n90fa3dce6adfアグリツーリズモに泊まり、地元のワイナリーやチーズ工房を巡って食事をしたり、小さな村を訪ねたり、マンマに直接郷土料理を習う料理教室ランチをしたり。最高の内容を詰め込んでいます。残席限られていますが、ご興味ございましたらご連絡ください。謹賀新年あらためまして、新年明けましておめでとうございます。2023年は個人的にも大きなライフイベントが重なり、人生が大きく動いていく1年でした。2024年も更なる飛躍の年に。ボローニャ大学での博士過程が始まり、さらにイタリア料理を掘り下げ、皆様に、ディープですが本質的にシンプルで美味しいイタリアの食をお伝えできたらと思います。自分で決めた道、やり抜いて、皆様にユニークな価値をお届けしたいです。1番伝えたいことは、皆様への感謝です。皆様の応援があり、ここまで来ることができました。2024年も、どうぞ宜しくお願い致します!Aoi「イタリア全20州、マンマを訪ねて3000里」マンスリーサポーター募集中!イタリア各地を巡る、最高にディープな旅を一緒に楽しみませんか?「イタリア全20州、マンマを訪ねて3000里」は、マンスリーサポーターを募集しています。サポーターはオンラインコミュニティ「マンマの台所」にご招待。詳細・加入はこちらから:https://community.camp-fire.jp/projects/view/540653☆研究の詳細はこちら☆https://community.camp-fire.jp/projects/view/643013一緒にディープな研究を楽しんでくださる方、ぜひページを覗いてみて下さい。


thumbnail

皆様、チャオです!今月は母がイタリアに訪ねてきてくれまして、マンマ同士が実際にご対面したり、パドヴァに行ったりシチリアに行ったり、大切な人たちと豊かな食を囲み、楽しく充実した日々を過ごしました。また、「イタリア全20州、マンマを訪ねて3000里」のプロジェクトは本として出版すべく、動き始めています。そんな様子をお伝えします!ヴェネト州パドヴァ紀元前9世紀から栄え、フレスコ画の傑作、イタリア2番目に古いパドヴァ大学、ヨーロッパ最古の植物園などを有す町、パドヴァ。そんなパドヴァに1泊2日でお邪魔し、現地の食を味わいました。郷土パスタ「ビーゴリ(Bigoli)」という太い生スパゲティに、鴨肉のラグーを合わせたパスタが名物。ヴェネトの名産バカラは長時間煮込んでポレンタと頂きます。そうそう、ティラミスはヴェネト州発祥と言われていたり。本物はやはり格別です。アペリティーボ(食前酒)のお酒、アペロール・スプリッツはパドヴァ発祥でした!というのは良き言い訳で、、夕暮れ時にチケッティと言われるおつまみと、食前酒を頂きます。なんて最高なライフなのでしょう!母がイタリアへ母が訪ねてきてくれたので、エミリア州、プーリア州をご案内。まずは、ボローニャの美食でお出迎え。名物の三大郷土パスタ、重厚なコトレッタ・ボロネーゼ、これぞボローニャ。ボローニャから30分、モデナへ。名物バルサミコの試飲体験、郷土パンのティジェッレや名産のサラミはもちろん、モデナの赤の発泡ワイン、ランブルスコと共に。生ポルチーニのパスタも今だけのお楽しみ。飛行機に乗って600km南のプーリア州へ。バーリでは友人エリザベッタと。料理へ情熱を持ち、自らのパッションでアグリツーリズモを営む彼女が、地元バーリのコテコテのストリート・フードを食べさせてくれました。いよいよマンマの元へ。マンマの美味しいプーリアの家庭料理を沢山味わって頂きました。日本料理教室をしたり、キノコ祭りに行ったり、ボローニャに帰る前は涙のお別れでした。祖母からのお土産で着物も頂き、最後の日にはボローニャ名物トルテリーニを作り、そして母は帰っていきました。いざ、シチリア島へ!夜明け前の飛行機に乗り、美食を求めてシチリア島カターニャへ!空いたばかりの老舗カフェで絶品のカンノーリで朝ごはん。港を歩いていると、朝釣りから帰ってきた漁師さんが、生のイワシを味見させてくれました!カターニャの町をぶらぶらと。カターニャ名物、馬肉の炭焼き。これが絶品で。シチリア、奥深し。次の日は、去年の夏「マンマを訪ねて3000里」で訪ねたリタのご家庭を再訪!こんな嬉しい再会があろうとは。私たちのために、腕を振るって待っていてくれました。漁師の旦那さんの魚を使って、生ボッタルガのパスタ、メカジキの煮込み、自家製イワシのマリネ、自家製ツナ、ドルチェまで、食、料理への愛情に溢れた、素晴らしい食卓。感謝。さて、シチリア食い倒れツアーも最終日。カターニャといえば!有名な「パスタ・ノルマ」です。トマトソースに揚げナス、羊のリコッタ・サラータをたっぷりと。このシンプルな料理が、本当に、本当に絶品!!そして、帰る前にどうしても、ということで馬肉通りでもう一度馬肉を。とやっていたら、食い倒れツアーで食い倒れたおバカが、この私です。。(汗)「イタリア全20州、マンマを訪ねて3000里」本を出版したい!20州のマンマを訪ねる旅をもとにしたエッセイを、本にして出版したいと思っています。イタリアに移住し、訪ねる家庭を見つけ、1州ずつ周って家族の中に入って食を共にする。この旅で見つけたのは「普通に美味しい」マンマの料理が生み出す豊かさでした。何気ない家族の物語を綴り、「料理の作り手」を増やしたいと思っています。現在、編集・出版関係者ほか、様々な方々に相談に乗って頂きながら、少しずつコンセプトをシャープにしている状態です。皆様の中で、ご相談に乗ってくださる方がいらっしゃいましたら、どうかご連絡いただけますと幸いです。info@ciaobella.tokyo感謝、挑戦あっという間に、今年も残すところ1ヶ月となりました。時の流れに驚くと共に、1年間をふと振り返ると、そこにはきちんと歩んできた足跡があって、ほんの少し自信を得る、そんな気持ちです。皆様は今年1年いかがでしょうか?大きな振り返りは来月のレポートに譲るとして、今年もまだ1ヶ月あります。やり残したことも沢山あるので、あと1ヶ月全力で走り抜けたいと思います!どうか今後とも宜しくお願い致します!Aoi「イタリア全20州、マンマを訪ねて3000里」マンスリーサポーター募集中!イタリア各地を巡る、最高にディープな旅を一緒に楽しみませんか?「イタリア全20州、マンマを訪ねて3000里」は、マンスリーサポーターを募集しています。サポーターはオンラインコミュニティ「マンマの台所」にご招待。詳細・加入はこちらから:https://community.camp-fire.jp/projects/view/540653☆研究の詳細はこちら☆https://community.camp-fire.jp/projects/view/643013一緒にディープな研究を楽しんでくださる方、ぜひページを覗いてみて下さい。


thumbnail

皆様、チャオです!今月は、はじめにご報告があります。ボローニャ大学の博士課程への進学が決まりました!イタリアの博士課程は入るのが本当に難しくて、ここまで長かったのですが、最終合格をもらった瞬間、「道は拓けるのだなぁ」と少し涙。博士課程でもマンマの家庭料理を深めていきます。宜しくお願い致します!さて、今月のレポートをお届けします。今月は新たな州のマンマを開拓することはできなかったのですが、イタリアの多面的な食をお伝えします。伝統の再解釈@ミラノのハイダイニングビジネス通訳の仕事と、会いたい人に会うのとで、久しぶりにミラノへ。思えば、私が最初にイタリアに出会ったのはここミラノでした。あの日から「いつかイタリアに住めますように」と、胸に締め付けるように願ったことが叶って、今この地を踏んでいることに少し胸が震えたり。もちろんあの頃の私とは違うし、大人になって見るミラノはまた違って見えるけれど、でも私にとってミラノはミラノで、私をイタリアに導いた町。こんな感情に名前を付けるとしたら。感謝かなぁ。というわけで、夜はミラノのトップ・ハイダイニングへ。伝統料理が分解され、再解釈され、昇華された料理たち。プリモは「Ceci e tria al mare terra」。プーリア州のコテコテの庶民料理、ひよこ豆のパスタがベース。そこに海も山もないミラノでポルチーニと生海老というシンボリックな食材が載った一品。セコンドは「Cotoletta alla milanese del liberty」。こちらはミラノを代表する伝統料理「ミラノ風コトレッタ」。仔牛のコストレッタを厚切りにし、ミディアムに仕上げる。コトレッタの概念が覆ります。ドルチェは「Cannoli con mousse al cioccolato al fumo」。シチリアの郷土菓子カンノーリが土台。リコッタクリームの代わりにチョコレートムースを使い、スモークで仕上げ。これは秀逸!うなぎ祭り!@Comacchioなんと、イタリアでも鰻を食べるのです!!(限られた地方だけで、一緒にいった友人も食べたことなかったのですが)去年から行きたかった1年に1度の鰻祭り「Sagra di anguilla」に行ってきました!これが、本当に本当に感動の美味しさでした。。!大きな天然鰻、脂がたっぷり乗っているのに全くしつこくなく、炭火の香りが香ばしく、噛むほどに口の中に強い旨味が広がる。体が溶かされるような幸せの瞬間。お代わりしましたもの!鰻のフリットも美味しかった。友人も人生初の鰻、感動していました。イタリアの鰻は漁獲量が非常に厳しく制限されているので、良い環境ですくすく育った虎の子のみ食べられます。もう、全日本人に食べてもらいたい。。!コマッキオの村自体は静かな漁村。良き1日でした。ロマーニャのカペレッティ@ラベンナボローニャから海に向けて1時間ちょっと、エミリア・ロマーニャ州のロマーニャ地方、ラベンナへ。日本から来ていた15年来の親友と日帰りで行ってきました。ラベンナは5世紀からのモザイクが有名。これが、圧巻、想像以上。人智に畏怖の念を抱くほど、深い感動を覚えました。さらには、ラベンナにこんなモザイクをもたらした背景となる歴史も非常に面白い。そんなラベンナの郷土料理は「Cappelletti(カペレッティ)」なんと、中身はチーズだけ。繊細なブロードに、噛むと中でとろけた良質のパルミジャーノが混ざり、これまた至高の一品。エミリア側の人たちは、肉の入らないこの料理をPoorだとからかっていたりしますが、これもこれで美味しいではないですか。感謝と挑戦今月もレポートお楽しみ頂けましたでしょうか?こうしてイタリアでの挑戦ができること、まずは本当に皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。正直、人生が動いていく瞬間に震えることも、先が見えない未来にに緊張することもあります。しかし、自分で決めた道。博士課程の3年間、ここまで来たら誰よりも努力して、「プロ学生」を目指して突き抜けられるよう、頑張りたいと思います。「イタリア全20州、マンマを訪ねて3000里」も17州まで来ました。残り3州で20州達成です。達成の暁には、このプロジェクトを本にして出版したいと思っています。もし皆様、ご存知の出版社の方ございましたら、ぜひご紹介頂けますと嬉しいです。今後とも皆様の応援のほど、どうぞ宜しくお願い致します。ボローニャより、愛を込めて。Aoi「イタリア全20州、マンマを訪ねて3000里」マンスリーサポーター募集中!イタリア各地を巡る、最高にディープな旅を一緒に楽しみませんか?「イタリア全20州、マンマを訪ねて3000里」は、マンスリーサポーターを募集しています。サポーターはオンラインコミュニティ「マンマの台所」にご招待。詳細・加入はこちらから:https://community.camp-fire.jp/projects/view/540653☆研究の詳細はこちら☆https://community.camp-fire.jp/projects/view/643013一緒にディープな研究を楽しんでくださる方、ぜひページを覗いてみて下さい。


thumbnail

皆様、チャオです!9月頭にイタリアに戻ってきました。ボローニャはすっかり秋の模様、新たな気持ちで新生活が始まります。怒涛の1ヶ月でしたが、「イタリア全20州、マンマを訪ねて3000里」なんと今月は新たに2州、開拓することができました!そんな様子を少しお伝えします。「イタリア全20州、マンマを訪ねて3000里」@モリーゼ州ローマからバスに揺られること3時間半、モリーゼ州のFerrazanoに住む84歳のアントネッラおばあちゃんを訪ねました。山の丘に凛と立つお家へ。おばあちゃんの旬のイチジクのケーキと、イチジクとリコッタサラミで迎えてくれました。その晩は、セモリナと小麦粉で3種郷土パスタ、チカテッリ、カヴァテッリ、ストロッツァプレティを、海の幸たっぷりのオイルソースで。次の日は、郷土パスタ、モリーゼ風キタッラを羊のラグーソースで。3日目には、典型的なこの地の農民料理「スカローラ・ファジョーリ」を教えてもらいました。丘陵に続くオリーブの木々を借景に、丁寧に作った料理をみんなで囲む。なんと豊かな時間なのでしょう。「イタリア全20州、マンマを訪ねて3000里」@サルデーニャ州さらにもう1州、今度は飛行機に乗ってサルデーニャ島へ。夜明け前、朝一の飛行機でボローニャを出ると、着いたサルデーニャのお家のバルコニーから海にのぼる朝日が見られました。海からの敵から守るように作られた城壁都市アルゲロの町を歩くと、まだまだ続くバカンスを楽しむ人々で、幸せな雰囲気に包まれています。お昼は、お世話になった家族が山のアグリツーリズモに連れて行ってくれました。そこで目にしたものは、サルデーニャの独特な食文化の数々。乳飲み子豚の丸焼きは、7時間かけて薪で焼いた、パリッパリの皮とミルキーな柔らかいお肉。そして、84歳のナンナおばあちゃんに、代々伝わるサルデーニャの家庭料理「ラム肉のオリーブ煮込み」と「ブディーノ」を習いました。私が気づいたことに、サルデーニャの家庭料理は、尖ったところがなく、絶妙に丸い。ラム肉のオリーブ煮込みも、味の強いはずのラム、オリーブ、野草フィノキエット、ジャガイモと、絶妙にバランスが良い。島国で受け継がれ、自己主張よりも協調性を大切にし、大人数の家族を養ってきた歴史の結果なのでしょうか。その他、独特のパスタ、スイーツの美味しさには目を見張りました。。まだまだ奥深きサルデーニャの食文化は、再訪する必要がありそうです。そして何より、すき通った海に浸かり、大きな空を見上げると、この海のように大きな心を持って、上を向いて進もうと思えました。全ては勉強だなと。今は本当に苦しい思いをしたとしても、明日もっと大きな挑戦をする時の学びになる。やらなきゃ良かったなと思っても、いつかあの経験があって良かったなと思える日が来る。大丈夫、前に進んでいると、サルデーニャの海がそう思わせてくれました。次なる挑戦へ向けて「イタリア全20州、マンマを訪ねて3000里」も17州まで来ました。今の私の夢は、このプロジェクトを本にして出版したいと思っています。もし皆様、ご存知の出版社の方ございましたら、ぜひご紹介頂けますと嬉しいです。そして、出版までぜひ皆様、どうか応援頂けたら幸いです。。!また、研究の方も、博士過程に進み、眠ったイタリア家庭料理の研究をさらに極めていきたいと思っています。決して簡単な道ではありませんが、希望を持って、夢は大きく、イタリアでもう少し頑張っていこうと思います。今後とも皆様の応援のほど、どうぞ宜しくお願い致します。Aoi「イタリア全20州、マンマを訪ねて3000里」マンスリーサポーター募集中!イタリア各地を巡る、最高にディープな旅を一緒に楽しみませんか?「イタリア全20州、マンマを訪ねて3000里」は、マンスリーサポーターを募集しています。サポーターはオンラインコミュニティ「マンマの台所」にご招待。詳細・加入はこちらから:https://community.camp-fire.jp/projects/view/540653☆研究の詳細はこちら☆https://community.camp-fire.jp/projects/view/643013一緒にディープな研究を楽しんでくださる方、ぜひページを覗いてみて下さい。