こんばんは。世嬉の一酒造の佐藤です。今日は月に1回の経営の先生とミーティングの日でした。経営コンサルティングの先生ですが、ブランディングや、私自身の生き方が斜めになったりしたらアドバイスくれるような感じでご指導です。1か月に一回、自分を整え、前に進むための日です。
先生とミーティング、会食が終わった後、会社に戻ってきました。
19:30ですが、会社には誰もおりません。コロナになったことをいいチャンスと捉え、当社は18時、遅くても19時にはみんな帰って、家族と食事してほしいと思っているので、仕事の仕方を大幅にかえた結果、みんな帰社しています。社長の私は相変わらず外食が多く、外にでることも多いですが、昔より家族と一緒の時間が大幅に増えました。(思春期の娘たちのいる家族は必ずしも喜んでいるかわかりませんが・・・)
なので静かな会社に一人で戻ってきました。
戻ってきた理由は・・・私のサードプレイス、清酒工場で働くためです!
(20年前はビール工場がサードプレイスでしたが、今はビール工場長の場になっていて、私はアドバイスだけ・・・)
今日は酒母のもろみの温度を上げるために帰ってきました。静かな会社で一人作業するとき、とてもいい気持ちになります。酒造りということ自体が神事に似ているので、身体が浄化される気分になります。
気持ちいいですね。
まずは、糀の状態チェック
題名:添え麹と枯らし部屋と私。
麹の栗を似た時のような甘い香りがいい気分の部屋です。この麹で添え仕込みをおこないます。
いい麹ができたのでは(経験1回目なので、いい麹かわからないですが・・・)と自己満足しています。
そして、酒母のだき樽入れ!
酒母(酒のもとになるもの種みたいなもの)を管理するとき、温度を上げたり下げたりしないといけません。温度を下げるのは、室温が低いので下げやすいですが、上げるのは難しい。そこで、ペットボトルにお湯をいれてしばらく漬け込みます。そうすると醪(もろみ)の温度が上がっていきます。
ビールでは決してやらない作業ですね。面白いです。
題名:酒母とサーマルタンクと私
毎日、もろみの温度、香り、様子を見ると楽しくてたまりません。
いいお酒ができるための第一歩。一回目の仕込から大成功はないと思いますが、ビールも一つ一つ階段を上っていき、今があります。酒もここからがスタート。ワクワクが止まりません。
一人で作業しながら、こうでもない、ああでもないと考えていると時間がが・・・」といわれて時間がなくなりますが、この時間は自分だけのもの。
ここ数日、朝早くとみんなが帰ってからが私のたのしい時間になっています。
本来ならお客様の為に美味しいお酒を造らなければいけませんが・・・しばらくはこの楽しさを味わせて下さい。
これが理想のもろみ経過簿・・・
そしてこちらが現在の経過簿
いい感じがします。これから1日1日楽しんで、お客様にも楽しんでもらえるお酒をつくろうと思います。
スタッフはビール醸造も郷土料理レストランも頑張っています。
それぞれがイキイキ頑張り、楽しみ、お客様といい時間を作りたいと思います。
今日も世嬉の一は、勝手に楽しみ、元気に営業しています。
PS,わたしは自分の久しぶりのサードプレイスで楽しんでいます~
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