今回は、東京都八王子市にある「しろくまごはん」です! 蕗の会の地域貢献事業として子ども食堂開設を町会、小中学校、福祉施設等に呼びかけ、何回も準備会を重ね「地域社会で運営する」子ども食堂を設立した。一方で子ども食堂として使う施設も並行して建設し、29年12月にオープン。30年1月から毎月食事会とおやつ会を開いている。永年地域の子供たちのために尽くしてこられた魚住さんが29年春急逝されたこともあり“魚住さんの遺志を継ごう”と地域が一つにまとまった。 今年1月から毎月食事会(40~80名)、おやつ会(10~30名)実施。まだ始まったばかりでスタッフは試行錯誤の連続です。ですが、大勢の子供たちが賑やかに美味しそうに食べている姿を見ると、とてもやりがいを感じます。また、おやつ会で高齢のおばぁちゃん達が子ども達に折り紙を教えてお互いに楽しんでいる姿は、とても微笑ましい限りです。早く軌道に乗せて回数も増やしていきたいです。 衛生面でも十分注意しているが「万一事故が起こったら」という懸念の質問に対して「毎回ちゃんと保険に入っています」と答えられるようにしたい。
今回は、広島県尾道市の「みなりはらぺこレストラン」です! 才原なごみ館で毎月第3土曜日に開催しています。子どもたちから高齢者の方までどなたでも参加できます。先月は86名の方に参加していただきました。 温かい雰囲気の中で食事を提供し、家庭の延長のような居場所作りを目指しています。 美味しかった、という時の子どもたちの笑顔!!!!最高です。 保険は必要だと思うのですがとても保険にまわせるお金がないのが現状です。 どうぞよろしくお願いします。
今回は、滋賀県日野町にある「寺子屋食堂」です!ファミリーサポートセンターの古民家で長期休暇中に連続して4~5日間程度活動しています。 一般社団法人こそだてがめっちゃたのしくなる会では、ファミリーサポートセンターを運営していく中で子ども食堂の必要性、そして子どもたちの居場所、大人との関わりが必要であると強く感じ子ども食堂を始めました。寺子屋食堂では子どもだけで参加してもらい、半日一緒に過ごします。その間、パートに出られるお母さんもいます。 最初は「全然面白くない、明日も申し込んだけど来んとこ」と思っていたAちゃんは、お昼の準備をするあたりからとても楽しくなり、申し込んでいた翌日も、申し込んでいなかった翌々日も参加してくれました。その後も長期休暇のたびに参加してくれます。 また乳幼児期からの食の経験はその後の人生に大きく影響すると学び、町内のお母さんたちの声も聞いたことで「離乳食教室セカンド」も始めました。おかゆだけでよかった時期を過ぎると、食べられる食材が増え、大きさやかたさにも配慮が必要になります。そこで躓いてしまうと、子どもたちの食生活は乱れていきます。好きなものばかり与えてしまう、いつまでも柔らかいものが好き、硬いものが手べられない、薄味のものを口にしたがらない。素材そのものの味を感じることが出来るように、季節の食材を口にする機会を作れるように、親(家庭)へのアプローチをすることで子どもの食を支えています。 ほかに、学習支援へのおやつの提供も行っています。「人が作ったものはたべられへん」と、むちゃくちゃなことをいう中学生の男の子。回を重ね、一緒に参加しているみんながおいしそうに食べるのを見て、徐々に手を伸ばし、口に運べるようになりました。口に運んだはいいが、次は「味がしない」。彼の普段の食卓を私たちは想像しました。彼が大人になったとき、親になったとき、それでよいのか。出来る限りたくさんの味の経験をしてもらいたくて私たちも色々なものを作りました。彼だけでなく、そこに来ていた早ければあと数年で親になる可能性もある、一人で暮らしていく可能性もある子どもたちに今よりもっと食への関心を持ってもらえるように願い、心を込めておやつを作っています。 先に書いたように、子ども達の中で変化が起きることがとても面白く興味深いです。また、長期休暇中の子ども食堂では、この春から「弁当の日」の取り組みをはじめ、ただ食事を提供することから、子どもたち自身で考え、学び、作るという経験を盛り込むことにしました。包丁を持つこと、お買い物をすることなど、子ども達には初めての経験がたくさんあり、私たちも見守ることの大切さに気付きました。 やはり調理中にはケガが起きる可能性は大いにあります。切り傷、擦り傷、やけど。また、自分たちで買い物に出かける際には私たちも同行しますが自動車事故に巻き込まれる可能性もあります。地震など天災もいつ何時起きるかわからない昨今の状況を考えると、保険はなくてはならないものだと思います。 食はその人の人生に大きな影響を与えます。何を食べたか、そしてそれ以上に誰と食べたか、は心に深く刻まれることだと思います。子ども食堂を続けていくためのご協力をよろしくお願いいたします。
今回は、鹿児島県鹿児島市の「森の玉里子ども食堂」です!市の玉里団地福祉館の調理室でご飯を作り、和室をみんなの食事&団らんの場にしています。毎月2回(金曜日夜ご飯と土曜日昼ご飯の1回ずつが基本)やっています。毎回、子ども30〜50人、大人20人程度、ボランティア20人前後集まります。赤ちゃんや小学校就学前、小学校低学年の親子連れが多いですが、土曜日は小学生中学生だけの参加も多いです。高校生・大学生のボランティアも増え、最近は3、4校から10人前後参加しています。 発起人は教師です。子どもを育てることは家庭の自己責任だけで済まされないのに、厳しい現実があります。一方、子どもの暮らす地域には、子どもを大切に思う地域の方々が大勢いることも分かりました。 大きなことはできないかもしれないが、目の前にいる子どもをほっとけない。地域で「気にかけているよ。」「一緒にあったかい時間を過ごそう。」と、どの子にもまなざしを注ぎ、寄り添いたい。 愛情をあったかいご飯と家庭的な食卓というカタチで地域の子どもに届けたいと活動を始めました。 もうすぐ2年経ちますが、子どもやその親が地域の多様な家庭、多様な世代の人々とつながりを深める場になってきました。生活や子育ての相談を聞かせていただけることも出てきました。頑張っている子どもや親のSOSを出せる場になりたい。そして地域の団体や個人、行政、学校、ボランティアなどと連携を深めていきたいと願っています。 子どもに不測のケガはつきもの。「ねえ、私も抱っこして!」「肩車して!」甘える子どもたちに一生懸命接してくれる学生ボランティアに、「たくさん遊んであげてね!」と、心から背中を押してあげられるために。お母さん方が我が子を、「お兄ちゃんお姉ちゃんたちに遊んでもらおうね。」と安心して見守れるように。 子どもが周りの色々な人と、安心して接する経験を重ねることは、子どもの成長を豊かにします。それは、家族だけでできることではありません。 保険に入っていることを確認することで、ボランティアは安心安全に配慮するべきことを改めて確認することになります。 食中毒や食物アレルギーで不測の事故を起こさないように、私たちは衛生講習会を開いて学んだり、名簿でアレルギー有無の確認を徹底したり、できることは何でも取り組んでいます。 参加者の安心と信頼のためにも、ボランティアのやる気を後押しし安心安全な運営をより意識させるためにも、保険に加入することは大切なことと考えます。 どの子にも「あなたの成長を応援しているよ」という気持ちを伝えたい。そのために、こども食堂の活動が社会の皆さんに理解され、我々の地域や全国すべての子どもたちにこども食堂の情報が届くことを願っています。
今回は、滋賀県高島市の「安曇川住民福祉ネットワーク」です。 「自分たちのまちを誰もが住みやすいまちにしていこう」という志のもと、多様な分野、立場で活動する地域住民の方が集まり、誕生したネットワーク型の組織です。 高島市安曇川町を中心に活動(ささえあい4Sプラン:1.災害に強い地域づくり2.育ちあいによる輪作り3.ささえあう人づくり4.相談の場づくり)を展開しています。子ども食堂は、活動プランすべてに通じる要素があり、安曇川町でも中心に近く子どもが多く住む地域を意識して開設しました。 第1回が平成30年3月24日(土)でした。参加者は58名であり、子どもをはじめ親子連れ、近所のお年寄りも来ていただき、手ごたえを感じています。これから口コミで広がることを期待しています。 第1回が平成30年3月24日(土)でした。参加者は58名であり、子どもをはじめ親子連れ、近所のお年寄りも来ていただき、手ごたえを感じています。これから口コミで広がることを期待しています。 開設場所が安曇川町の中心で公民館であることと地域的に子どもが集まりやすい環境にあり今後大勢の参加が予想され、食中毒以外にもケガ等も予想されますので、保険の加入は必要だと感じています。毎回、100名近くの利用を見込んだボランティア行事用保険料(1回2,800円程度・年間30,000円程度)は年間活動費に占める割合が高く、課題となっていたところへ今回プロジェクトのお話しをいただき応募いたしました。 月一回(第3土曜日11:00~14:00)の開催です。開催中はいつお越しいただいても構いませんのでお近くにお越しの節は是非お立ち寄りください。