Check our Terms and Privacy Policy.

美味しいメロンで地元を盛り上げたい!

空き家を改造した植物工場でメロンの栽培を行っています。 この「空き家で植物工場プロジェクト」を成功させて、閑散としてしまった温泉街の新しい観光や名物に繋げていきたいと考えています。

現在の支援総額

394,000

39%

目標金額は1,000,000円

支援者数

27

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2023/09/12に募集を開始し、 27人の支援により 394,000円の資金を集め、 2023/09/30に募集を終了しました

このプロジェクトを見た人はこちらもチェックしています

美味しいメロンで地元を盛り上げたい!

現在の支援総額

394,000

39%達成

終了

目標金額1,000,000

支援者数27

このプロジェクトは、2023/09/12に募集を開始し、 27人の支援により 394,000円の資金を集め、 2023/09/30に募集を終了しました

空き家を改造した植物工場でメロンの栽培を行っています。 この「空き家で植物工場プロジェクト」を成功させて、閑散としてしまった温泉街の新しい観光や名物に繋げていきたいと考えています。

このプロジェクトを見た人はこちらもチェックしています

thumbnail

皆様、いつも温かい応援を賜りまして誠にありがとうございます。現行レーンでは雄花が咲かない状況に苦戦しまして、無事受粉できましたのは2個、そのうち順調に肥大化し、形の良いものは一つとなりました。前回、日照時間を短くし(+リン酸カリウムの単肥を少量追加)、雄花を待ちましたが、予定より時間がかかり5/4より無事現行レーンへ雄花がつくようになりました。ただ、残念ですが、雌花が咲き切ってしまいましたので、現行レーンは実りをつけた株を残し、リセットの予定でおります。(ただいま苗を準備しており、5/13頃に定植を考えております)↓肥大化が進んでいる実り■新株レーンの状況日照時間を調整する必要性が課題となり、新株レーンでは日照8:30へ短縮し、育成を進めて参りました。現在、雄花、雌花ともに開花が始まり、すでに15以上の受粉を終えております。健康状態も大きな問題はなく、子房の肥大が見られるものも多数ございますので、成功率は向上しているようです。成長に合わせ、日照時間を徐々に伸ばしていく予定でおります。■新たな問題現行レーン全体と新株レーンの一部に葉の枯れが発生しました。↓現行レーン↓新株レーン枯れ方から「リン酸欠乏症」ではないかと判断しております。新株は1〜2枚の葉で、軽度。現行レーンは中〜重度で多くの葉を失いました。また、現行、新株レーンの花の大きさが小さめなのも、リンの不足が関係するかと考えております。■原因この度発生したリン酸欠乏につきまして、養液中の濃度は十分ですので、4・5月に入ってからの高温が原因ではないかと考えております。室温が30度程度まで上昇し、28度超えの危険な温度帯が続きました。エアコンを使うべきでありましたが、28度を超えましても酵素活性が下降しないよう、室内の炭酸ガス濃度を上げて成長を優先させました。つられて養液温度も高温となりますので、以下のような症状が予想されます。液温上昇→溶存酸素濃度の低下→嫌気性細菌の増殖→養液のphダウン実際安定度の高い液肥9号でも6時間でph6.5→5.5と大幅に下落し、夜間は最低ph4.8まで低下する日もございました。酸性に偏りますと、まずは重要な養分のうちリンとカリウムの取り込みが十分に行えなくなります。また液温が高くなりますと細菌の増殖も盛んになります。それを抑えるための銀イオンシートを確認しましたところ茶色に変色し、タンク容量に対しての効力を失っておりました。右が新品となります。■対策1.液温のコントロール夏に向けましても冷却の必要性がございます。熱帯魚用のチラー式冷却機を養液タンクへ取り付け、液温の上昇を抑え込みます。2.銀イオンシートの交換タンクの容量が大きくありませんので、細かく切断したシートを用いて、1ヶ月程度を交換目安としておりました。酸性環境では溶出量が増えますため、今回予定より早く寿命を迎えたようです。今後はシートの色の変化を確認して参ります。また、シート断片が約60Lの容量に効果を発揮できず、少量の液体に対してであれば、まだ使用は可能と考えております。交換済みのシートにつきましては、育苗時の殺菌シートとして使用したいと考えております。3.phの安定化ph変動が激しい場合はアップ剤点滴を用いておりましたが、調整が難しく途中で止まる場合があるなど、不正確なものでした。急造ではございますが、手持ちのphセンサとダイヤフラム式ポンプにて、養液phがダウンした際にアップ剤を注入する機械を製作致しました。(アップ剤として水酸化カリウム0.35%溶液)実験では問題なく動きましたため、試験運用を行っております。ただ、phセンサも、日頃使用しておりますハンディECメータ(PH計測可)もこまめに校正はかけておりますが、phセンサ部(プローブ)の経年劣化が見られますので、近日中に新品に交換いたします。■今後の動き5/13(月):現行レーン支柱1本を残し、11本リセット。定植。5/14(火):ハンディphセンサ交換。6月上旬:現行レーン試験体の収穫と検査(5月中:ph調整機のプローブ交換。船便にて入荷日未定)■まとめとして現行レーンにて育成が進みます試験体は過去のものと比較しまして色艶もよく、失敗続きではございますが少しずつ良いメロンに近づいてきていると実感しております。新株レーンにつきましては、これまで得られたデータを元に是非成功させたいと思います。皆様への返礼が遅れておりますこと、誠に申し訳ございません。少しでも早く皆様のお手元へお届けできるよう努力して参る所存です。何卒よろしくお願い致します。


授粉成功
2024/05/01 11:52
thumbnail

皆様いつも温かい応援を賜りまして誠にありがとうございます。前回ご報告しました「雄花がない」状態ですが、日照時間の変更でも蕾ができず、約二週間の間で雌花の開花期間がほぼ終了となりました。大きな雌花がたくさん咲く中で授粉作業ができない、非常に心苦しい結果でした。唯一、授粉が成功している個体(TOP画像)につきましては、縦型水耕のメリットであります、重力を利用した完全な水切りによる高糖度化の試験に移りたいと考えております。■新株の成長現行の株から収穫が期待できないため、新株により引き続き育成を進めて参りたいと思います。ほぼ全ての株が10〜14節まで成長しており、雄花と雌花の蕾も確認できました。9:30の日照ですと雌花の数が若干多いようです。ただ、成長途中の雄花が開花してしまうようですので、日照時間をさらに絞り、4/30より8:30へと変更致しました。今後自然環境と同様に、蕾の成長に合わせ日照時間を変化させる方法をとって参ります。 ※蕾が肥大化しましたら11:00とし、開花を促します。■局部加温試験の進展育成速度の向上は確認できましたが、人工授粉に失敗したようで座止致しました。こちらは今後の新株にて、再度試験を行なって参りたいと存じます。■追加作物以前、ユニット外にてメロン以外の作物を育てる為、にんにくを行いました。他の可能性を探るため、ただいま以下作物の試験栽培準備を行なっております。 ・タラの芽(タラノキ) ・レッドピタヤ(ドラゴンフルーツ) ・ヘーゼルナッツ(セイヨウハシバミ)タラの芽につきましては一般的に行われておりますので、LEDからどの程度の距離にて育成可能かの試験となります。※天然物ですので害虫等の対策にて、水流洗浄と高濃度の次亜塩素酸水にて殺菌をおこなっおります。また、ユニット内では不織布にて覆っております。↓タラの芽はLEDから距離230cmでも十分に成長するようです。順調な育成を見せていた株でしたので、今回の雄花問題につきましては非常に悔しい気持ちでおります。また、皆様へメロンをお届けすることが遅れており大変申し訳ございません。なるべく早く、お届けできますよう、懸命に取り組んで参りたいと存じます。何卒よろしくお願い致します。


受粉が始りました
2024/04/18 15:30
thumbnail

皆様、いつも温かい応援を賜りまして誠にありがとうございます。TOP画像の通り雌花が開花を始めまして、授粉作業が始まりました。■授粉作業での課題授粉後の雌花につきまして、徐々に膨らみを見せておりますが、一週間以上様子を見なければ成功か否かの判断がつかないため、今後も気温等に注意しながら観察を続けて参りたいと思います。また、現在授粉を行うにあたり雄花が咲いていない状況で、雌花が咲きましても授粉作業ができない状況です。育成を始めた初期では日照時間を8時間としており、なかなか雌花が咲かず、現在はナント種苗様のアドバイスもあり日照時間を11時間に伸ばして育成を致しております。振り返りますと日照時間を変更した後の株から雌花の割合が増え、開花サイズが小さくなったようです。まとめますと以下の通りです。 ・日照8時間…雄花>雌花。開花遅く、サイズが大きい。 ・日照11時間…雄花<雌花。開花早く、サイズが小さい。室温も開花に影響致しますが、現在の変動範囲で影響は少ないと判断しております。自然環境下のような時期による日照時間の変化をつけるべきと考えておりますが、中間的な日照時間をとったときに雄花雌花の数を調整することができるかを実験してみたいと考えております。本日4/18より日照時間を1:30短縮して一〜二週間程度状況を観察してみたと存じます。■液肥9号試験開花後、養液のphダウン幅が非常に大きくなりましたためより安定性の高い9号液肥を製作致しました。ただ、どうしてもphの低下は避けられないためphアップ剤のはこれからも必要となります。アップ剤は水耕資材で用いられる低濃度の水酸化カリウムを使用しておりますが、入手性や価格、安全性の観点から同じ水耕資材の炭酸カリウムに切り替えて参りたいと考えております。アップ剤がカリウム源となります為、9号液肥はカリウム比率を下げました。また、窒素量は変えずにphダウンの原因にもなるアンモニア態窒素比率を限界まで下げてございます。■養液の管理体制排水路点検口の一つにセンサが収まっており、伸びた根が排水の流れに乗り、センサ部に留まっていることがわかりました。また、センサ取り付け穴からわずかに漏れた光により、その根に藻が付着しておりました。↓センサ収納部若干変色しておりましたため、念の為除去致しました(左:切除した根 右:正常な根)殺菌の為、定期的に銀イオン溶液を投与しておりましたが、菌の繁殖によるph低下を懸念致しまして、定期的な液体投与から固体による銀イオン常時溶出へと切り替えを行いました。(4/17午後より)ナイロンに銀粒子をメッキしたオクトクロスと言う資材になります。いずれの方法にしましても、可食部への銀の残留がないことはメーカーにより確認されております。非常に安全性の高い殺菌方法となります。また、養液温度を上げている点から溶存酸素量の低下を避けるため、エアレーションの量を増やしてございます。タンクの液量から水槽用のものを追加致しました。1L/分の容量となります。(4/17午後より)■局所加温試験の様子根っこヒータ、株元ヒータの二種類を条件を変えながら継続的に試験を行っております。根っこヒータ挿入と非挿入の同列(光の量が同じ)株を比較しますと以下の通りです。葉の大きさをご覧頂きますと一目瞭然の差が出ております。↓右:根っこヒータ装着株↓非装着株の葉↓装着株株元ヒータにつきましては糖度変化ですのでまだ先になりますが、授粉後の果実及び株に対し、3箇所を加温する試験株を新たに追加致しました。着果予定株の株元、着果枝元に加温ヒータを追加(4/11)。授粉後に着果近傍枝にさらにヒーターを追加しております(4/13)。サーモカメラによりますと雌花自体は他の株より2〜3度程度上昇するようです。室温が高まる時期でありますが、寒い時期になりますとこの差が大きくなるかと思います。■新株の様子現在育成中の株はアザミウマを駆除するために緩やかに育成して参りましたが、3/20に定植致しました新株は通常通り育成を進めております。非常に早く成長しております。※アザミウマは成体を20日(成体寿命)確認しておりませんので、100%防除完了としております。ただし、気付くのが遅れますと危険ですので葉のチェックは継続いたします。メロンの発送が遅れておりまして誠に恐縮でございます。1日でも早く、皆様のお手元にお届けできますよう、しっかりと育成して参りたいと存じます。何卒よろしくお願い致します。


雌花が咲きました
2024/04/10 16:59
thumbnail

皆様いつも温かい応援を賜りまして誠にありがとうございます。雄花の開花より遅れまして、4/9から雌花がいくつか咲き始めました(TOP画像)。以前より課題でした人工授粉成功率の向上ですが、今回は授粉後24時間の間25℃をキープして確実に受粉が完了するよう調整を行いたいと考えております。エネルギーロスを減らすため、暖かい日の午前中に複数同時授粉を行う予定です。明日4/11が1回目の受粉予定となり、順調にいきましたら48〜50日目(五月末)が収穫日となります。■現在の状況クラリスにつきましては後半の勢いが強いと言われておりますが、当設備におきましても同様のようです。以下、先週金曜日と本日(4/10)午前中の様子になります。既に半分以上の子つるは摘心しており、茎・葉が急成長しております。葉の成長により、下部の日当たりに影響が出て参りました。誘引に関しましてはV字から√型に致しましたが、明日以降さらに日当たりを考慮した誘引方法に変更致したいと考えております。↓4/5の様子↓4/10の様子湿度に関しましては加湿器なしでも十分高い状態となりましたので、葉の成長により蒸散量が上昇しているようです。葉の成長自体も、CO2濃度を保ちながら気温を上げました為、酵素活性が向上し十分光合成が行われていると考えられます。(現在は除湿機にて80%以下[70~75%目標]としてございます]■養液の改善毎日葉の健康チェックを行なっておりますが、色合いから栄養不足が懸念されました。成長が後半に差し掛かり、より多くの養分が必要となっているようです。まずは4/6より各支柱上部のバルブを開き、養液の供給量を大幅に増やしました。養液の流れ自体は植物のストレスにもつながりますが、根の密度から流速の減衰が期待できますため、影響は軽微であると考えております。また、4/7より養液の濃度も150%に引き上げております。3日経過致しましたが、葉の色から改善が見られました。ただし、養液の濃度変更等に加えまして、雄花の開花の影響から養液のphダウン幅が大きくなっております。現在使用しております安定度の高い8号液肥でも12時間程度でph1以上のダウンとなります。そのため、4/8の午前より高いph安定度と養分バランスを向上させました9号液肥の試験に入っております。まだ試作ではございますが、ダウン幅は12時間で0.5まで抑えることができました。phアップ剤として水酸化カリウムではなくKH剤(ph/炭酸塩硬度アップ)などを用いますと安定化が図れるかと考えておりますが、なるべくph調整剤を使わないような比率を目指しまして、今週いっぱいをかけ9号液肥を完成させたいと存じます。↓9号液肥の試作3号皆様にはメロンのお届けが遅れましてご迷惑をおかけしており、誠に申し訳ございません。ようやく授粉が始まりまして、6月頭のお届けが予定日となります。美味しいメロンをお届けできるよう誠意杯努力して参りたいと存じます。恐縮ではございますが、今しばらくお時間を頂けましたら幸いです。


thumbnail

皆様、いつも温かい応援を賜りまして誠にありがとうございます。各株の子つるが伸びて参りまして、雄花の開花が始まりました。雌花の成長・開花はこれからになります。外気温も上昇してまいりましたので、今後室温も23から25℃程度に上げていくよう考えております。■室温の上昇外気温が高まりだし、室温もエアコン設定を超え日中23℃以上、夜18℃程度を維持しております。炭酸ガス濃度は平均1600ppm程度で維持しております為、成長速度が早まってまいりました。2日程度で葉の重なりが変わります為、古い本葉(親つる)を落とし子つるの葉へしっかりと光が当たるよう誘引をしております。また、新株も本葉が成長し、アザミウマのいない非常に良い環境で成長を見せております。(双葉の葉先は育苗時のLED出力を上げすぎた為、焼けてしまいました。問題なく成長しております。)■養液温度の上昇養液温度に関しましては室温に追従して上昇致しますが、先週から、朝の段階で事前に養液温度を上昇させておくこととしました。(根の成長促進→実の肥大化を期待)温泉から熱交換により作られる温水を、タンクへ加水して養液を調整しております。約50Lの養液温度を5℃上昇させるにもかなりのエネルギーを必要としますので、温泉熱を活用できるのは大きな利点であると考えております。↓熱交換器温水の設備を整えるまでは加水とヒーターにて養液温度を維持していきたいと考えております。(収穫前は夜間の養液温度を15℃程度まで下げるため、今後チラー導入など冷却が必要になるかもしれません)■授粉予定現在の成長具合から、あと10日程度で人工授粉に入れるかと存じます。人工授粉後は25℃の室温を24時間程度キープしまして成功率を上げていきたいと考えております。■試験栽培3/19より根っこヒータを取り付けております株の成長につきまして、光の当たり方が同じ対面の株と比較しますと若干成長が良いようです。3/21より根っこヒータ+株元ヒータを、第三節の子つるに取り付けたものは明らかに成長速度が早まっております。未装着:小つる第7節装着株:小つる第12節今後も引き続き観察を続け、実の糖度がアップするか確認をしていきたいと思います。皆様のお手元になるべく早く美味しいメロンをお届けできるよう、今後とも精一杯努力して参ります。何卒よろしくお願い致します。