みなさん、おはようございます!昨日も涼しい風が里山の農園を吹き抜ける、とても気持ちのいい1日でした。そのおかげで、連日の暑さでぐったりしていた娘たち(300羽の愛しい鶏たち)の「おてんばパワー」も、ようやく少し回復!あっという間にエサ箱を空っぽにしてくれる元気な姿を見た瞬間、「よく食べてくれた…!」と、とうちゃんは安堵で胸がいっぱいになりました。本当に、本当にうれしい!!!あと2日、いやあと3日。今のうちにしっかり食べて体力をつけてくれなければ……。いずれまた、あの息苦しいほどの猛暑がやってきます。私たちの農園でも気温が40℃を超え、彼女たちにとって生命の危険すら感じる過酷な日々になるかもしれません。全身を分厚い羽毛で覆われ、人間のように汗をかいて体温調節ができない娘たち。このわずかに涼しい期間に体力を回復できなければ、本当に命取りになってしまいます。「娘たちのためにやれることは、なんだってやる!」「大自然の猛威にだって、全力で抗ってみせる!」そう決意し、現在とうちゃんが急ピッチで進めているのが、「手作りミストシャワー大作戦 Part2」です。思い返せば、春先のこと。まだ冷たい風が吹く中、2キロ以上の道のりを泥まみれになりながらパイプを繋ぎ、深い里や森から必死に引いてきた「生命の水」。あの冷たくて澄んだ山の水が、今こそ娘たちの命を救うために本領を発揮する時です。私が子どもの頃、プラモデルを買っても組み立て図なんて見ずに、勘だけで突き進むような子どもでした。だから、図体ばかり大きくなった「とうちゃん」は、大人になっても相変わらずで。立派な組み立て説明書なんてなくたって、愛と気合いさえあればなんとかなるものです(笑)大量のアブに容赦なく追い回されながら、1メートルごとにパイプを切り、また繋いでいく地道な作業。不格好かもしれないけれど、娘たちのためならどんな苦労もいといません!一つ一つ組み上げて、ついに40メートル分のミスト配管が出来上がりました!これまでスプリンクラー用に設けていた配管を分岐させ、水圧が下がらないように軒先へ丁寧に敷設していきます。……が、そこにもまた容赦ないアブたちの猛攻が……(苦笑)そんなアブと格闘しながら、ふと過去の記憶が蘇っていました。荒れ果てた廃校に足を踏み入れ、いばらやツルが巻きついたジャングルをかき分けて進んだ、あの泥臭い開拓時代のこと。何もないゼロの場所から、一つ一つ手探りで、数え切れないほどの失敗を繰り返しながら作り上げてきた日々。あの途方もない時間があったからこそ、「どんな困難も、絶対になんとかなる」と信じ抜くことができる自分がいます。微調整を終え……じゃーん!ついに、完成です!!祈るような気持ちでバルブをひねると、シューッ!という心地よい音とともに、山の冷水が鶏舎の周りに真っ白な霧となって降り注ぎました。今回導入したのは、「触れても濡れないほど細かいミスト」です。粒がとても細かいので空中で完全に蒸発しやすく、周囲の温度を確実に3℃〜7℃下げることが可能になります。実は、気温が高い(30℃〜35℃以上の猛暑日など)ほど、空気はより多くの水分を含むことができます。つまり、気温が上がれば上がるほど、ミストが勢いよく蒸発し、一気に熱を奪ってくれるのです!水が蒸発するときに周りの熱を奪う「気化熱」の働きによる、自然のクーラー。たかが数℃。でも、生命を繋ぐ「されど数℃」なのです。ミストのベールがフワッと広がり、すーっと涼しい風が通り抜けた瞬間。そこに大自然の風が吹き寄せると、気化熱の効果が増して体感気温はさらにぐっと下がります。ふと鶏舎内の温度計を見てみると……なんと【27℃】!それまで暑そうにしていた娘たちが、まるで魔法にかかったように気持ちよさそうに目を閉じ、静かに羽を休める姿が見えました。その穏やかな光景を見た途端、これまでの泥まみれの作業の疲れなんて、一瞬で吹き飛んでしまいました。もし、これからさらに苛烈な暑さが襲ってきた場合は、スプリンクラーも全力で併用して徹底抗戦します。冬の乾燥時期や鳥インフルエンザの蔓延期だって、このミストでウィルスを撃退できそうです。大自然の圧倒的な脅威の前では、人間はちっぽけで逆らえないかもしれません。でも、愛する娘たちのためなら、とうちゃんは盾になって、何度でも全力で守り抜きます!連日厳しい暑さが続きます。みなさんもどうかご自身の命を守る行動を最優先に、こまめな水分補給と十分な休息をとってくださいね。それではみなさん、今日もよい一日をお過ごしください!#しゅりの森自然農園 #開拓日記 #猛暑対策 #ミストシャワー #DIY #森林放し飼い養鶏 #林間放牧 #生産者 #生命の水 #気化熱 #高知県 #三原村 #鶏との暮らし



