嵐の夜を越えてみなさん、おはようございます!猛威を振るった台風6号が通り過ぎて、ようやく雨がやみました。今すぐにでも駆けつけたいのですが、外からはゴーゴーと激しい川の流れが聞こえるだけで、まだ手探りするほどの漆黒の闇に包まれています。「みんな、無事でいてくれ…」ただただ祈るばかりで、どうなっているか本当に心配でなりません!昨日は、朝いちばんに愛しい子どもたちにごはんをあげた後、何度も何度も、農園内をパトロールして回りました。水が滞りそうな箇所を見つけては、急遽つるはしで溝を切って、水を逃がす作業の連続。午前中はまだ穏やかな空模様でしたが、台風の接近とともに雨脚は激しさを増し、夕方、辺りが暗くなる頃には、暴風雨でまともに目も開けられない状況に。「これ以上は危ない」そう本能で命の危険を感じた私は、後ろ髪を引かれる思いで撤収を決断せざるを得ませんでした。「あと少しの辛抱だからね。どうかガンバレ!」雨風に耐える子どもたちにそう声をかけるのが、精一杯でした。真夜中、窓を叩きつける激しい雨音を聞きながら、残してきた子どもたちのこと、農園の状況が心配で心配で・・・嵐の夜はいつも、自分の無力感に打ちひしがれてしまいます。どんなに愛情を注いで備えをしても、大自然という計り知れない力には、結局のところ敵わない。何度経験しても、生産者としてその事実を痛感させられます。私たち人間は、時に「自然をコントロールできる」と勘違いしてしまいますが、決してそうではないんですよね。圧倒的な大自然の力の前に謙虚になり、そこにあるたくさんの生命たちと、どう「共存・共生」していくのか。それこそが、この森で命を育む私たちが、本当に向き合い、目指していくべき姿なのだと改めて教えられています。夜が明けたら、すぐに農園へ向かいます。どうか、被害が最小限でありますように!!そして、現在台風が通過中の地域のみなさんのご無事と安全を、心から祈っております。どうか決してご無理をなさらず、命を守る行動を最優先になさってくださいね。私たちも、この試練を乗り越えて前を向きます。今日も一日、ともに頑張りましょう!





