予約待ち6カ月の卵「しゅりたま」をもう一度 森の中に放し飼い養鶏場を作ります!

人気の最中、野生動物たちによって鶏さんたちが被害を受け廃業に。あれから5年、「しゅりたま」完全復活に向けて動きはじめました。今度は、「森の中に放し飼い養鶏場」をつくります。食の安全が求められている今こそ!本当に安心できるたまごを子どもたちに届けるため、新たなチャレンジに挑戦します。

現在の支援総額

1,982,500

198%

目標金額は1,000,000円

支援者数

171

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2024/03/02に募集を開始し、 171人の支援により 1,982,500円の資金を集め、 2024/04/30に募集を終了しました

予約待ち6カ月の卵「しゅりたま」をもう一度 森の中に放し飼い養鶏場を作ります!

現在の支援総額

1,982,500

198%達成

終了

目標金額1,000,000

支援者数171

このプロジェクトは、2024/03/02に募集を開始し、 171人の支援により 1,982,500円の資金を集め、 2024/04/30に募集を終了しました

人気の最中、野生動物たちによって鶏さんたちが被害を受け廃業に。あれから5年、「しゅりたま」完全復活に向けて動きはじめました。今度は、「森の中に放し飼い養鶏場」をつくります。食の安全が求められている今こそ!本当に安心できるたまごを子どもたちに届けるため、新たなチャレンジに挑戦します。

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みなさん、おはようございます。いよいよ、容赦のない本格的な夏の到来ですね。うちの子どもたちにとっては、これが「初めての夏」。この過酷な暑さを、どうやってやり過ごし、元気に生き抜いてもらうか。それが「とうちゃん」である私の、今一番の大仕事です。まずは気合いを入れて、早朝1時に起床。静まり返った部屋で、今日の天気予報とにらめっこします。う~ん……と思わず息をのみました。今日は朝の8時ですでに31℃。11時には35℃を超え、一番過酷な12時からの2時間は、なんと36℃……!しかも、夕方の19時になっても30℃を下回らない予報です。こりゃあ、今日は厳しい1日になるぞ。子どもたちのごはんは、急遽「夏用スペシャルメニュー」に変更しなきゃ!ということで、子どもたちの専属管理栄養士である、とうちゃんの腕の見せ所。真剣に栄養計算を行います。正直なところ、私は計算や机に向かう作業はめっぽう苦手です。ツルハシを振るったり、現場で泥だらけになって汗を流す方がずっと性に合っているのですが……今日ばかりは、そうも言っていられません。地元のお米に、土佐清水の魚粉、そしてお豆腐屋さんのおから。この近隣で揃えた大切な恵みを、どう配合すれば、猛暑で奪われる体力をカバーできるか?生命をつなぐための、「真剣勝負」です。お昼間のピークタイムは、人間と同じで暑さでバテてしまい、きっとごはんが喉を通らなくなるのは目に見えています。だから作戦変更。夜明けの30分前、まだ少しでも涼しい空気が残る4時半に、計算し尽くした朝ごはんをしっかり食べてもらおう。ここでしっかり食べておかないと、絶対に夏バテしてしまうからな。小さな体でこの異常な暑さを乗り切るためには、朝の涼しいうちのエネルギーチャージが何よりの命綱。気温が34℃まで跳ね上がる10時までには、とっておきのデザートをたっぷり準備して。もちろん、ひんやり冷たいお水をいつでもたっぷり飲めるように今日は絶対に、口を開けて「ハァハァ」と苦しそうに呼吸するはずです。実は、子どもたちには人間のような汗腺がないため、汗をかいて体温調節をすることができません。羽毛に包まれた体に熱がこもると、口を開けて必死に呼吸し始めます。それは、決して見逃してはいけない「生命の危機サイン」。一歩間違えれば、生命に関わる危険な状態なのです!そんなサインを出させてしまう前に、水分がぎゅっと詰まった「大きくなりすぎた特大きゅうり」をたっぷりあげよう。美味しく食べて、少しでも体の熱を内側から冷ましてもらわなきゃ。そうそう、ゴーヤもあったな。ビタミンCが豊富だから、夏バテ防止には最強のアイテムです。人間の都合ではなく、あえて手間をかける。それが、1日の間に子どもたちの顔を見る回数を増やすということだから。小さな異変があれば、すぐに手を差し伸べられるように。子どもたちの初めての夏、とうちゃんは持てる知恵と工夫のすべてを使って、全力で守り抜きます。みなさんも、そしてみなさんの大切なご家族も、どうか熱中症には十分気をつけてお過ごしくださいね。今日も一日、一緒に元気に乗り切っていきましょう。それでは、気合を入れて行ってきます!今日はスミマセン・・・時間が足りないので、写真はあとで。


みなさん、おはようございます!いま私は、毎日泥だらけになりながらも、鶏たち――愛おしい“子どもたち”にとって「ベストは何か?」そればかりを考えています。うちの子たちも165日齢を迎え、産卵率も72%まで上がってきました。私にもすっかり馴れてくれて、頭や肩にバサッと甘えるように飛び乗ってくれるんです。その確かな温もりと、命のずっしりとした重み。毎日たくさんの幸せをもらっています。ただ、現場でじっくりと向き合っているからこそ、見えてきた課題もあります。それは「卵黄のわずかな色味の個体差(現在4.7%)」や、産卵時間帯の集中(ラッシュアワー)による「卵の割れ・汚れ」です。これらをクリアし、さらなる品質向上を目指すため、今回、思い切った管理の見直しを行うことにしました。テーマは、「人間の都合ではなく、あえて手間をかける」。1日の間に、子どもたちの顔を見る回数を増やすということです。思い返せば、2002年に以前の農場を立ち上げたときは、500羽からのスタートでした。当時は、鶏さんたちとの距離がとても近く、一羽一羽の顔が見えていました。けれど、少しずつ羽数が増えるにつれ、いつの間にか「作業効率」ばかりを重視するようになっていきました。7000羽を飼育する規模になる頃には、数字だけを追い求めるようになり、現場の鶏たちとの距離がどんどん離れてしまったのです。効率を求め、生命ではなく「数字」にとらわれていたあの頃。「いかに手間を省き、いかに多く産ませるか」という人間の都合ばかりを押し付けてしまっていました。現場の鶏たちとの距離が遠のいた結果、野生動物の気配さえ見逃してしまい……大切な農場を失うという、身を切られるような痛みを経験しました。すべてを失ってしまった経験からの、痛烈な反省。あの時の絶望と後悔は、今でも胸の奥に、真っ黒な火傷のように焼き付いています。農場を失ってからの7年間。泥まみれになってツルハシを振り下ろし、山を開拓してきた日々。生命を守れなかった過去の自分に向けた、ずっとずっと消えることのない「贖罪」でもありました。生命に報いるために、私はもう二度とごまかさない。妥協しない。生命に触れ、その温もりと声なき声に必死で耳を澄ませること。生命に対する畏敬の念。森の先人たちがそうしてきたように、私も自然の理(ことわり)に従おうと決めました。それこそが、以前の私に決定的に足りなかった「本質」だったのです。だからこそ、私はもう絶対に忘れません。子どもたちは、けっして「たまごを産む機械」ではありません。毎日を全力で生き、その生命(いのち)を力強く輝かせている、愛おしい生き物です。うれしい時は楽しそうに走り回り、気持ちのいい時は羽をいっぱいに広げて森の土を浴びる。彼女たちが生命を存分に輝かせ、健やかに生きてくれた結果として分けてもらうのが、たまごという「生命のおすそ分け」なのです。だからこそ、私はただの経営者ではなく、「生命を育む」生産者として、この「しゅりの森自然農園」を再出発しました。以前の鶏さんたちは、よく言えば放任主義でした。それに比べると、いまの子どもたちは、ずいぶん「過保護」かもしれません。それでもいい。私はこれくらいでちょうどいいのだと思っています。人間の都合で動くのではなく、子どもたちのもっとも近くで、その声なき声に耳を澄まし続けると決めました。だからこそ、これからの酷暑を見据えた給餌も、以前のような「効率重視」のやり方をきっぱりと手放します。あえて手間のかかる、あらたなサイクルへと移行します。◆朝のごはん(日の出の10分前に)最も食欲があり、涼しい時間帯に、メインのエネルギーと栄養をしっかり摂取させます。今日の三原村の日の出は、5時8分。つまり、4時58分に朝ごはんの時間です。鶏たちがエサに夢中になっているその隙に1回目の集卵を行うことで、産卵箱を常に清潔に保ち、集卵のストレス解消と、卵の割れや汚れを未然に防ぎます。◆午後のおやつ&デザート(14時)午後14時に2回目の給餌を行います。ここでは「季節の葉っぱ」という小さなデザートを添えて。森の恵みであるこのおやつが、鶏たちの暑さのストレスを和らげ、お腹の調子を優しく整えてくれます。そしてこのタイミングで2回目の集卵を行い、いつでも新鮮で綺麗な状態を守り抜きます。この「朝のごはん」と「午後のおやつ&デザート」の自然なルーティンを徹底することで、群全体の栄養摂取が均一になり、卵黄の個体差も、かならず解消されていきます。子どもたちが、いつでもストレスフリーで、健やかに過ごせる環境をつくること。そのためならば、非効率で、手がかかって、私が泥だらけになったってかまわない。いいと思ったことはすべてやる!今までの経験なんか、切り捨てたっていい。私がこの両手で、彼女たちの輝く生命を守り抜きます。それが、ひとくち食べた瞬間に違いがわかる、生命力に満ちあふれた「最高品質のたまご」をお届けすることに直結すると信じています。これからも、子どもたちの健やかな生きる姿を、そして「しゅりの森自然農園」が歩むこの不器用な道を、どうか温かく見守っていただければ幸いです!応援、よろしくお願いいたします!しゅりの森自然農園生産者 藤田 守


みなさん、おはようございます!気象庁から、九州北部、中国、近畿地方の梅雨明けが発表されましたね。平年より11日も早い梅雨明け。各地で急激に気温が上昇し、息苦しいほどの猛暑日を記録するなど、いよいよ本格的で過酷な夏のはじまりです。農園では今、突然水が止まってしまうなど、大自然相手ゆえのトラブルに次々と見舞われています。それでも立ち止まっている暇はなく泥だらけになりながら、一つひとつ問題をクリアし、なんとか前に進み続ける毎日です。たまごの品質改善が日々着実に進んでいる中・・・この本格的な猛暑を迎える前に、私にはどうしてもやっておかなければならないことがありました。それは、水源の深い山へ入り、山の神さまと先人たちにお会いすること。これまでも、奇跡的に水のありかを探し当てたときや、あの心が折れそうになった2kmにも及ぶ配管工事の際……山の神さまと先人の方々には、本当に数え切れないほど助けられ、見守っていただきました。だからこそ今回も、すがるような思いで山へ向かったのです。「どうか、うちの子どもたちをお守りください」そんな切実な祈りを胸に抱きながら・・・。理由はただ一つ。これから迎える殺人的な暑さの中で、「もし水源の水が止まってしまったら……」という恐怖で、居ても立っても居られなかったからです。ましてや、このあいだの大雨と台風。水源にどれだけの土砂が入り込んでいるか、想像するだけで胸が締め付けられるほど不安でした。一度出荷が始まってしまえば、半日は作業に追われその後は近隣へ飼料の原材料を集めに走るなど、農園を留守にする時間がどうしても増えてしまいます。私の体は、一つしかありません。日々の品質改善や出荷に向けた準備で、ただでさえギリギリの状況です。けれど、私にとってはいつだって「子どもたちの生命が最優先」なのです。出荷を心待ちにしてくださっているみなさん、本当にスミマセン。どうか、この不器用な親心をご理解いただければ幸いです……。私が留守の間も、うちの可愛い子どもたちが安心して過ごせるように。冷たくておいしい「鎮守の雫」を、いつでもたっぷり飲ませてあげられるように。過酷な夏が牙をむく前に、どうしても水源の不安だけは取り除いておきたかったのです。まずはいつものように、アイサイ橋のたもとで山の神さまと先人のみなさんに静かに手を合わせ、ごあいさつをしてから山へ入りました。そして水源に到着するや否や……思わず、深~いため息がこぼれました。でも同時に、「あぁ、今日ここへ来て本当によかった!!」と、心底安堵したのです。もの凄い量の土砂取水槽はもちろん、「六根清浄の湧水」「奇跡の湧水」、そして「鎮守の雫」に至るまで。ありとあらゆる場所に、想像を絶するようなものすごい量の土砂が溜まっていました。それを見た瞬間、ハッと悟りました。かつての先人たちは、大雨が降るたびにこうして険しい山へ入り、泥まみれになりながら、幾度となくメンテナンスを繰り返してこられたのだと。そうやって、この珠玉のように美しい水源を、何世代にもわたって命懸けで守り抜いてきてくださったのだと。ざっと計算して、1か所あたり1トン以上の土砂を撤去する大作業。総量にして、なんと4トン……!「たった一人で、それは大変だったでしょう?」と思われるかもしれません。でも、実はそうでもなかったのです(開拓者からすれば、ですが!笑)。なぜなら、山が豊かに蓄えてくれたもの凄い量の水が、私に力を貸してくれたから。その圧倒的な水の勢いに乗せることで、驚くほどスムーズに重い土砂を押し流すことができたのです。ここでもまた、目に見えない大きな力に背中を押されているような、不思議で温かい感覚に包まれました。そのおかげで今、今までに記録したことがないほどの、豊かで透き通った美しい水が農園へと注ぎ込んでいます!これでこの夏も、子どもたちの「生命」を潤すおいしい「生命の水」を、たっぷり飲ませてあげられます。山の神さま、そしてこの尊い水源を現代まで紡いできてくれた先人の方々に、今はただただ、深い感謝の気持ちでいっぱいです。これからさらに厳しい暑さが続きますが、みなさんもどうかお体に気をつけてお過ごしくださいね。私も、この豊かな水とともに、力強く元気に夏を乗り切ります!初出荷まで、あともう少し。どうか温かく見守り、楽しみにお待ちいただけると嬉しいです!それではみなさん、今日もよい一日をお過ごしください。


みなさん、おはようございます!毎日、断水などの思わぬアクシデントへの対応や、初出荷に向けての更なる品質向上を目指して、バタバタと駆け回る日々が続いています。でも、「これだけは絶対に欠かせない!」という大切な日課があります。それは「卵の品質検査」。現在の状況を包み隠さず正直にご報告すると……卵黄のばらつきは、現在「5.5%」という数値になっています。パッと見てびっくりするような色の違いはなくなってきたものの、私としては、まだ少しのばらつきが残っていると感じています。毎日少しずつ、確実によくなってはいますが、「初出荷」の時までには、これを「3%以下」にしたい。そして私の最終目標は、「1%以下」という極めて高い精度まで持っていくことです。まだまだ改善の余地はあります。でも、こればかりは焦っても仕方がありません。子どもたち(鶏たち)の成長に合わせて、「時間」がしっかりと解決してくれると信じて、じっくり向き合っています。さて、今日みなさんに一番お伝えしたかったのは、この過程で起きた「うれしい誤算」についてなんです!!子どもたちの健康を第一に考え、毎日ごはんに改良や微調整をくわえる日々……。実は最近、ごはんの中に「醤油粕」を使った「新発酵飼料」を取り入れました。すると、なんと!卵黄の色が、ハッとするほど鮮やかで美しくなったんです!これを聞くと、「へえ、醤油粕の茶色が黄身に色移りしたの?」と思われるかもしれませんね。実は私もそう思いました(笑)詳しく調べてみますと・・・ここには、とても面白くて自然なメカニズムが働いていました。理由は大きく3つあります。理由その1:お腹の調子が絶好調に!醤油粕に含まれる乳酸菌や酵母のおかげで、子どもたちの腸内環境がバッチリ整いました!その結果、主食のごはんやサラダなどに含まれる「大自然の色素」を、今まで以上にぐんぐん吸収できるようになったんです。理由その2:大豆の「良質な油」が運んでくれる!卵黄の色素は、油に溶けやすい性質を持っています。醤油粕に残っている大豆由来の良質な油分が、ごはんの色素をしっかり溶かし出し、スムーズに黄身へと届けてくれました。理由その3:お醤油ならではの「深み」成分お醤油のあの美味しそうな深い色(熟成成分)がほんのり移行することで、黄身の黄色に、なんとも言えない深みやオレンジ色に近い赤みが加わったんです。よくスーパーなどで「黄身の色が濃い=栄養価が高い」と思われがちですが、科学的には、色の濃さと基本的な栄養価はまったく関係ありません。「えっ、そうだったの!?」と驚かれた方もいるかもしれませんね。でも!!今回のこの色鮮やかな卵黄は、ただ色が濃いだけではないんです。「子どもたちの腸内環境が整い、元気に健康に育っている証(バロメーター)」なのです。その一番の証拠に……毎日子どもたちを抱っこして匂いを嗅いでみるのですが、「お布団を干した時の、あのホッとするようないい匂い」がするんです!腸内環境が本当に健康だからこそ、嫌な匂いがまったくしません。まさに、子どもたちファースト!!うちの“はちきん娘”たちが、スーパーサイヤ人ならぬ、「スーパーはちきん娘」へと進化した瞬間かもしれません(笑)健康な腸でしっかり栄養を吸収してくれた「結果」としてのこの美しい色。卵黄の色は、たまたま付いただけにすぎません。でも、それ以上に驚き、嬉しかったのが「味の変化」です!醤油粕に含まれる「うまみ成分」が、たまごの味にしっかりと乗ってきました。さらに、ごはんのベースとして使っている「土佐清水の宗田鰹」のうまみと合わさって、見事な「ダブルのうまみ」が実現したんです!う~ん、これこそが私がずっと求め続けていたもの。健康な「スーパーはちきん娘」が産んでくれるたまごは、とうぜんながら「医食同源」。これぞまさしく、「わが子(私の娘)に安心して食べさせたいもの」です。そんなたまごを、応援してくださるみなさんにお届けできる日が近づいている!まさに生産者冥利に尽きるというものです。目標とする最高の品質まで、あともう少し。子どもたちと一緒に着実に、丁寧に歩んでいきますので、どうか引き続きの応援を、よろしくお願いいたします!今日も一日、頑張ってきます!


みなさんおはようございます!先日、四万十市の保健所へ「鶏卵販売業」の届け出申請に行ってきました。いよいよ,卵をお届けするための大切な一歩を踏み出し、晴れやかな気持ちで農園に帰ってきたのですが……。なんと、農園の要である水が、ふたたび止まろうとしていたのです。水場を確認すると、溢れんばかりに水が出ています。しかし・・・鶏舎に行ってみると・・・今にも水が止まろうとしていました!!!農園での毎日は、本当にトライ&エラーの繰り返しです。生命線とも言える「鶏舎の水」が止まるトラブルついこの間、「ろ過器にゴミが溜まって詰まったのだろう」と想定し、高圧洗浄機を引っ張り出して徹底的に掃除をしたばかりでした。綺麗になったからこれで安心!……と思ったのも束の間。やはり、突然ピタッと止まってしまうというハプニングが起きてしまったのです。今はまだ梅雨時で気温もそこまで高くないから良いものの、これが猛暑の真夏に起きたら、子どもたち(鶏)にとってはまさに「死活問題」です。今回のように、私が農園を留守にしているときに水が止まってしまったら……。そう想像するだけで、本当にゾッとしました。言葉を持たないこの子どもたちの生命を守ってやれるのは、私しかいません。「これは表面的な汚れなんかじゃない。絶対に「根本的な問題を解決しなければ」と、必死で原因を探りました。水場の水が勢いよく出ているということは、水源からの配管は問題なし。貯水沈殿タンクも問題なし。つまり原因は、ろ過タンクの取水口から、鶏舎へと続く配管にあるとしか考えられません!水源である「鎮守の雫」から農園までに及ぶ2㎞の配管。これまでもGPSを用いて、正確な高低差を測りながら慎重にパイプを繋いできました。このルートももちろん計算し、良かれと思って山の「いにしえの道」に沿って這わせたつもりだったのですが……。どうやら大自然を相手にする現場では、デジタルの数値だけでは測りきれないものがあったようです。データ上で高低差をつけても、実質的な水圧を生み出すには足りず、水が途中で力尽きてしまっていたのでした。GPSの数値に頼るあまり、大切なことを見落としていました。大自然の中では、何よりもまず、とにかく現場を「観察」すること。木の生え方や、わずかな地形の起伏。その土地の自然が語りかけてくるサインから、本来の「水の流れ」を想像し、大自然の理に沿わせなければいけないのだと痛感しました。そこで、自らの目でしっかりと山を観察し、少しでも確実な高低差をつけるため、ツルハシを片手に鶏舎までの配管をゼロからやり直す決意をしました!以前這わせた「いにしえの道」は、障害物が少なく、作業自体はとても引きやすいルートでした。しかし、今回しっかりと自然の地形を読み解き、水が生き生きと流れる高低差を出そうとすると、新しいルートは完全な「道なき道」。行く手を阻む木々や切り株を避け、生い茂る草をかき分けながらの過酷な区間を這わせる必要がありました。泥だらけになりながらの作業でしたが、待っている子どもたちの顔を思い浮かべながら夢中で手を動かし続け……。辺りが薄暗くなるころ。なんとか無事に新しい配管を完了させることが出来ました!勢いよく水が流れるのを見て、ようやくホッと一息。ふと見ると、子どもたちが水を求めて、必死に飲んでいます・・・「ごめんな・・・」思わず、声がこぼれました。待たせてしまった申し訳なさと、力強く生命の水を飲む姿への安堵。胸がギュッと締め付けられる思いでした。これまでの長い長い開拓生活。いつだって、どんな時だって、一度でうまくいったことなんて滅多にありません(苦笑)失敗から学び、学びから改良を行い、そしてうまくいく。きっと今回もそうです。とはいえ油断は禁物なので、本当にこれで止まらないか、しばらくはしっかり様子を見守り、改良を重ねたいと思います。これからも子どもたちが元気で快適に過ごせるようにしっかり気を配り、一人の生産者・開拓者として出来ることは全部やっていきます!それではみなさん、今日もよい一日をお過ごしください。


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