
みなさん おはようございます。5年前に開拓した場所です。笹や竹を切ると細い笹か竹か?区別のつかないものが生えてきます。これを放置しておくとまた翌年、大きなタケノコが出てきます。この場所も、高齢過疎化が進み管理放棄された、元は畑でしたが笹や竹が徐々に拡大していきました。竹の樹高は15mにも達し、竹の侵入によって森林の樹木は徐々に被圧されていきます。竹より低い樹木が枯死するだけでなく、周囲を囲まれた樹木も葉量が減少し、生長阻害を起こすことで樹木が被圧・枯死し笹や竹のやぶへと変わっていったのです。5年前に開拓を始めた頃ここは鬱蒼とした笹と竹のやぶでした。伐採時期にかかわらず、ササ状の細い小竹が発生するため、根絶するまで継続的な刈払いが必要になります。伐採1年目には、1,000本/a以上除去しましたが、2年目も同じくらい除去しました。3年目・4年目になると再生する竹は年々細くなり、少しずつ、作業は楽になっていきました。5年目の今年ようやく残り僅かになりました!草刈り機で切るだけなので楽な作業になりました。どうやら、完全に駆除するまでには、5年以上継続する必要があるようです。「継続は力なり」ですね!