みなさん、おはようございます!昨日は、近隣の大月町にある「大月町備長炭生産組合」さんへ足を運んできました。https://www.otsuki-binchotan.com/東京から最も遠いエリアといわれる、高知県の幡多地域。大月町は、足摺宇和海国立公園に指定された、手付かずの美しい風景が広がる美しい地域。https://otsuki-kanko.jp/実は高知県内で最も多い、良質な備長炭の原木「ウバメガシ」の群生地でもあり、古くから炭焼きが盛んに行われてきました。ここで育ったウバメガシは、熟練の職人さんの手によって、最高級の「土佐備長炭」へと生まれ変わります。今回、私たちがこの素晴らしい場所を訪れることができたのには、ある温かいご縁がありました。「しゅりたま復活実行委員会」のメンバーとして、農園の復活にいつも力強いサポートをしてくださっている、(株)こうち暮らしの楽校の松田社長です。大月町出身の松田社長が、「地域の宝を活かした飼料を鶏さんたちに食べさせたい!」という私の熱い想いを汲み取り、事前に丁寧にお話を通しておいてくださったのです。そのおかげで、組合事務局長の中田さんと繋がることができました。実は以前の農場時代、鶏さんたちのごはんに使う炭は、土佐清水の細川さんが焼く備長炭を使用させていただいていました。しかし、残念ながら廃業されてしまい、それ以来はわざわざ宮崎県からお取り寄せをしていました。今回の「しゅりの森自然農園」で私が目指している大きな目標。それは、飼料の原材料をすべて【四万十川半径100キロ以内】で揃えること!地域の豊かな資源と循環の中で、かけがえのない生命を育んでいきたい——。その強い想いがあったからこそ、地元・大月町で素晴らしい備長炭を作られている方々との出会いは、本当に胸が熱くなるほどの喜びでした。そして、本当にありがたいことに、商品として切りそろえる際に出る「粉」や「かけら」を、特別に分けていただけることになったのです。「しゅりの森自然農園」では、これまでも山の水源から引いた大切なお水を磨き上げるために、備長炭を欠かさず使ってきました。ゆっくりと時間をかけてろ過することで、本当にまろやかで透き通った、優しいお水になります。でも今回は、このいただいた備長炭を「鶏さんの飼料用」として活かすという、私にとっても初めての挑戦をします!「えっ、どうして鶏のごはんに炭を?」と不思議に思われるかもしれませんよね。備長炭の表面には、目には見えないミクロの穴が無数に空いています。実はこの無数の穴が、発酵に欠かせない「良い菌たちのおうち」になってくれるのです。今、梶原食品さんに分けていただいた「おから」を発酵させて、手間暇をかけた手作りの鶏さんごはんを作っています。その発酵過程で備長炭のかけらを合わせると、無数の穴に良い菌たちがしっかりと住み着き、元気に活動してくれます。さらに、余分な水分が程よく調整され、不純物や匂いの元まで吸着してくれるというすごいパワーが!おかげで、これまで以上にふかふかで栄養満点の、美味しいごはんが出来上がるのです。ピュアなお水と、愛情をたっぷり込めたふかふかの発酵ごはん。それを食べた鶏さんたちは、備長炭から溶け出す自然のミネラルも一緒に吸収して、腸内環境がより良く、自然に整っていきます。人間と同じで、お腹の中から健康になれば、病気にも負けず、毎日生き生きと元気に走り回ってくれます。生産者として、命が健やかに育つ姿を見られることほど、幸せで嬉しいことはありません!大月町の豊かな森が育んだウバメガシ。そして、松田社長が繋いでくださった人の温かいご縁。命に真摯に向き合う私たちの活動に、地域の皆さまが力を貸してくださり、想いが少しずつ形になっていくことに、ただただ感謝の気持ちでいっぱいです。さあ、いよいよ明日!農園に300羽の鶏さんたちがやってきます!!この大切なバトンをしっかりと受け取り、鶏さんたちにとって一番自然に近く、健やかに過ごせる環境を、これからも全力で作っていきます。さあて、今日も元気に汗を流してきます!みなさんも、笑顔あふれる素敵な一日をお過ごしくださいね。




