軽井沢胡椒・――フレンチバスク発、新たな軽井沢ブランドの誕生!

フレンチバスクのピマン・デスペレットと呼ばれる唐辛子を、軽井沢の耕作放棄地を活用して栽培し、商品化します。この製品を、「軽井沢胡椒(Piment de Karuizawa ピマン・ド・カルイザワ)」(ロゴは軽井澤胡椒)と名付け、2025年9月以降に販売いたします。

現在の支援総額

201,500

40%

目標金額は500,000円

支援者数

37

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2025/02/20に募集を開始し、 37人の支援により 201,500円の資金を集め、 2025/03/30に募集を終了しました

軽井沢胡椒・――フレンチバスク発、新たな軽井沢ブランドの誕生!

現在の支援総額

201,500

40%達成

終了

目標金額500,000

支援者数37

このプロジェクトは、2025/02/20に募集を開始し、 37人の支援により 201,500円の資金を集め、 2025/03/30に募集を終了しました

フレンチバスクのピマン・デスペレットと呼ばれる唐辛子を、軽井沢の耕作放棄地を活用して栽培し、商品化します。この製品を、「軽井沢胡椒(Piment de Karuizawa ピマン・ド・カルイザワ)」(ロゴは軽井澤胡椒)と名付け、2025年9月以降に販売いたします。

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皆さんにお届けする「軽井沢胡椒」は、どんな姿をしていると思いますか?細長いものもあれば、円錐形のものもあります。皮が厚いものもあれば、その逆もあり。実は、バスク地方には「理想の形」とされるピマン・デスペレットがあります。文献や動画、SNSなどで調べ、私もその理想像を理解しているつもりです。けれど実際に育てて、食べ比べてみると、新しい発見がたくさんあります。ずんぐりとした形の実は「甘みが強いのかな」と思ったりもしますが、それも2年後には違う考えになっているかもしれません。写真にある緑の実は、まだ成長途中ですがすでに10cmを超えています。皆さんにお届けするのは「旬の物」か、それとも「新物」か。一番新しいものは、今日乾燥15日目に達しました。


今年の大きな課題のひとつは、ピマンデスペレットの乾燥方法。ビニールハウス業者やプレハブ業者、トップ企業にも相談しましたが、納得できる答えは得られませんでした。最大の壁は「温度と湿度」の管理。どうしても50度程度まで上がってしまうのです。温度は、フランスおよびEUの基準では自然由来以外は認められていません。(エアコンは駄目)そこで、私たちは思い切って自宅の和室(8畳)の畳をフローリングに変え乾燥室へと改装。工具を握り、床に向き合い続けた3日間。インパクトドライバーを打ちすぎて、今も手がしびれています。明日から妻は実家に帰りますが、この3日間、朝から晩まで一緒に作業してくれました。心からの「ありがとう」をここに記します。この部屋で、今年のピマンデスペレットが、最高の仕上がりになることを願っています。


新しく農業を始めた私たちは、日々さまざまな試行錯誤を重ねています。失敗もあれば、思いがけない成功も。畑は、いろんなことを教えてくれる場所です。この春、約2000本の苗を植え付けました。しかし、辛さの出ない幼苗期の唐辛子には、鹿がやってきます。食害や、弱い苗の初期淘汰、さらに味の選別(辛すぎる個体の排除)などを経て、現在では3割ほど数が減っています。見た目には“穴のあいた”畑に映るかもしれません。けれど、この欠けた部分こそが「選び抜いた証」だと、私たちは考えています。目指すのは、ただ辛いだけではなく、程よい刺激とフルーティな香りを持つ唐辛子です。整枝を終え、雑草を刈り取り、いよいよ支柱の作業へ。今回は、フランス・バスク地方の農法を参考にして、木杭とネットを使った支柱づくりに挑戦しました。今日が二日目。機械で穴を開け、木杭を打ち込み、ネットを張る作業は、1時間半ほどで完了。汗ばむこともなく、穏やかで充実した時間でした。おそらく、これほどの規模でこの方法を採用している唐辛子やピーマン農家は、日本にはあまりないのではないでしょうか。明日も、明後日も、この作業は続きます。今朝は思い通りに終えることができ、久しぶりに大きな満足感に包まれました。


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