こんにちは!絵本プロジェクトの やまぎしみゆき(文章担当)です。いつもご支援ありがとうございます!さて、今日は制作秘話シリーズ、その4。前回は「やまぎしが死ぬ気で初稿を完成させた話」でした。いよいよ絵本を作っていくぞ!と気分がアガるも、さて絵を誰に書いてもらうのか。かとさんが言いました。「誰かに頼む前にまず身内じゃない?三泗支部内でもう一度、絵本プロジェクトを周知してもらって、一緒にやってくれる人を探そうよ」と。当時の支部長さんからのお知らせメールで、すでに絵本プロジェクトの取り組みについては流していたので、「まあ駄目元で」くらいのノリで、当時の支部長さんに「絵を描いてくれる人を大募集します」とメールを流してもらいました。この時の私は正直、「今さら名乗り出る人なんて、おらんやろ」と思っていました。ところがです。なんと次の日、すぐにリアクションがあったのです!それも、以前から三泗支部で知っていた、しかも芸術系の大学を出てデザイン会社に勤めていた異色の経歴を持つ社会福祉士さん。それが、「タナカさんとボクのくつ」の絵を担当してくれた、さくらいけいこさんでした。6月12日。かとさん、おかさん、やまぎしはさくらいさんを訪ねました。初めての4人での顔合わせです。私は、「もう大丈夫だ」と大船に乗った気分で、意気揚々と顔合わせ会場に向かったのを覚えています。さくらいさんが絵を描いてくれるなら、もう絵本はできたも同然でしょ?と。そんな私たちに、さくらいさんは、きっぱりと言い放ったのです。「私は、絵を描かないよ。その代わり、みんなで描こうよ、そのほうが絶対にいいものができるし、なにより楽しいよ!」えーーーーーーーー!! (絵だけに…ボソッ)思ってた展開と違う!さくらいさんは、絵本作りに必要なのは、絵と、文章と、デザインだと教えてくれました。私はなんとなく、絵を描いて、白い部分に文章を入れたらいいのかと安直に思っていたのですが、そうではない、と。デザイナーさんの手が入るのと入らないのと、全然違うから絶対にデザイナーさんは必要!と熱く語るさくらいさんを見ながら、途方もなく遠くなったゴールに、ちょっと絶望しました。ひとまずさくらいさんからは、「やまぎしさんが文章を書いていたときにイメージしていた絵を全部吐き出して!メモでもラフ絵でもいいから」と宿題をもらいました。今回の写真は、宿題を絵本プロジェクトグループLINEにひたすら流し続けた最初のページ割のイメージ構想です。(たしか社会福祉士会全国大会に向かう新幹線内でひたすら打ち続けていたような…^^;)さて、このあと、みんなで絵を描くのか!? それはまた次回以降に。さて、クラウドファンディングはついに140人超の方からご支援をいただき、45%が目前に見えてきました!あらためて、本当にありがとうございます。現在、寄贈を受けていただく側との交渉も、やまぎし以外のプロジェクトメンバーが頑張ってやっています。少しでも多くの多くのこどもたち、こどもに関わる全ての人に、必ず絵本を届けます。どうか引き続き、ご支援や周知・拡散をよろしくお願いいたします!







