【世界の空腹に、お好み焼きで挑む!】ウガンダに“マンプクキッチン”を開業したい!

「オカンの愛は世界を変えるで!」ウガンダのオカンと大阪のオカンが挑む“カンパラ焼き”食堂で子どもたちに笑顔と満腹を届けるプロジェクト

現在の支援総額

1,056,000

105%

目標金額は1,000,000円

支援者数

135

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2025/05/29に募集を開始し、 135人の支援により 1,056,000円の資金を集め、 2025/06/30に募集を終了しました

【世界の空腹に、お好み焼きで挑む!】ウガンダに“マンプクキッチン”を開業したい!

現在の支援総額

1,056,000

105%達成

終了

目標金額1,000,000

支援者数135

このプロジェクトは、2025/05/29に募集を開始し、 135人の支援により 1,056,000円の資金を集め、 2025/06/30に募集を終了しました

「オカンの愛は世界を変えるで!」ウガンダのオカンと大阪のオカンが挑む“カンパラ焼き”食堂で子どもたちに笑顔と満腹を届けるプロジェクト

社会課題の解決をみんなで支え合う新しいクラファン

集まった支援金は100%受け取ることができます

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準備も着々と進んでいきます。皆、手順も覚えているので私はただ見守るだけ。サラさんは焼くことだけに集中。他のメンバーもそれに応え、彼女を周囲でサポートします。ソースもいい感じにできたようです。鉄板のお手入れもバッチリ!日本のお好み焼き屋さんみたい笑子どもたちも美味しい顔!このエリアの地主さんや地域リーダーの方々もやってきて試食会。これはうまい!とあっという間に完食!もう一口もらっていい?と現れるおじさん笑カンパラヤキはいつも大人気で多めに材料を用意してるのですが、すぐになくなってしまうんです。「ソースだけでもいいからちょうだい!」と現れるちびっ子たち。ソースも残らず完食しました。スラムの人たち全員を満腹にするには、まだまだ遠い道のりです。ウガンダみんなを満腹にするなんて、これまたもっと遠い道のり。でも少しずつ形になっていくのが実感できた2週間でした。


もうすぐ帰国。2週間はあっという間です。ほぼ毎日休みなしで、調理のトレーニングをしたり、ミーティングをしたり、店舗の下見に行ったりという日々が過ぎていきました。「このあと、何をどうするか」この日のミーティングの主な議題です。一緒に調理できる日はあと1日。その翌日はもう帰国準備です。お店で提供するためには同じ大きさ、同じ味で提供しないといけません。カンパラヤキ以外のメニューも作れるようにならないといけません。どっちを優先するか?スラムで調理をすると、いつもいろんな人が「私も!私も!」と鉄板の前に割り込んでくるので、焼き手であるサラさんの練習時間が減ってしまいます。その状況はなんとかしたい。使える鉄板は2台。1台はサラさんまたはマンプクウガンダメンバーが使い、もう1台は他の人も作ってもいいよとする。明日はカンパラヤキのクオリティーをあげることに集中しよう。もし他のメンバーが入ってきそうだったら、チームみんなでサラさんをガードしよう。サラさんが坊ちゃんのお世話で離れないといけないときは、サラさんが交代要員を指示してから持ち場を離れること。というルールを設けました。私が帰国した後は、月に2回、チーム全体でカンパラヤキの調理練習の日を設ける。写真や動画を送ること。といった話もしました。隣ではスラムの子どもたちが洗濯をしていました。井戸の周りに集まって、みんなでバシャバシャ洗っています。洗濯は学校から帰ってきた子どもたちの仕事なんですね。とても和やかな光景です。草むらに並べて干されています。次の日に使う予定のイエローエプロンやブルーのシャツも洗濯中です。ああ、帰らなくてはならない。日本に残してきた仕事がある。我が子が母ちゃんの帰国を待っている。残された時間で何ができるのか?何を伝えられるのか?むむむ!


彼女の名前はサラさん。スラムに暮らすシングルマザーです。彼女はいつも真剣な表情で黙々とカンパラヤキを焼いています。最初はうまくひっくり返すことができなかったけど、何回もチャレンジしているうちにとても上手く焼けるようになりました。いつも彼女の背中には赤ちゃんがいます。1歳半だそうです。彼女の詳しい素性はよく知りません。でも見た目からしておそらく20代前半、10代の女の子たちとはしゃぐ姿を見ていたら、もしかしたら彼女はもう少し若いかもしれません。いずれにせよ若くして妊娠、出産しています。よくアフリカの映像などで、スラムに暮らしている人たちは貧しいけどお互い助け合って生きています!・・・というのを見かけることもありますが、カメラが向けられてないところでも、いつもニコニコ仲良く助け合ってるかというとそうでもない光景もあります。プロジェクトのメンバーは10人の女性たち。スラムにはもっと多くの人が住んでいます。「あなたたちばかり日本人にひいきされていいわね!」そんな雰囲気で割り込んでくる女性もいます。選ばれなかった女性グループが、コソコソと陰口を言ってるような光景も見られます。まあ、ローカルコミュニティーだとそうなるのが自然でしょう。サラさんも、年上の女性からイヤミを言われていたり、わざと聞こえるように陰口を言われたりしている光景も見られます。その度に、サラさんはムッとした表情をしてますが、特に言い返すこともなく、ただひたすらに焼いてます。時々、赤ちゃんが泣いてお乳をあげにいったり、オムツ変えのために鉄板を離れることがあります。サラさんが鉄板から離れると、ここぞとばかりにコテを奪い、「ほら私の方が上手く作れるわよ!」と私に自己主張してくる人もいます。そんな時は軽くあしらうのですが、それがまた気に食わないよう。誰から救うのか。スタートメンバーの人選は、このスラムを長年支援しているピーターさんが選出ました。バンダスラムの教会の牧師さんで、地元で会社経営もされているとか。イケメンでナイスガイ。若き実業家という感じです笑マンプクウガンダのマネージャーとしての役割を担っています。マンプクウガンダには、学生メンバーもいます。放課後や夏休みなど、学校終わりの夕方から夜間の時間枠で働く学生アルバイトです。彼女たちの素性も詳しくは知らないのですが、孤児院から学校に通っていたり、親がいなかったりといろいろ訳ありのようで、アルバイトをして学費にしたいそうです。めっちゃしっかりしていて、よく働く女の子たちです。ピーターさんの人選は、なかなか訳ありな人生を歩んでいる女性、でもその中でたくましく生きようとする女性たちを選出している気がします。皆、スラムに暮らしていながらも、どこか孤独を感じているような、地域に居場所がないような、そんな女性も見られます。サラさんの坊ちゃんが、いつもじーっと見てくるので、たまには抱っこさせてくれないかと・・・そっと抱き抱えると・・・ギャン泣きされました笑このおばちゃん!!なにするねん!!それにはサラさんも苦笑い。「サラさん、スマイル!スマイル!」と声かけてやっと見せてくれた笑顔がこれ。照れくさそうに笑ってくれました。いつかお店ができて、そのお店が彼女たちの居場所になっていくんじゃないかなと感じました。それぞれがいろんな事情を抱えているけど、いつか自分で自分の店を持つ。彼女たちはそんな目標を掲げているようです。いつかサラさんの坊ちゃんも笑ってくれたらいいなあ〜汗


地域リーダーや行政関係者、飲食店経営者など招待してのカンパラヤキ試食会(ステイクホルダーミーティング)を実施しました。当たり前ですが全編「英語」です。自己紹介からこのプロジェクトの紹介、カンパラ焼きの作り方、質疑応答まで、全て英語で対応しないといけません。大丈夫か!?まずは自己紹介。どーもー大阪からやってきましたマミーうりです!皆さん「こいつ誰やねん!」という顔。そりゃそうですな笑カンパラヤキプロジェクトの紹介。私が思う「ウガンダの課題」をイラストを使って伝えます。カンパラ焼きについて。日本の戦後復興のお好み焼きの歴史、日本のお好み焼きをアレンジしたカンパラヤキについての説明。来場者の方のスピーチタイム(これが長い笑)いざ試食タイム。ドキドキの瞬間です。「これはうまい!もう一つもらえる?」おかわりをリクエストされる方もいました。「この生地の材料はなに?」「とうもろこし粉(メイズ粉)とキャッサバ粉を混ぜて焼いてます」「小麦粉は使っていないの?」「はい、カンパラでは、小麦粉が高いと聞いたので、小麦粉を使わずに作りました。だからとても安く作れます」「はじめて食べた味だけど、香ばしくておいしいよ」ウガンダでよく見かけるチャパティは、小麦粉を練って焼いたものなので、小麦粉を使わずに焼くというのがとても珍しかったようです。「ソースがめちゃくちゃ美味しい!何が入っているの?」この写真の女性は、ウガンダのヒルトンホテルの調理をしてたことがあるらしく、この地域では有名なグルメ家らしいです。「にんじん、玉ねぎ、トマト、アボガド、パイナップル、デーツ、にんにく、しょうがなど10種類以上の食材を使っています」「とてもヘルシー。身体に良さそう!」とにかくソースに興味津々で、ソースがとても気に入ったと仰ってました。(ヤマセンの山口さん 通訳ありがとうございました!)ソースが予想以上に好評でして、「ソースと粉を販売してほしい。家でも作りたい」「ソース工場を作って!保存できるようにして欲しい」ソースと粉の販売やて!?日本でいう「お好み焼きセット」ですやん笑ウガンダの首都、カンパラ以外の地域の方も参加していたのですが、ウガンダの人たちにとって、貧しい地域は至るところにもあるので、昔の日本のお好み焼き屋のように、貧困層の人たちが自立するためのビジネスとしてとても適しているのではということ。また、ウガンダの富裕層にとって「肥満」が悩みのタネらしく「ヘルシー!」という言葉が何度も聞かれました。ウガンダの食事は、油が多くて炭水化物が多く、野菜メニューが少ないですからねえ〜「日本人は、いい食事を摂っているから、長生きできるんだ」と世界一の長寿国、日本を賞賛する声もありました。ゲストの皆さんが話されてる英語がなんとなくしか理解できないのですが、現地スタッフいわく「ポジティブな感想ばかりだったよ。味も美味しいし、野菜もたくさん使っているから健康的。安くで作れて、利益を生むための工夫もされている。うちの地域(カラモジャ)でも取り入れたいという人もいた。ネガティブな意見といえば、ソースの保存ができないということくらいかな。ケッチャプみたいに容器に入れて、常温保存できる状態で販売して欲しいと言ってたよ」ソース工場かあ〜これはまた新たな展開ですね笑でも、粉とソースがあれば、世界を救えるちゃうか!?しらんけど。この写真は、ママさんたちが作ったカンパラヤキ(半分にカットしたもの)うん、ええんとちゃいます!ソースが美味しい!と熱く語っていたグルメ家マダム。周囲の反応からして、そこそこえらい方なんだと思われる方(誰か知らん!笑)「スラムに暮らす貧しい人たちにとって、大きな希望となるだろう。素晴らしいプロジェクトだ」(ほんまかいな!)


今回の渡航のメインイベント。地域リーダー、行政関係者、飲食店関係者など、今後のビジネス展開においてステイクホルダーとなる方々を招いたカンパラヤキ試食会イベントを開催しました。このイベント開催中、私は招待客に向けてスピーチをしなくてはいけないので、調理に携わることができません。ママさんたちだけでゲストに提供する料理を作らないといけないのです。「本番中、私はゲストにプレゼンテーションしているから、調理には関われません。みなさんの協力が必要です。よろしくお願いします」と伝えるだけ。あとはみんなの力を信じて任せるしかありません。必要な食数と材料、準備の手順、焼き始める時間など念入りに打ち合わせ。調理スタッフ、配膳スタッフとも情報共有。イベントはスタッフ間の情報共有がとても大事です。誰がどういうタイミングで来場するか、何人来るか、どういう状態で提供するかを事前にスタッフに共有しておきます。そうすることで、スタッフみんながトラブルに対して事前予測をしつつ行動してくれるので、何かしらアクシデントが起きた時にすぐに誰かが対応してくれたりします。こういった情報共有は、日本で活動する時にもいつも時間をとってやってることなので、アフリカでも通じるのかな?と思いつつ伝えてみました。すると「だったらこれ用意してたほうがいいわね」とお皿やナフキンを用意したり、「ちょっとここ片付けておこうか」と動線を確保したりと、それぞれのメンバーが自分で考えて動きはじめました。みんなできるやーん!!ママさんたちは、現地の言葉で声を掛け合いながら、作業が着々と進んでいきます。何を話しているのか私にはわかりませんが、とてもいい雰囲気でした。慣れてない環境なはずなのに、段取りええ感じやん!受付スタッフや入口の案内スタッフにも声をかけます。声かけと情報共有はめっちゃ大事です。会場準備も着々と・・。いよいよイベントがスタートしました。ゲストスピーチ長っ!聞いてた時間とちゃうやん!開始時間にゲストおらんし!・・・はアフリカあるあるだそうで、そこへの順応はママさんたちのほうが早い。まあ、いつもこんな感じよ〜 といった反応でした笑イベントの最後に、関わったママさんたちを紹介。パチパチパチ!!みなさま、お疲れ様でした!


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