【世界の空腹に、お好み焼きで挑む!】ウガンダに“マンプクキッチン”を開業したい!

「オカンの愛は世界を変えるで!」ウガンダのオカンと大阪のオカンが挑む“カンパラ焼き”食堂で子どもたちに笑顔と満腹を届けるプロジェクト

現在の支援総額

1,056,000

105%

目標金額は1,000,000円

支援者数

135

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2025/05/29に募集を開始し、 135人の支援により 1,056,000円の資金を集め、 2025/06/30に募集を終了しました

【世界の空腹に、お好み焼きで挑む!】ウガンダに“マンプクキッチン”を開業したい!

現在の支援総額

1,056,000

105%達成

終了

目標金額1,000,000

支援者数135

このプロジェクトは、2025/05/29に募集を開始し、 135人の支援により 1,056,000円の資金を集め、 2025/06/30に募集を終了しました

「オカンの愛は世界を変えるで!」ウガンダのオカンと大阪のオカンが挑む“カンパラ焼き”食堂で子どもたちに笑顔と満腹を届けるプロジェクト

社会課題の解決をみんなで支え合う新しいクラファン

集まった支援金は100%受け取ることができます

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こんにちは、谷川うりです。最近は大河くんに投稿を任せっきりですが、今日は私からもお知らせがあります!!今日は「海外ビジネスEXPO」に行ってきました。このプロジェクトを実現するためには海外ビジネスに詳しい方々の知見を得ないことにはどうしようもないので、「私には場違いかも、、、」と思いつつも、勇気を振り絞って行ってきました。ドキドキ、、、 1番のお目当ては「JICA(ジャイカ)」です。国際協力といえばJICA!アフリカといえばJICA!青年海外協力隊で有名なJICAです。アフリカはじめ途上国でのスタートアップ事業支援をされてるのでそのあたりをお話を聞きたく、ブースに乗り込みました。「ウガンダでカンパラヤキというお好み焼きをですね、、、」とあーだこーだー説明し、「それめっちゃオモロいですね!」と聞いてくださって(大阪人に通じるのがコナモンビジネスの良きところw)、SDGsビジネス支援事業の担当者とつないでくださりました。JICAの支援でカタチにできるように!次のステップが見えました。こちらは引き続き頑張ります!!他にも、「こんなことで悩んでる」「こんな情報を知りたい」とあっちこっちのブースで伝えると、「あのブースに行くといいよ!」「この人詳しいよ」といろいろ教えてくださり、また言われた通りにあっちこっちへ行き、パンフと名刺を渡して説明し、、、を繰り返しているとあっという間に数時間滞在してました。アフリカでの流通、マーケティング、広報戦略、オペレーションなど、海外ビジネスのプロフェッショナルの方々に、アフリカのカンパラヤキビジネス展開についてリアルに相談できたのは、めちゃくちゃ大きな収穫です!!「なぜウガンダなの?ナイロビじゃダメなの?」「なぜアフリカなの?アジアじゃダメなの?」「なぜカンパラヤキなの?他の日本食じゃダメなの?」そのあたりの頭打ちもしてくださりました。もちろんそのあたりの質問がきても経営者目線で返答できるので、コンサルタントの方もさらにいろんなアイデアを下さります。す、すごい、もう実現できる気しかしない!(*゚∀゚*)入場料無料でこんなに情報仕入れちゃっていいんですかぁ〜行動してみるといいことありますなぁ〜ということで、ちゃんと妄想を現実にするために行動しています!!これは非常に面白い展開になるかもしれません!だからあと一歩!みんなでワクワクしましょ!


こんにちは!埜根大河です!今回の記事では「支援に意味があるのか、疑問に思う人へ伝えたいこと」というテーマで書いてみました。貧困問題へ取り組む人のインタビュー記事を読んだ時。あるいは遠くの国が抱える食糧不足について報道するニュースが流れた時。 ふと、「ボランティアなんて偉いな」「私にも何かできるかな」と思う一方で、真逆のことを考えてしまうことがあります。「国を変えるなんて無理がある」「何百年も貧しいままの歴史があるし、そう簡単には抜け出せない」 それは事実、多くの人たちがインターネット上に投げ込んだ言葉でもあります。 ウガンダでの支援活動だけではありません。日本での食糧支援や、貧困者の報道がある度に様々な声が飛び交います。 無理、無駄。自業自得、自己責任。 一理あるものから、単に弱者を叩きたいだけにすら見える強い言葉まで。これまでうりさんだけでなく、様々な人や団体、国までもが貧困を無くす取り組みをしてきました。 それでも貧困は無くなりません。どんなに莫大な予算をかけても「貧しさ」の根絶はできないでしょう。 しかし、少しでも変えることはできます。本当に小さな一歩でも前に進んでいくこと、それは確かな変化です。 「お好み焼き」を伝える。その歴史や簡単さ、アレンジ幅の広さにきっとウガンダの人たちは驚くことでしょう。 「こんな美味しいものがあるのか!」「おなかいっぱい!!」 実際にウガンダでの支援活動で、カンパラ焼きを頬張った人からは笑みがこぼれました。 「エキサイティング!」「一緒に料理するのって楽しいんだ」ウガンダでは、大勢で集まり、一緒に調理や食事を楽しむバーベキューのようなスタイルは、富裕層のレジャーとされています。だからこそ、貧困層の人たちにとって、1枚の鉄板を囲んでみんなで作って食べるという体験は、とても新鮮に感じられたそうです。 カンパラ焼きをひっくり返す時の緊張感・歓声・一体感は万国共通のようで、本当に作ることを楽しんでくれている様子でした。 うりさん曰く、材料が無くなるまで焼き続けたようです。これらの活動ひとつでウガンダを救った、貧困を無くせた訳ではありません。でもほんの少し、ウガンダが明るくなったように感じませんか。うりさんが活動報告の中でこう書き残しています。『私にアフリカを変えることはできないですが、私は「お好み焼き」が作れます』 『カンパラ焼きを食べることで現地の人たちに「夢と希望」を与えて、未来を変えていけると私は考えています。』 かつて、戦後の日本のように。そこにあった材料でレシピが生まれ、アレンジが加わって「お好み焼き」が出来上がって。 ウガンダでも同じように。うりさんが伝えたレシピが広まり、現地の人達の手によってこれから「カンパラ焼き」が出来上がっていく。 ウガンダで一般的にカンパラ焼きが食べられるようになり、その手軽さで今より多くの人たちがお腹いっぱいになる。 未来をちょっとずつ、ひとつつずつより良くしていって……。ふと振り返った時。「これだけ変わったんだ」と思える瞬間が来るのではないでしょうか。 その一歩を、ワクワクの未来を一緒に作っていきませんか?クラウドファンディング終了まであと3日!最後まで応援よろしくお願いします!


こんにちは!埜根大河です!今回の記事ではウガンダについてご紹介したいと思います。ウガンダの歴史や現状、そして抱えている課題などを解説していきます。 『ウガンダという国』ウガンダはアフリカの東部、ほぼ赤道直下に位置する内陸国。首都はカンパラ、面積は日本の本州とほぼ同じであり、緑豊かで平均気温は24℃と意外にも過ごしやすい気候です。そんな土壌もあって、ウガンダでは農業が盛んです。主な作物としてはコーヒー豆、トウモロコシ、キャッサバやバナナ(日本と違って料理用のもの)が育てられており、GDPの20%以上を占める重要な産業となっています。『ウガンダの歴史』ウガンダの国名は「ブガンダ王国」を元としており、19世紀にはこの王国が周辺地域の覇権を握っていました。その後、ウガンダは独立します。しかし独立後30年で政変は7回、その内4回は武力によるものでした。ウガンダは宗教や文化の異なる様々な部族が集まっており、求心力の低い政府のもとに独立したことが災いし、内戦が生じています。 『ウガンダの課題』ウガンダの大きな課題はやはり、「治安」「貧困」でしょう。首都であるカンパラの犯罪率は高く、その原因として貧困は大きな課題として残っています。また内戦地帯から逃れるためにカンパラまで歩いてくる人達もいるそうです。しかし家と仕事を捨てているため生活が成り立たず、育児放棄や犯罪に巻き込まれることも多く、首都も安心して暮らせるとは言えません。貧困、ゆえに犯罪に手を染める。あるいは犯罪に巻き込まれてしまう。それによって親を失ったストリートチルドレンも存在し、彼ら彼女らを救えるかというのはウガンダの大きな課題となっています。 『ウガンダでの取り組み』内戦はいまだに続いており、暮らしていた地域から連れ去られ、少年少女兵として戦地へと駆り立てられた子供たちがいます。そんな戦争を経験しトラウマを負った子たちを保護し、教育を施すことで社会復帰を目指す施設へ前回のプロジェクトにて訪問しました。カンパラで焼いたものと同じように、施設があるグルではグル焼きを一緒に作り、振る舞いました。生地を焼いて、切った野菜を入れて、ひっくり返す……上手く回せれば「おぉ〜!」と周りから歓声があがる。そんな体験に、それまで少し怯えた様子だった子も、屈託のない笑顔を見せてくれたそうです。ここまで書いた通り、ウガンダには幾つかの課題が残っています。美味しいご飯でお腹を満たし、みんなで一緒に作って食べることで社会性を育てる場を作ること。そしてカンパラ焼きをビジネスに組み込み、ウガンダで子供を育てるお母さんたちの雇用を生み出しながら、ウガンダの都市型貧困や経済格差といった課題に対して、現地の資源を活かした持続可能な事業モデルにすること。これらの活動は課題解決の一助に、そしてウガンダを変えていく第1歩になります。 ここまで読んでくださり、ありがとうございました。活動上、少し暗い部分にスポットライトを当てましたが、魅力的な部分も沢山ある素敵な国です。もしウガンダに興味を持たれた方がいらっしゃったら、ぜひその素晴らしい部分を見つけてみてください。ーーーーーーークラウドファンティング終了まであと4日!最後までよろしくお願いします!


こんにちは!埜根です!このクラウドファンディングもあと5日となりました!この度、ウガンダでカンパラ焼きを広め、『マンプクキッチン』を現地で開業するためにクラウドファンディングに挑戦中の谷川うりさんにインタビューを行わせていただきました。この記事は、その中で印象に残ったことについてです。(インタビューの内容は今までに分けて投稿していますので、ご興味を持たれた方はぜひ、過去の投稿もご一読ください)『ウガンダの現状』 やはり、まず印象に残っているのは現地に行った際の空気感を質問した際に話されたウガンダ、そして首都カンパラの現状についてです。いろんな国際団体が支援活動を行っているということで、「貧困問題がある」ことは分かっていました。それでもぼんやりと、泥水を飲んで凌ぐ、食べるものがなくて痩せているなど、曖昧な想像しか私には出来ていませんでした。しかし、「戦争に少年少女兵として駆り出され、家族や友人を殺してしまった子たちがいる」「レイプされて妊娠し、育てられずに子供を捨ててしまう」そんな内戦、貧困の生み出す負の連鎖を目の当たりにして言葉が詰まりました。その時初めて実感として生きてきた世界が違う、国の生活を想像できました。 『カンパラ焼きをひっくり返すと……』 様々な事情でトラウマを負った子供たち。しかし、固まったままの表情を笑顔に変えたのはカンパラ焼きでした。 生地を焼いて、具材を乗せて。さぁ、上手くひっくり返せるか。 集中……集中……ほいっ!! 「おぉ〜」「上手いじゃん!!」 カンパラ焼きが宙を舞い、綺麗にくるりと一回転して鉄板の上に着地する。歓声が起こり、周囲がその子を褒める。 その瞬間、にこりと笑ってくれました。カンパラ焼きを作ったことで、周りに認められた経験がトラウマを解したのかもしれません。私はこの話を聞いて活動を行う意義を、お好み焼きに秘められたパワーを正しく理解することができました。 『うりさんの両側面』 ここまでは話題を取り上げましたが、インタビューを通してうりさんの2つの側面が印象に残りました。 どんな質問にも笑顔で、途中「これ大河くん知っとるやんか〜」とツッコミを入れてくれる大阪のオカンらしい顔。 ウガンダの課題や活動のその後、数字や理論をしっかり組み立てて話す経営者の冷静な顔。 少し不思議にも思えました。言葉だけ見れば相容れなさそうな2つの要素、うりさんはよく「知らんけど」と話を締めくくります。 楽観的にも思えますが、活動を始めた当初は本当に、ウガンダのことなど全く「知らんけど」状態でした。それでもやってみようと動くために大切な精神を持ち、しっかりと成功させるための道筋を描ける力があります。 インタビュー中にはそのギャップがあり、思わず「本当に経営者ですね」と口走ってしまいました。うりさんは「ね、ちゃんと経営者やろ」と明るく返してくださいました。 インタビューでは活動を始めたきっかけ、前回の活動についてや、現地に足を踏み入れて覚えた空気感。さらには課題、展望、活動を行う際に大切にしている「核心」などを質問しています。ぜひそちらも合わせてご覧ください。クラウドファンディング終了まであと5日!!そんなうりさんと共に歩む、ラストスパートー!応援よろしくお願いします!!


大河くんによるインタビュー記事シリーズ3!対話形式でどうぞ!ーーーーーうりさんにインタビュー記事3:貧困が生まれる構造とウガンダの課題 うり ウガンダではストリートチルドレンも多くて、まだ国境沿いで内戦が続いているから逃げてくるんよ、首都のカンパラに。仕事があるからって、何百キロの距離を歩いて逃げてくる……九州から大阪ぐらいの距離はあるねんけど。でもそういう人たちってすごく貧しいから、子供を育てられない。 大河 そうしてストリートチルドレンが生まれてしまう。うり それと若年妊娠をしてしまうことが多くて、特に女の子がレ◯プとかされて妊娠してしまったけど、どう育てていいか分からなくて赤ちゃんを捨ててしまったとか。みたいなことが日常的にある世界で、その子たちは落ちてるゴミを拾ったり、物乞いをしたりして生きてる。そういう子たちをどうやって減らしていくかがウガンダの課題。 大河 子ども食堂は課題解決の一助になれるでしょうか?うり 売り上げの一部が支援に回る仕組みを作ったり、その子たちに食べ物を配ったりしながら、教育の場として、皆の居場所づくりの場も作ってみようかと。それでカンパラ焼きって作りながら算数を教えられる。大河 算数を? うり 教えられるのよ。今の子ども食堂でも、この野菜を1cmに切ってくださいとか、この生地を6等分してくださいとかいいながらお好み焼き作ってるやろ。料理は算数やから、美味しい食べ物を食べるためには算数の知識がいるねん。もんじゃ焼きって知ってる?あれは日本が貧しかった時期に学校に行けない子供たちへ、お母さんが薄く溶いた小麦粉で鉄板の上に文字を書いてて、文字を教えるためのツールやった。それが文字焼き、文字やき、もじやき、もんじゃ焼きって。 大河 あぁ~!そんな歴史があったんですね。うり 戦争や広島の原爆でシングルマザーになったお母さん達が、子供に教育を施しながら商売をして自立していった。鉄板一つなら女性でワンオペでも回せる、だからお好み焼き屋さんって女性の名前が多いやろ?大河 『お好み焼き○○ちゃん』、みたいな店名ですね。うり あれは女性が自立するために商売をしていたのと、戦地から戻ってきた家族が見つけられやすいようにという意味があるのよ(諸説あり)。商売をしながら子供への教育もできる、そんな貧しかった頃の日本の知恵をフルで使えばウガンダの課題も解決できるんじゃないかと。大河 お好み焼きに詰まりまくってますね、日本の……オカンたちの知恵と工夫が。こうして聞くと普段、何気なく食べている物でも「こんな歴史があるんだ」「こんなパワーが秘められているんだ」と驚きます。うり 当時、アメリカは小麦粉を日本に定着せさせようと配ってたんだけど、それを貰って粉もん文化を作っちゃう日本人は「らしいな」って。大河 日本の国民性が出てますね(笑)米は米で大事にしながら、貰ったものを工夫して自分らの文化に。失礼な話ですけどウガンダでお好み焼きを作ると聞いた時に、僕は「うりさんがお好み焼き好きだからかな」と薄っぺら―い考察をしてたんですね。 うり (笑)大河 でも実際にうりさんから直接話を聞いていくと、先人たちが培ってきた歴史や工夫が散りばめられているのがお好み焼きなんだなと。確かにウガンダで作るのにもってこいの日本食だと思えました。何だかお好み焼きが食べたくなってきました(笑) 3つ目の質問「実際にウガンダへ足を運び、感じた空気感や課題とは?」 大河 前回のクラウドファンディングで実際に現地へ行って感じた空気感や、活動の中で感じた課題などあれば教えていただきたいです。うり 課題なぁ……。色々あるけどよく言われるのは「日本人みたいに皆、真面目に働いてくれない」みたいな。日本人って基本的にマニュアルしっかり守るけど、その辺をどこまで聞いてくれるやろかみたいな。大河 国民性って先ほども話題に挙がりましたけど、やっぱり国ごとに違いはありますよね。 うり でもウガンダでの体感的に女性はかなりしっかりしてる印象を受けて……ちょっと失礼やけどアフリカの男性ってあんまり働かへん人もいるんよ。昼からお酒吞んでたり、麻雀みたいなゲームやってたりしてて。母ちゃんたちは日銭を稼いで、子育てと家事をしてって一日中せっせと働いているから。 大河 やっぱり「子供のため」という原動力があるのかな。うり お母さんの愛ってやっぱり世界共通じゃないけど、自分の子供を学校に通わせたいと思ってるし。病気になってしまったら病院に連れて行ってあげたいと思ってる。そこのお母ちゃんのパワーというか、やる気というかは確かに感じたね。 大河 僕の知っている知識になるんですけど、今行っているクラウドファンディングでは、そんな現地のお母ちゃんたちと共に達成しようとしている目的があるんですよね。 うり 今回のクラウドファンディングで募った支援金の使い方は開業のため。ビジネスを始めるための資金みたいなもので、現地の店舗を建てるための工事費だったりとか、最初は一緒に働くお母ちゃんたち現地スタッフの給料であったり。他にはパッケージをちゃんとブランディングしたり、広告を出したり、本当に最初の事業立ち上げの経費として使うよ、みたいな感じやね。設立メンバーのサラさん(左)・ベナッドさん(中央)、アンナさん(右)うり そうしてウガンダにカンパラ焼きを広めて、それを売ってお金を稼ぐ。そのお金で子供がもし病気になったら治療を受けさせてあげたり、食料を買ってお腹いっぱい食べさせてあげたりと……最初に「魚を与えるんじゃなくて、釣る方法を教える」と表現してくれたけど、「魚がここにおるよ」って教えてあげたい。大河 なるほど!うり ウガンダって格差がものすごくて、リッチピープルは本当に私たち日本人より遥かにお金持ちで。豪邸に住んでいて車も複数台を乗り回している。でも貧困層は1日数百円の収入しかない、それくらいの額で家族を養っていかなきゃいけない。うり そこの経済格差を、お金が溜まっている所から流れてくる仕組みを作りたい。だから富裕層向けの商品にしたいのよ、カンパラ焼きをね。 大河 それが「魚のいる場所を教える」なんですね。 今回の記事ではウガンダが抱えた課題、そして戦後活躍したお好み焼きの歴史について。そしてその知恵と工夫を混ぜ込んだカンパラ焼きが担う役割をお聞きしました。 うりさんにつられて笑顔でインタビューを行っていた筆者もストリートチルドレンの話を聞いた際には、思わず表情はこわばり言葉を選びながら質問を投げかけました。それだけ凄惨な貧困がウガンダには広がっているのだ、と初めて実感できた瞬間です。 貧困とは単に「お金がなくてご飯が食べられない」というような物理的な話だけではありません。心の余裕を失って他者を気遣うことができなくなってしまうこと、自分が生きるために誰かを貶め入れてしまうこともまた貧しさの影響です。社会とはお互いが手を取り合い、助け合うシステムだと思います。子ども食堂という仕組みも、またうりさんが行っているこの活動もまた一方的に施しを与えるのではなく、私たちが差し出した手のひらを助けを求めている人からも掴み、繋いで一緒に歩いて行けるような未来になればいいなと強く思うインタビューでした。


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