45年の灯を次の世代へ──tottoriカルマ戎町店の閉店を“新しい船出”に

2025年12月tottoriカルマは11年間の幕を閉じます。東京での34年間を足すと、45年。しかし運営者75歳の今、諦めて「全て仕舞う」町の明かりを消す選択は出来ません。次の航路へ舵を。市内拠点「トりんく まんまる」を、ブックカフェ✕私設図書✕小さなイベントスペースへ“新しいカルマ”始めます。

現在の支援総額

3,549,177

118%

目標金額は3,000,000円

支援者数

478

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2025/11/01に募集を開始し、 478人の支援により 3,549,177円の資金を集め、 2025/12/31に募集を終了しました

45年の灯を次の世代へ──tottoriカルマ戎町店の閉店を“新しい船出”に

現在の支援総額

3,549,177

118%達成

終了

目標金額3,000,000

支援者数478

このプロジェクトは、2025/11/01に募集を開始し、 478人の支援により 3,549,177円の資金を集め、 2025/12/31に募集を終了しました

2025年12月tottoriカルマは11年間の幕を閉じます。東京での34年間を足すと、45年。しかし運営者75歳の今、諦めて「全て仕舞う」町の明かりを消す選択は出来ません。次の航路へ舵を。市内拠点「トりんく まんまる」を、ブックカフェ✕私設図書✕小さなイベントスペースへ“新しいカルマ”始めます。

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ふるさとワーキングホリデー制度✕tottoriカルマその他、新たな展開に関するお知らせtottoriカルマは2025年9月に、鳥取県が推進する「ふるさとワーキングホリデー」の受け入れ団体としての登録が完了しております。この「ふるさとワーキングホリデー」2週間以上の滞在を条件に参加者の交通費や滞在費の一部が補助されるのですが、既にこの制度を利用して様々な方が鳥取での滞在を体験してくださっています。◆mi-farさんとの出会い(&再会)と鳥取での活動◆今回は…昔、中野カルマのスタッフとして出会い、現在は音楽家として活動しておられるmi-farさんが、ふるさとワーキングホリデーを利用して鳥取に来てくれました!mi-farさんは鳥取で沢山の方々との出会いを経験し、非常に活動的に鳥取での日々を楽しんでくれたようです。tottoriカルマでの業務に於いても大いに貢献していただき、特にその整理整頓のスキルはとても素晴らしいものでした。* 砂鳥ビル2階の図書スペース整備: 宿泊客専用の図書閲覧スペースを綺麗に整えて戴きました。* カルマ2階の雑貨スペース改善: 以前は足の踏み場もなかった雑貨スペースが、すっきりと見やすく、何より奥までずずいと通れるように、商品が選びやすい状態に改善されました。mi-farさんの御協力に、心から感謝しております…!!ありがとう〜!!◆mi-farさんが感じた鳥取の魅力◆mi-farさんに鳥取の印象を伺ったところ、以下のような感想をいただきました。「鳥取にいるからなのか、まるさんの周りにそういう方々が沢山いるからなのかは分かりませんが、やりたいことがあって鳥取を選び、鳥取にいる。そういった明確な意思を持って鳥取に生活し、日々を送る方々にたくさん出会えたことが一番嬉しかったです。皆さんが自分の心からやりたいことをやっているという印象です。何をやっていますかと尋ねた時の皆さんの生き生きとした答え方がとても嬉しく、刺激にもなり、楽しい時間を過ごせました。」◆東京からの訪問者と鳥取の魅力紹介◆mi-farさんを空港にお見送りしたのと同じタイミングで、東京阿佐ヶ谷イネルのシェアカフェメンバーであるJunjunさんが、仕事の合間を縫ってtottoriカルマのファイナルの様子を見に来てくれました。Junjunさん、ありがとうございます!1泊2日の短い滞在でしたが、最近私がお気に入りの吉岡温泉「肉のハヤシ」と「一の湯」にご案内しました。Junjunさんも御自身の人形たちと一緒に久松山に登るなど、鳥取を満喫されたようです。◆宿泊施設tannmaのご紹介◆今回のお二人に泊まっていただいたtannmaは「暮らすように泊まる」をコンセプトにした宿泊施設です。駅前サンロード商店街の砂鳥ビル2階(水回り)と3階(寝室)で構成されています。詳細はこちら↓をご覧ください @tottori.inn_tannma◆ふるさとワーキングホリデー制度のご案内◆この制度は2週間以上滞在可能な方であれば、どなたでもご利用いただけます。今回のクラウドファンディングをきっかけにご支援いただき、またカルマのことを知ってくださった皆様も、ぜひ!!この制度を活用して鳥取へお越しください。ご連絡お待ちしております。メールアドレス: marunage@me.com◆tottoriカルマ事業継承者募集の現状と今後の展望◆tottoriカルマの事業継承者探しは、現時点で未だ成立しておりません。継承してくださる方は、お1人でなくとも構いません。複数人でのシェア、そしてこの場所を「街と人と繋がる場所」として運営していただければ…と考えております。我こそは…!!という方はQRコードから詳細ご覧ください。新たな継承者の方が見つかるまでは当面の間、1月中はギャラリーやシェアスペースとしての活用が可能か、現在スタッフと相談を進めています。私自身は、雑貨展示スペースの2階整備を進めつつ、1階では中野カルマの貴重な資料や写真、メニューの表紙、アイデアメモなどをアーカイブとして展示する予定です。展示日程についてはtottoriカルマのインスタグラムで発信いたしますので、御興味ある方は御確認ください。通常の営業時間とは異なりますのでご注意くださいね!!継承者の方が決定した際には、再びイベントを開催したいと考えています。その時には昔のカルマの懐かしメニュー…例えばナシゴレンやチベット餃子のモモなどを作りたいです!皆様、どうかお楽しみに。@_mi_far_@junjunchannel@ichinoyu_yoshiokaspa#ふるさとワーキングホリデー#鳥取#砂鳥ビル#事業継承者募集


小さな無国籍料理店カルマ中野に生まれて鳥取へそして2025年〜閉幕と未来への船出(連載11回目 最終回)◆わくわくする未来へ辿り着くには◆拠点を沢山作ってきて、最近思う事。「何としても生涯やっていきたい事のエッセンスって、何だろう?」人生は色々な事が起きる。でも万難を排して「食を介した場所作り」を運営し続けて来ました。それをつぶさに見てきた奥さんにある日聞かれたのです。「そんなに長くやり続ける原動力は、どんな感じのものなのかな」原動力…。今までは、自分の内側の話なので特に言語化して来なかった。今回、全11回の連載の中にそれは上手く入っていたでしょうか。連載の7回目でチラッと書いたけど「人同士の関わりによって様々なものがパチパチとスパークする、そんな場所に美味しい物が在るのが好き」って事、それに尽きるのかな。単に「好き」等では無い…と言うのは生涯掛けてしまってる時点でお察し。そして美味しいもの。コレ別に究極の美味以外ダメとか、山盛り無いと暴れるとか、無農薬ベジ以外は認めぬ!とか難しいこたァ言いません。ただ、人は美味しい物とか温まる物があると「緩む事ができる」のかな〜とは思っていて。寒かったり、緊張しててガチガチな時に出会っても、身体の中に情報が入って来にくいからね…。だからやっぱり、インフラ未整備な場所でも即座に手早く、涼しくなる飲み物やホカホカ美味しいゴハンが出せる装備は本当に有難い。個人的に飲食、そしておフロ!コレに命の殆どを回復して貰ってる。だからおフロもね…本当は有ると良いけど手が回らないし、鳥取には珠玉の天然温泉がいっぱいあるし。やっぱり「精一杯美味しい物を作って出す事」に注力して生きていきたい。前回、話が出ましたがキッチンカーの良い所は非常事態でも通常通りの物が出せてしまう…そんな所も凄い!と考えています。そして地面から随時離脱可能なオフグリッドである(勿論、積んでいる水や燃料が切れるまでという時間制限はありますが)点、その高い機動力も良い…!!個人的にはタイヤの高さ分、お客様を見下ろす事になるのに抵抗が有りますが、最近牽引するタイプで目線が合うの出てるしね。普段は固定の拠点で営業、呼ばれるとプイーンとその場所に行き「いつものお店」を出せる。頼もしい。そんな未来に辿り着けるよう、カルマが目指す港の変化も考えています。◆カルマを停泊させる港?◆拠点整備をどう進めれば、これから関わってくれる沢山の人達に「良い!!」と感じて貰えるのか。やっぱりわくわく楽しくなる、充実した場所であってほしい。まずは…現在の私設図書カフェ「トりんく まんまる」にカルマを移転。「本の数だけ違う世界が存在する」そんな場所は、カルマととても相性が良い筈だ。今、どうしたらいいのか…ゴハンを食べて温かいお茶を飲みつつ、ボンヤリ棚に並ぶ背表紙を目で追う。そんな時、ポコンと新しいアイデアが浮かぶ事がよくある。やがてZINE等で発信したり、何か作りたくなる。「自分の幸せと喜びの根源を、自身で丁寧に探す」…そんな事を中心にそっと据えた、本と食が結ばれた場所。人が行き交う静かな街。その片隅に、ゴハンや温かい飲み物を介して適度に街の話題もするりと絡まっている、小さな居心地の良い場所を出現させたい。言うなれば、本を通した街のシェルパだ。短時間で沢山のお金を落とす「大きな観光」「非日常」は追わない。人間が、これからの日常をより大切に過ごそうと「これ本当に好き…!」という自分の為だけの宝石を探して旅に出る想い。それを応援したい。◆非日常のバラより毎日のキンポウゲ◆非日常の大輪の花は素敵だけど、その成果を得るには相応の負荷が掛かる。それなら、無理せず日常の小さな花を大切に充実させたいのだ。それを小さな車に乗せて他の場所にも咲かせに行けたらもっと良い。これは他所から来たから余計によく見える事なのかと思うが実は、鳥取は「ものを作るひと」に本当に向いた場所だと身体で感じる事が度々ある。自分の内側に意識が自然と向かうような、ある種の静謐さがあるのだ。あとこれは今書く事ではないかもしれないが車の運転が優しい。そっと此方を気に掛ける目線を感じるし、すぐ止まってくれる。皆急ぎがちな鳥取駅前や鳥取空港ですら、そうなのだ。駅前の話ついでに書くと、鳥取駅の大幅改修の話が出てきて大分経つ。本の要素が絡むようだ…という噂も聞こえる。①充分にお腹が温まる美味しい物を食べながら②本を探し、③読み、④街の話を聞き、⑤自分の宝石を見つけて磨き上げ、⑥その美しさを綴ったZINEを刷る。⑦疲れたら駅前に湧く温泉に浸かり、⑧近くのビルの中の1室にこんこんと眠る。そんな8項目。どれに惹かれますか?Tottoriカルマ関連拠点では温泉以外の7項目が体験可能です。勿論それ以外の場所のご案内やオススメも多数ありますよ!いよいよ閉幕を迎え、静かに錨を揚げて新しい港目指して出港するカルマを…今後とも何卒宜しくお願い致します。


小さな無国籍料理店カルマ鳥取に飛んで休んでまた開けてその鳥取時代開幕と閉幕2012年〜2025年(連載10回目)◆次の波を興す青年︰マサ君◆さて、最初は1人ポツリと広場の真ん中でカレーを商っていた全方位的爽やか好青年マサ君が、蝶々の羽ばたきから華麗なるビックウェーブを巻き起こして作った「ハレハレケケケ市場」。そんなマルシェが広場を照らし楽しさで街を揺らし始める…というトコからでした。これに関してはもう本当に脱帽しています。とかく争い事の多い昨今…個人的にこんな動きができる人、近くにそんな人居たら、自動的に尊敬しちゃうよね!一時期、奥さんにも「尊敬というか、それはよく出来た孫への盲目的愛情に近いのでは…!?」と何か疑われていた笑。ただね、このマルシェの本拠地である駅前広場。屋根が…!!屋根が無いのだ。鳥取という土地柄もあり、コロッコロ変わる気紛れな天気にはいつも悩まされる。だから安心して定期的にマルシェをやるには、屋根は(まぁ壁もね)あると本当に助かる。そんなある日。駅前サンロード商店街に、なんか良い賃貸物件があるらしいよ…という噂が聞こえてきた。◆山陰の駅前、太陽の道◆そんな噂を誰から聞いたのか、今思い出そうとしても忘れちゃってて思い出せない。ただ、中野でもお馴染みのお店を運営してるヲサカ文具店(もうその頃には美味しいジュースを飲ませてくれる可愛いお店はキラキラと始まっていた)の若いご店主と、心に沁みる美しい品揃えの水越屋さんのご近所になれる。そんな、何とも強い気持ちになれる感じ…サンロード商店街はそういう雰囲気だった。そして、その商店街にはスッポリ&ガッチリ風雨から守られる、アーケードがあるのだ。しかも天井が高いせいで開放感もスゴいんだよ…!!近くに居たい人のご縁、そんな方々から感じる心意気や、心の負担にならないようジェントルに寄り添う心遣い。そして強力な設備、更に駅からの好アクセス…!何処をどう見回しても心強い。◆優しい色の昭和的ビル◆ふつふつと考えていたある日、奥さんとサンロードを通り掛かった。件の賃貸ビルは、鳥取砂丘のような優しく明るい砂色をしていた。曇ったガラスをコシコシと擦って中を覗いてみる。昭和っぽくて熟れたオレンジみたいな色のランプシェードが、ポコポコと下がっていた。店名は「鳥取美容室」。おお。主語がデカい。「県名に『美容室』って付くの、何だか勇ましいね」と奥さんが呟きました。それが、今の「#砂鳥ビル」です。私を鳥取に呼び寄せてくれた原動力の1つであった「トットリノススメ」それを主催した工作社の本間さんに、ビル前面の大きなガラス窓を、入りやすく且つ頼もしいドアに変えて貰いました。自分が楽しいと思える方向に動く事。場所を整え、空気を作り、そうする事によって街も楽しく明るくなって欲しい。そう思って考えて動いても上手くいかない事、やり直そうとしてもどうにもならない事が沢山あります。しかも、私共は行政ではないので活動する事によって確実に利益を上げて行かないと、生活すら成り立たなくなる…。#砂鳥ビルは勿論、そのままでは使えない部分が沢山あったので改築して貰い更にお手入れを必要とし、その後再び別の設備投資も沢山必要となりました。しかしこれからその場所を使ってくれる皆さんにも、メリットがいっぱいある所であって欲しい。近江商人の「三方良し」の道を考えつつ、最近では本当に「出来ない事を認識し相談して助けて貰う」「手を離して譲る」「あまり範囲を広げずに、どうしてもやりたい事だけをやる」等をどう現実に落とし込めば良いのか、という事を考えるようになりました。◆未来へ。わくわくする事を考える◆2021年、あるイベントに出店した時の事です。設営開始しているテントのお店群の中に、とあるキッチンカーを見掛けました。どのお店もテント建てにハッチャキに頑張ってる中で、そのキッチンカーのスタッフの方はプーッと指定の場所にやって来てポスポス、と周囲に美しく幟を立て、5分程度で出店準備完了したようでした。な…何てシンプル!それで思わず考えてしまった。年齢的に、省力化が図れるという部分は勿論嬉しい。でも何より、カルマの楽しいイラストをドンと大きくプリントした車がココに並んでいたら、一瞬でどんなに楽しい市場になるだろう…!!短縮できた時間で可愛いガーランドなんかも飾れば、もっと楽しいお祭りみたいな雰囲気を醸し出せる、そしたらお子さんとか喜んで走って来てくれるかもしれない。◆キッチンカーへの渇望◆出店のたびに必要とする大量の荷物積み下ろし。それも無い。強めの風雨もある程度凌げる。圧倒的な機動力という点から見ても、これからのマルシェにはきっと必需品だよね…。後は県外にも「美味しい鳥取の魅力をもっと知ってね!」って鳥取の美味を積んで伝道に行けるとかの「プロモーション特化営業」もきっと簡単に出来てしまう。「おっ!いいではないか。じゃ、ウチにも来てほしい〜」そんな方は是非!ドドンと御援助のほど!!何卒…宜しくお願い致しますm(_ _)m


小さな無国籍料理店カルマ中野時代乃終焉と鳥取時代2012年〜2025年START〜END(連載9回目)◆東京/中野→月1鳥取◆さて出店は盛況&楽しく終わり(素材の鮮度と豊富さ、安価な事には脱帽過多&( TДT)泣)そして生来の美味しい物好きなカルンの薫ちゃんが満を持して、翌日のお昼に北海道に連れて行ってくれました。「北海道…!!」海鮮やお寿司好きな方々、店名聞いて心臓がヨロコビdeぎゅっとしますかね…また詳しくアレするので多くは語りませんが。その他、鳥取的美味…各種様々教わりました。しかして、美味しいもの好きが同志的美味しいもの好きを素敵にもてなそうとすると何が起きるか。端的に言うと「その土地にお腹の底から惚れる事になる」のですよね。そして当時、オーナーチェンジによる閉店目前の中野カルマの開店候補地になりそうな場所を手当たり次第…香川や長野など…を探して旅する中で、人との繋がり方やその距離感、肌合いが1番合いそうだと思った所。それが鳥取だった。お腹の真意や大人の事情により鳥取に惚れた私は、東京に戻ってからお寿司を食べなくなり(鳥取で食べ貯めする)そして時折鳥取のアレコレを思い出してはポヤ〜とする事が増えた。人生初鳥取から1ヶ月後、再び長距離バスに乗りました。そう、鳥取が呼んでるから!!そのうち、月に1度は必ず通うように…。鳥取市。大きな空と、使い回してないまっさらの、水と緑の薫りがする甘美な空気。新鮮で安価なとれたて美味と安らかなる天然温泉、美味しいお水と静かな街。宝石のような海、そして、その頃知り合った興味深く、ジェントルな気質の人々。当時何だかみんな、場所作りに頑張っていた。ゲストハウスたみ、夜長茶廊、汽水空港始動前の森くん。そして森の生活者やタオカフェさん。その、キラキラした新鮮な始まりの空気感!UターンIターン、そうなんだ鳥取良いよね!楽しくやろう!そんな鮮烈な流れをビシビシ感じた。そんな街で、自分に何ができるのか…。物件見学に動き回り、色々な方々に話を聞く日々で耳寄りな情報が入って来ました。「丸さん、面白いビルの1部屋が空いたみたいだよ」その話には何だか、これは!!と思わせる煌めく光を感じました。そして年明けすぐに、そのビルに行く事に。◆鳥取のナイスなビル&図書室が見つかる◆そのビルは今、Tottoriカルマの目の前に建っている「上田ビル」でした。空いていたのは素材感剥き出しのカッコいい部屋。ピスタチオグリーンのザラッとした壁が素敵だった。早速手続きをして、鳥取生活のベースキャンプとするべく東京に置いていた全ての荷物を送り…そして、上田ビル2階に「うわの空」が誕生しました。まだ飲食できるお店は出来てないけど、うわの空を中心として鳥取でイベント参加等の活動を開始してみた。森の生活者✕カルン✕山二鳥の三者が中心となって始めた「鳥取春のパン祭り」。そして、商栄町の音楽フェスなど楽しい事が沢山あった。そんな折、何と食堂カルンをそのまま譲り受ける事に!でも当時は東京からの月1鳥取通いで鳥取定住ではなかった為、場所を維持しようと10人の共同オーナーを募っていっぱい助けて貰っていました。しかし如何にせん負担が大きい!ニッチもサッチモ…となってその後コロナ禍にも後押しされ拠点を鳥取に移そうか、となった。そしてご縁有って私設図書室カフェ兼自宅にする物件も見つかり…いよいよ本格的に鳥取県民に!薫ちゃんに呼ばれたあの日から、既に3年が経とうとしていました。中野市役所に出向き、生誕から還暦まで…長年親しんだ中野から移転する書類を貰う。その後、住民票を鳥取に移動。サァ。もうオレは!!正式に鳥取市民ですよ!そんな時。当時の人たちはだいぶ落ち着いて来ていて、ちょっと凪の日々。次の波はどんな…?となっていた頃。とあるお昼近くの時間、砂丘そばでも行っちゃおっかな、あと買物してコーヒーか…と思って駅前風紋広場を通り掛かると、広〜い広場の真ん中にポツリと1人の爽やか青年がテント立ててカレーを売っているのです。その空気に色濃く漂う中央線感…。アレ!?ここ中野…?!じゃないよな、鳥取駅だ。それが「せかいの真ん中カレー」浦林マサ君だった。ううっ。これは…なんだか楽しそうなビッグウェンズディの予感…!!めちゃくちゃ華麗な大波を感じる!!カレーだけに!!…凄く気になり、Tottoriカルマを運営しつつ時々顔を出していると彼の周りに、見る度に、ドンドコ人が集まって来たのだ。定期的に出店するお店も出てきて「ハレハレケケケ市場」と名付けられ随時開かれるミーティングを挟みつつ、強く逞しく且つ何とも楽しそうに波にノッていく。しかしこのジャックの豆の木的に伸び代ぐんぐん魅せるマルシェのフルサト&本拠地である駅前広場、どうしても必要な…アレが無いのだ。さて、今回はこの辺で。また続きをお楽しみに!!


小さな無国籍料理店カルマ中野時代の終わり、そして2012年〜一路、鳥取へ(連載8回目)◆次の扉を開ける2人/最前線の「ド真ん中」鳥取へ◆「丸さん、11月に『トットリノススメ』って言う2日間のイベントに出てパーティーでお料理出す出店、してくれませんか」2012年、夏の終り。ある日、終わりを目の前に控えた「中野の小さな無国籍料理店カルマ」の店内でベルが鳴り、鳥取出身の元カルマスタッフであるカルン(赤井薫)の声が電話口から響いてきた所…からのお話。実は同時期に、山崎亮さんの「ふるさと最前線」という講座に出席していたのでした。「鳥取は人口減少の問題に関しては超最前線ですよ」…そう聞いていた事もあって、興味深さと何より「パチン!!」とピースの嵌る音が響いてきそうなタイミングを感じたのです。2012年。その年の冬のはじまりに、ココスキーパンや愛用の調理器具をギッシリ詰めた巨大な蛍光イエローのトランクをゴロゴロ引っ張って新宿(バスタ新宿が出来る4年くらい前の話。当時は南口の路上から乗ってた)から長距離バスに乗り、長々と揺られた果てに辿り着いた鳥取駅。早朝、白い息を吐きながら荷物を抱えバスを降り立って初めて見る鳥取駅には雲間から眩しい光が幾筋も幾筋も降り注ぎ、駅なのに何故かイタリアの教会の天井画と祭壇のように神々しく光り輝いていた。(後から判明したけどコレは鳥取の気候としては至極普通の通常営業だった)「ここが約束の地だよ」…気の所為だとは思うんだけど、何だか顔のすぐ横に優しく囁かれている雰囲気。そんな鳥取駅前に広々とひらけた空、その空にノビ〜ンと飛んではクルリと奔放に舞うトンビ、駅前なのにキリリとした甘い空気、そして絵のようにドドンとした久松山に向かって真っ直ぐ伸びて行くアーケード、すんなりした商店街。そんな風景のド真ん中に初めて降り立ったのでした。「ウワー!!きれい!」暫くウロチョロと空を見上げたり駅周辺だの見て回っていたら太陽の光の筋はそのままに、アッと言う間にバラバラバラッ!!と雹が降ってきた。冷たい粒々が、面白がって狙ってくるように首スジにいくつも入って来る。震え上がって振り払いながら駅ナカに避難する事になったんだけど…それもまぁ冬の始まり鳥取の通常営業(つまり鳥取の冬装備はマフラー必須)だったのだ。イマデハモウ(.^_^)ナレッコヨ今思うと、この時既に鳥取が放つキューピッドの矢は、心臓ド真ん中に深々と刺さっていたのです。駅の中で風と雹を避けて暫く待っていたら、呼んでくれたカルンこと薫ちゃんが「丸さ〜ん!!」と迎えに来てくれた。そして荷物をお店に置いて、何と天然温泉のお銭湯(忘れもしない末広温泉町「元湯温泉」。でも鳥取のお銭湯が軒並み天然温泉だというのは、当時全く知らなかった)に連れてって「素早く芯まで温めコース」を仕立ててくれた。早、鳥取の地の恵みが放つ切っ先鋭い矢「ニノ矢︰天然温泉!!」が、心臓ド真ん中にHit The Spotな予感…?!血流がそんな活発でない派のわたくし伊太朗の血潮は、温泉成分と長旅の筋肉を緩ませる少し熱めの湯加減にカンタンに絆され、ぐるぐるせっせと活発に巡り始めた。「ふあぁ~…はわわわ…」温泉パワーを全身で感じ、緊張が解けると出てくる癖のあるアクビを連発しつつ、芯まで茹だって浴室を出ると…脱衣場の鏡に写った顔は旬ド真ん中の水蜜桃的萌えピンクに染まっていた。(当時62歳ですけど…)と、目の前に見慣れた瓶入り牛乳が。でもその商品名が…「白バラ牛乳…?!何だぁそのミェルヒェンな名前…絵本のタイトルなのかな!?」あんまりって言うか殆ど牛乳って飲まないんだけど、名前に惹かれて買って飲んでみると…お…美味しい…!何だこの乳脂肪の酸化を全く感じない、まるで集乳地が隣の家みたいな新鮮さは…?!なんと鳥取が放つ仕事人キューピッドの矢は、次々と簡単に心臓ド真ん中をキメてくる。とうに鳥取愛乃致命傷間違い無しのわたくし伊太朗は、美味しい白バラによって最上の茹で上がりに間髪入れず冷水で色留めされた神の絹さやのようにキリリと引き締まり、冴え冴えと桃の頬をして元湯を出た。と、すかさず迎えに来てくれた薫ちゃんは「じゃ、丸福開いたから行こ〜」と当時まだ営業していた喫茶店に向かってくれました。濃いブラウン基調の落ち着いたレトロな店内。薫ちゃんは店内に寛ぐ、新聞広げつつ朝の情報交換に勤しむ商店街のご店主方に目礼などしつつ奥の席に座る。街の朝だ。そしてわたくし伊太朗はこの店内の皆様に圧勝できる事が1つだけある事に気が付いた。「オレは今きっと、この店内で1番体温が高い!!」…さあ!!どっからでも掛かってきなさい!という温泉虎の威無敵モードでモーニングを戴く。コーヒーも旨い。出店打ち合わせをしつつ、バターを塗られたトーストを噛み締めました。美味しい。そしてまだ足先までぽかぽか幸せなこの温かさ。何だかもう、引き返せない魅惑の道に踏み込んだのかも…in鳥取。さて、今回はこの辺で。また続きをお楽しみに!!現在ご支援していただいた方251人。他にもたくさんの応援メッセージをいただいております。 残り31日、行けるとこまで行きます。引き続きクラファン応援よろしくお願いします。


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