去年10月に海外支援者の方達限定で種子島の天然麹菌の種麹をリターンとして送らせて頂きました。海外支援者の方達はご自分で醤油や味噌、濁酒などのワークショップや販売などもされている強者の方たちばかり。その中のお一人ドイツの「むあ酵房」さんが私の種子島の天然麹菌から菩提酛、三段仕込みの純米酒を作って下さいました。感無量です。しかも私の誕生日プレゼントにと種子島に本日到着!私が種子島の空気中から採取した麹菌が遥か遠くドイツで純米酒になるとは?!造り酒屋だった御先祖様達もとても喜んでくれるのではないでしょうか?というかもう私がメチャクチャ嬉しいです!先祖の為にもいつか私の麹菌で日本酒を!と思っていたことが実現してしまったのですから。こんな風に種子島の天然麹菌からこれから色々なものが作られることになるのだなと、想像しただけでとても嬉しいです。たねの島糀店の開店までもう暫くお待ちくださいませ。今夜は主人とこちらの純米酒、、沁々と頂きたいと思います。
遅延のお知らせ春寒の候、まだまだ寒い日が続きますが、種子島では早くも春の訪れを感じさせる桜の花が咲き始めました。そんな花便りも嬉しいこの季節に、娘が元気な男の子を出産しました。博多に住む娘は一歳の長女と旦那さんの4人家族に。新生児の1ヶ月検診までは家事と育児の手伝いに私が福岡へ行くこととなりました。そして、その後は暫く種子島に帰省する予定となっています。幸せな事とはいえ、このような事情でクラウドファンディングのリターン送品が遅れてしまうことは、ご支援者の皆さんには申し訳ない気持ちで一杯です。ご迷惑をお掛け致しますが何卒ご理解下さいますようお願い申し上げます。娘の出産のことも考えて麹室作りも進めてきたつもりですが、思いもかけないアクシデントや、今まで作ってきた糀の10倍以上を作るということで、麹室の温度と湿度の調整が上手く行かず12月のリターン送品には間に合いませんでした。12月中旬に麹室が完成してから今日まで、13回の試作を繰り返し90kgの糀を製麹しました。糀は出来ているものの、麹室の調整はまだまだ必要で試作を重ねる毎日です。現在、これまで作った糀を検査をして頂いており、その結果を待っての乾燥米糀の発送と生塩糀製作となります。娘の帰省などで本格的な発送準備と生塩糀製作に取り掛かれるのは4月頃かと思われます。また、準備が整い次第こちらで報告させていただきますので宜しくお願い致します。 2022年2月15日 たねの島糀店 関由紀子
海外からの御支援様に去年の秋に種子島の天然麹菌の種麹をリターンとして送りました。コロナの影響でなかなかリターンが届かず日本に送り返されてしまったものや未だに届かない国もあります。海外からの御支援様はマニアックな方達ばかりで、﹙なのでリターンが種麹になったのですが﹚麹の素晴らしさを各国で伝えるお仕事をさせている方たちもいらっしゃいます。今回はフランスでkaguya cafeをされているやすこさんが種子島の天然麹菌を使った味噌作りワークショップを開催してくださいました。https://www.facebook.com/555095034987172/posts/1281069512389717/種子島の天然麹菌が海を渡り遠く欧州で醸されているなんてとても嬉しいです。酵素力価の高い茶色い種子島の天然麹菌をより多くの人に使って頂いたり、生塩糀を食べて頂けたら嬉しいです。乾燥糀と生塩糀のリターンはご迷惑お掛け致しますが、只今麹室の調整中なのでもう暫くお待ちくださいませ。
活動報告。麹室の出来上がりと共に種子島の無農薬米に加えて長崎県の自然農米などから米麹を醸して米麹と水のみの甘酒を作り、テイスティングを始めました。糖度計での測定と味や色の違いなどもデーターをとっていきたいと思います。米の種類によっても味が変わりますが、糀を作る量によっても麹室の設定温度も変わり、糀の出来にも違いが出てきます。麹室を使いこなすまでにはまだまだ時間がかかりそうです。同時進行にて、そろそろ手作り糖化装置を使った塩糀の試作にも入りたいと思います。ご支援下さっている皆様、ご迷惑お掛けいたしておりますがリターン送品はもう暫くお待ち下さいませ。
遺伝子分析結果が届きました。SY1.SY4の2種共にアスペルギルスオリゼーという結果でした。結果的が出るのに3ヶ月以上係ったので正直ちょっと不安になっていましたがこれで安心して製品化出来ます。クラウドファンディングにて応援して下さった皆様ありがとうございました。