開業前に苦労した薪窯ですがその後、補修しながらも何とか8年頑張ってくれました。1代目の薪窯に感謝です。3年前にパン屋さん専業になってから週に焼くパンの回数が増えたことで右側のロケットストーブが潰れてきたのと(8年前にステンレスパイプが上手く入らなかったのが原因です。)パンを焼く部屋の床に使用した溶岩プレートがピールでパンを出し入れする際に摩耗しほげてきたこともあり2代目の薪窯をつくる時期にきていると悟りました。2代目の薪窯をつくるのであれば以前から夢見ていた理想的な場所自然豊かな場所でパンを焼きたい。それから、物件探しが始まりました。場所が見つかったキッカケは1年前に依頼されたドライブインシアターのお仕事でした。クラウドファンディングも残り1日となりました。残り1日ですがより多くの方にこの取り組みがお届けできるように宜しければご支援または情報拡散のご協力をどうぞ、よろしくお願いします。
崩れかけたロケットストーブの補修が終わりその後、何とかパンが焼けるようになりましたがトラウマが残り連日火入れするのが怖くなりました。当初は週3日程度の営業を考えていましたが週2日にしようかどうかと悩んでいた時一度は辞めた前職の農業試験場の理解ある当時の部長のご厚意で月~木まで農試勤務金曜日はパン仕込み土曜日に営業というスタイルで開業しました。今思えば困難を乗り越えるだけの諦めない気持ちと精神力を神様から試されたのだと思います。そう簡単には開業させないぞと(笑)。ですが、ロケットストーブが壊れて良かったとさえ思います。そうでなければあのような営業形態でスタートしなかったから。農業試験場の当時の部長、副部長、職員さんにはには本当に本当に感謝しています。あの時、私はとっても救われたから。お店の認知度がなかったし安定したお給料を得ながら営業ができたことに感謝し職場での人との関わりが持てたことにも(パン屋は一人作業なので)気持ちの切り替えが上手くできたことも全てにおいて整っていたから。だから、全てに感謝しています。写真は薪窯が完成した後練習で焼いたカンパーニュ。クラウドファンディングも残り1日となりました。残り1日ですがより多くの方にこの取り組みがお届けできるように宜しければご支援または情報拡散のご協力をどうぞ、よろしくお願いします。
☆パン屋さんになるまでの道のり☆vol.10薪窯は作り直しが出来ない…でもくよくよ泣いてばかりでは何も進まずいつまで経っても開業できないのでどう対処すべきかあれこれ考えた結果亀裂が入って崩れかけたロケットストーブの内側(バーントンネルとヒートライザ部分)に入る径のステンレスパイプを鉄工所に作ってもらいそれを分割して下からと上からとロケットストーブの内側に入れました。パイプをロケットストーブの内側に入れる作業や溶接工事は大変な作業でしたがパイプ製作と溶接をお願いした井崎製作所の井崎さんから「全然問題ないトラブルだよ。何とかなるよ。」の言葉に慰められ気持ちが楽になりました。あの時は本当に救われました。パイプを設置した事で何とかパンが焼ける状態になりました。写真はパイプが未だ入っていない状態のロケットストーブ。次に続く。クラウドファンディングも残り1日となりました。連日、皆様からのご支援と応援メッセージに感謝の気持ちで一杯です!残り1日、最後までどうぞ、よろしくお願いします。
クラウドファンディングも残り1日となりました。連日、皆様からのご支援と応援メッセージに感謝の気持ちで一杯です!残り1日、最後までどうぞ、よろしくお願いします。☆パン屋さんになるまでの道のり☆vol.91代目の薪窯に要した期間は約4ケ月間でした。一定の養生期間をおいた後薪火でパンを焼くことが楽しみで仕方なかったので連日のようにパンを焼いていました。ですが、完成した直後から問題が発生したのです。ロケットストーブのバーントンネルで薪を燃焼させて上部にあるパンを焼く部屋を温める構造になっているのですがパンを焼いた後バーントンネルに残った灰をかき出すと砂が混ざっていることに気が付きます。手鏡で中のヒートライザーを確認したら亀裂が入り崩れかけていました。その事実を知った時は途方にくれました。左官職人さんを責めたい気持ちはありましたが結局、全ては判断を下した自分に非があるのです。この頃の私は何も手につかずパン屋を開業するからと農業試験場も辞めたので一日、家の中で何をするでもなく泣いたり途方にくれたりただ、薪窯がある工房に一歩も入りたくなかったです。次に続く。
クラウドファンディングも残り1日となりました。連日、皆様からのご支援と応援メッセージに感謝の気持ちで一杯です!残り1日、最後までどうぞ、よろしくお願いします。☆パン屋さんになるまでの道のり☆vol.8県内外の薪窯を見学した後ロケットストーブを土台に入れた窯を自分の身長に合わせた高さで一日に焼く量を割り出したサイズで図面を起こしました。さあ、いよいよ薪窯づくりが始まるという時当時は消費税が8%から10%に上がる直前でどこも建築ラッシュで空いた時間に左官職人さんが来てアドバイスしてくれるといった具合で進んでいきました。お互いに余裕がなく私も初めてのことで職人さんの意見を優先するばかりでそんな時期も重なり一番、大事な部分である燃焼室のロケットストーブの組み立て方と使用した資材が悪くその後、頭を悩ませることなります。次に続く。写真は1代目の薪窯の手書きの図面。