「北九州平和資料館」閉館…「戦争」を知り、「平和」を感じ、考える場所を残したい

北九州市若松区にある「北九州平和資料館」は、戦時遺品などの展示物を手に取って見られる私設資料館。戦争の加害者にも被害者にもならないようにと、両面からの展示をしている。そんな資料館の閉館決定後、ウクライナで戦争が始まった。同時に軍備増強に向かう国の動き…。戦争の真実を知り、考える場所を残さなければ!

現在の支援総額

3,037,500

75%

目標金額は4,000,000円

支援者数

204

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2022/09/01に募集を開始し、 204人の支援により 3,037,500円の資金を集め、 2022/10/31に募集を終了しました

「北九州平和資料館」閉館…「戦争」を知り、「平和」を感じ、考える場所を残したい

現在の支援総額

3,037,500

75%達成

終了

目標金額4,000,000

支援者数204

このプロジェクトは、2022/09/01に募集を開始し、 204人の支援により 3,037,500円の資金を集め、 2022/10/31に募集を終了しました

北九州市若松区にある「北九州平和資料館」は、戦時遺品などの展示物を手に取って見られる私設資料館。戦争の加害者にも被害者にもならないようにと、両面からの展示をしている。そんな資料館の閉館決定後、ウクライナで戦争が始まった。同時に軍備増強に向かう国の動き…。戦争の真実を知り、考える場所を残さなければ!

このプロジェクトを見た人はこちらもチェックしています

さて。これは何でしょう?そうです。氷です。1月25日(水)。資料室のバケツの水が凍っていました。厚みが2~3cmもありました!そんな寒い週末でしたが、娘と親方さんが天井作りと屋根の拡張工事に来てくれました。二人で上と下に分かれて手際よく作業を進めていました。一見、ただのトタンに見えますが、ちょっと違います。片面にスポンジのような物が貼ってあるんです。親方さん曰はく、「普通のトタンだと、結露してポタポタ水滴が落ちて来るけど、コレはスポンジがあるから大丈夫!」つまり、資料が濡れることがないということです。もともとの屋根がガルバリウムのトタンなので、普通の天井板を貼ると結露によって、そのうち天井板が腐る可能性があるということで、このスポンジ付きのトタンを使うことにしました。「時短」と「コスト削減」という、大きな意味もあります!それにしても、狭い所はとても大変そうでした。「寝返り打てない~!」嫌な顔一つせず、むしろ、とても楽しそうに作業を進める二人の姿が有難かったです。実はこの二人。今請け負っている仕事を終えて、沖縄の首里城の再建に携わることになっています。ここ平和資料室のオープンも沖縄に思いを馳せられるようにと6月を考えています。「戦争のことを忘れないように」と、先人が力を貸してくれているような気がしています。さて。二人が作業してくれている間、私はひたすら単管塗り。ペンキの入った入れ物を持つ手の感覚が無くなるほど、寒いです。腰も痛くなるし、辛くないと言ったら噓になります。でも、作業しながら、いろいろな人のことを思います。戦後、日中戦争に従軍した人(Hさん)、ビルマ戦に従軍した人(Oさん)、シベリヤに抑留された人(Tさん)、八幡空襲で焼け出されて雪が舞うような家の中で暮らした人(Sさん)、ウクライナの人々・・・極寒の中で、必死で生きた、生きている、生きようとした人たちのことを・・・「こんなこと、大したことじゃないわ!!」不思議と耐えられます。それよりも、『大軍拡』『大増税』をしようとしている今の日本政府の動きを考えると、戦中を生きた(生きている)方々に申し訳なくて、胸が痛くなります。・・・購入した時屋根の増幅後抑止力になるからと軍事力を増強することが、決して国民を守ることにはならない。ということに気付く場所をつくりたいと、切に願います。1月29日現在大雨が降っても、安心して作業ができるようになりました。ボランティア募集します!!●単管塗り●壁塗り●駐車場の防草シート敷き●メッセージの焼き付け寒いですが、よかったらお手伝い願います。といっても、今すぐできることは単管塗りとメッセージの焼き付け。090-4514-2365(小松)にお電話いただけると、日時や作業内容を調整したいと思います。どうぞよろしくお願いします。資料室の隅に植えた菜の花が咲いています


小窓でホッと
2023/01/25 21:52

1月24日(木)。学習室と書籍コーナーの間の壁の小窓が出来上がりました。作業を始めて10日ほどかかりました。書籍コーナーには、絵本など、子ども向けの本も置く予定。だから、この小窓は小さな子どもが覗くことを想定して、場所を決めました。低中高です。中の小窓は最後に開けたのですが、開けてみると、建物の強度を保つ「すじかい」にぶつかってしまいました。「すじかい」を切り落とすわけにはいきません。でも、諦める選択肢は無く(笑)、いろいろ考えて、学習室側から、窓を開けられるようにしました。かなり無理があり、試行錯誤で苦労しましたが、何とか繋がりました。子ども側から見ると、ただの窓かと思いきや…手が繋げる!学習室から見たら、こんな感じです。制作途中です学習室で大人が勉強している間も、子どもは安心して好きな本を読むことができます。不安になったら、窓から覗けばいい!何なら、話しかけることもできます(笑)ハプニングと昨日からの最強寒波で、予定がずれ込みました。明日から娘と親方が屋根と天井を作りに来てくれます。小窓作りを何とか終えて、邪魔にならずに済みました。ホッ!明日からが、また、楽しみです。少しでも暖かくなりますように…


13日(金)河伯洞(芥川賞作家火野葦平が書いた兵隊三部作「麦と兵隊」「土と兵隊」「花と兵隊」の印税で、父金五郎が建てた家。)でのボランティアを終え、98歳のMさん宅へ。3か月近くかけて、Mさんへの聞き書きをしてくださっているYさんから、「息子さんが来られているから、会わない?」と、連絡があったので、「とらや」の茂兵衛まんじゅうを買って、馳せ参じた次第。ふりがな付きのYさん作成の「Mさんの戦時体験記」の確認作業。「耳も目も利かなくなってねぇ~。」と、大きな拡大鏡で活字を追いながら、Yさんの訂正を確認されています。98歳のMさん。記憶は鮮明です。好奇心旺盛で、戦争の時代にあっても「自分」から湧き出る「意思」を持ち「行動」されてきた方だと、お話を伺うたびに感じます。満蒙開拓団に入り、訓練を受けた時のお話の終わりに、「親元から離れたかっただけなんだけどね。えへ。」海軍に志願して青年将校になったお話の終わりには、「陸軍がきらいだったんだよねぇ。えへ。」と、かわいらしく(失礼な言い方で申し訳ないのですが)、大変謙虚に、おっしゃられるMさん。本当に「人として」学ぶところばかりです。そんなMさんから、当時の写真と寄せ書き日の丸旗を見せていただきました。資料館が所蔵している日の丸旗には見られなかった「女性」からの言葉が入っていることに驚きました。寄せ書きを書くのに決まりがあったかどうかは知りません。でも、私が目にする寄せ書きに、男性の名前や男性からの言葉ばかりなのに、「女性は、書いていなかったのかなぁ?『戦う』=『男性』と考えられていたのかな?」と、勝手に考えていました。Mさんの日の丸旗の「女性」は、お義母さんでした。幼いころに亡くなったお母さんの代わりに育ててくれた方。「捧げまつらん 君のみたてに」・・・当時の親の気持ちと同時に、「自分らしく」生を全うしてきたMさんの姿に、本当に大事なものを見た気がします。Mさんとの出会いに感謝。そして、根気強く、「間違ったことを伝えないように」と対話を重ね、分からないことを調べてまとめてくださっているYさんにも感謝の気持ちでいっぱいです。できた体験記は、資料室に置かせていただく予定です。


単管塗装
2023/01/13 06:14

1月10日(火)。平和資料室 TICO PLACE 仕事始め。年末に親方さんに建てていただいた単管に、さび止め塗料を塗ります。恐らく、出来上がった時もそのまま見えることになるだろうということで、グレーを選びました。地球の「重力」を感じながら、そこから「地球」のことに思いを馳せ・・・私の想像力はどんどん広がっていきます。この「自由」が大好きです。3日間で展示室以外の「今塗れるところ」の塗装終了。(写真ではあまり分かりませんね。)書籍コーナーの構想を練ることもできました。ぼんやりと構想があるだけで、具体的に考えることができていなかったので、よかった!娘にも構想図(まだナイショです)を送りました。早速、窓やドアをカタログで探してくれていました。感謝。先が見えてきて、心がかなり軽くなりました。木曜日はお昼もここでいただきました。友達に借りているストーブで、井戸水を沸かします井戸水で入れたインスタントコーヒーとお手製サンドイッチ1月とは思えない暖かさ。地球環境のことを考えると不安。でも、外仕事をする身、外でお昼を食べる身としては、ありがたい。身勝手な人間である自分を感じながら、いただきます。感謝。


単管リフォーム
2023/01/04 16:53

年末年始。娘のお世話になっている親方さんがご厚意で資料室のリフォーム作業をしてくださいました。約400万かかると言われたリフォームを材料費(恐らく100万くらい)のみで済ませようという話。考え方を大きく変えて、「木」の代わりに「単管」を使うというのです。お陰様で「枠」が見えてきました。佐賀でのお仕事が忙しいので、しょっちゅうは来られません。次は2月に入って、単管を固定してくたざいます。それまでできることをやっていく予定。娘の結婚式が終わって、来週から本格始動です。


新しいアイデアや挑戦を、アプリで見つけるcampfireにアプリが登場しました!
App Storeからダウンロード Google Playで手に入れよう
スマートフォンでQRコードを読み取って、アプリをダウンロード!