「北九州平和資料館」閉館…「戦争」を知り、「平和」を感じ、考える場所を残したい

北九州市若松区にある「北九州平和資料館」は、戦時遺品などの展示物を手に取って見られる私設資料館。戦争の加害者にも被害者にもならないようにと、両面からの展示をしている。そんな資料館の閉館決定後、ウクライナで戦争が始まった。同時に軍備増強に向かう国の動き…。戦争の真実を知り、考える場所を残さなければ!

現在の支援総額

3,037,500

75%

目標金額は4,000,000円

支援者数

204

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2022/09/01に募集を開始し、 204人の支援により 3,037,500円の資金を集め、 2022/10/31に募集を終了しました

「北九州平和資料館」閉館…「戦争」を知り、「平和」を感じ、考える場所を残したい

現在の支援総額

3,037,500

75%達成

終了

目標金額4,000,000

支援者数204

このプロジェクトは、2022/09/01に募集を開始し、 204人の支援により 3,037,500円の資金を集め、 2022/10/31に募集を終了しました

北九州市若松区にある「北九州平和資料館」は、戦時遺品などの展示物を手に取って見られる私設資料館。戦争の加害者にも被害者にもならないようにと、両面からの展示をしている。そんな資料館の閉館決定後、ウクライナで戦争が始まった。同時に軍備増強に向かう国の動き…。戦争の真実を知り、考える場所を残さなければ!

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4月16日(日)。「北九州芸術祭俳句大会」という催しで、お話させていただくという貴重な機会をいただきました。昨年の暮れ頃だったか。ーーー「閉館した平和資料館の灯を継ぐ」という新聞記事を手に、芸術祭のお世話役のNさんが河伯洞(火野葦平の旧家)に来られたのは。Nさんは、違う用事で河伯洞に来られ、用事を済ませて「ところで、この方をご存知ないですか?」と、新聞記事を見せながら、管理人のFさんに尋ねました。「あ~!ここに居りますよ!!~(笑)」ちょうどボランティアで河伯洞に居た日で、みんなで大笑いしたのを思い出します。私にとって「俳句の会」は、品格のあるご尊老が集まっている「固い」イメージがあり、とても私のような者が話をする場ではない。と思っていました。・・・気付けば4月。本来なら、腰を落ち着けて「考える」体勢に入っている予定が、「作業」体勢から抜け出せない状態です。「講演内容を考えないと…」作業を我慢(笑)して、数日は真面目に(笑)机に向かいました。「私が伝えられることって、何だろう?」改めて考えました。そして、小学校教員時代の実践記録を引っ張り出し、子ども達と共に学んだことを振り返りました。歴史学習での様子を伝える学級通信改めて、「子どもはすごい!」と思いました。感じる力、たくましい想像力を発揮して、学びます。子ども達が考えることは、人間として、大事にすべきことだと痛感します。学習発表会で子ども達が作った原稿の一部時々、目頭が熱くなるのを感じながら、読み耽りました。失敗したことも思い出し、「あの時」の子どものためにも、まっすぐに生きることが、私のできることだ。と思いました。そして、若かりし頃の自分が、「自分の思い」を書き記しているのを見つけました。あ~。変わってないや。(笑)結局、「俳句の会」では、自分がやって来たこと、考えていること、今やっていること、やろうとしていることをお話させていただきました。緊張していて、客観的に振り返ることは不可能です(笑)。でも、終わって、わざわざ声をかけてくださる方が居ました。「涙が出そうやったよ。」「子ども達の感想がよかったですねぇ。」そして、ご寄付もしていただきました。拙い話に耳を傾けてくださった先輩方に、感謝です。結局、「あ~引き受けるんじゃなかった。」と少々ネガティブな感情で会場に入った私でしたが、人間の「英知」溢れる「俳句」に触れ、なんだか、感動でいっぱいで帰途につきました。「人間」って、すばらしい!!これから展示準備に入ります。その直前に、自分が今、どうして「平和資料館を引き継ぎ、新しく『つくる』」ことにしたのか、もう一度考えることができました。私は、歴史研究家にはなれません。「人間」に興味があるようです。そんな自分が、これから、「平和資料室」の展示の準備をします。6月23日開設に間に合うように…。外板張り終了「壁作り」に入って、毎日のように来てくださったボランティアの方と相方のお陰で、おそらく8割方「箱」はでき上がりました。これまで、いろいろな場面で多くの方にお声かけ頂き、なんとかここまで漕ぎつけました。これから開設までは、自宅に「籠り」ます(笑)。不器用なので、一人で集中しないと事を成し遂げられないタイプでして。どうぞご理解のほど、よろしくお願いします。余裕がある時、あるいは、どうしても伝えたくなった時に、「活動報告」を書かせていただきます。それまで、お元気で!!


ありがとう②
2023/04/03 15:25

4月1日。数名のボランティアの中に、平尾台の子どもの村小学校・中学校のTさんがいました。いつも子ども達(参考までに→https://kitakyushu-heiwa.com/wp-admin/post.php?post=3063&action=edit)を引率して来てくださっていた先生です。年度末&年度初めのお忙しい時に、わざわざ来てくださったことに恐縮していると、「これですね。・・・」と、Tさんが手提げから取り出して、話し始めました。「卒業式の日に、保護者や来賓の方に、本を買っていただいたんですが、そのお金を子ども達が資料室に寄付したいと言っていましてね。」以前お伝えした、例の「本」です。読みました。すばらしい本です!!「戦争」を、その歴史的背景から実態まで、くわしく調べてまとめています。私が感心したことは、●多面的に戦争の事実を知ろうとしていること。歴史の流れの中で。被害、加害の両面から。世界情勢から。立場の違いから。・・・●調べる方法が多岐ににわたること本、インターネット、体験者への聴き取り、いくつもの資料館での調べ学習、実際にやってみる。●自分が感じたこと、考えたことを記録していること。一つ調べる毎に、必ず自分の考えたことが書いてあります。●5人で話し合っていること多くを知って、『戦争』と『平和』についてテーマを決めて5人の考えをぶつけ合っています。そして、「今」の自分たちなりの考えをまとめています。Tさんからの話を聴きながら、本を読んだ時の感動が甦ってきました。「寄付」に、子ども達の平和を願う思いが詰まっていることを感じました。涙がこみ上げてきました。 ーーー今も、思い出すと、目頭が熱くなります。どうして、そんなにうれしいのか。改めて考えました。「平和を守りたい、つなぎたい」という思いを持ち、本気で考え、行動している若い仲間がいることが、私はうれしいんだと思います。「難しい」「分からない」「どうせ声は届かない」・・・ではなくて、純粋な気持ちで知ろうとし、考え、行動していることが、うれしいのです。「社会に関心を持ち続け、自分に関係のあることと捉えて目を向ける。自分の声を上げる。」一年かけて子ども達が見つけた結論を、私たち大人は真摯に受け止めなければならないと思います。忙しくても世界情勢や自分の国の動向(政治)に関心を持たなければ、「民主主義」は正常に機能しなくなります。気が付いたら、こんなことになっていた・・・とならないようにしなければいけないと思っています。そうすることが、私たち大人の責任。TICO PLACEを、「知り、考える」場所に 。そして、みんなでつながり、平和を守る力に・・・力を合わせれば、板も全部塗り終えられました!ホッとしたのか、今日は軽いぎっくり腰・・・(笑)。ちょっと休憩。お陰で TICO PLACE の未来を思い描くことができました~


ありがとう①
2023/04/03 12:23

4月1日、2日。ボランティアの方々で、資料室がいつもより賑わいました。1日目。午前中は、旧平和資料館での親子学習会に参加してくれていた親子さんが手伝いに来てくれました。この日は、夏のような日差しで、かなり暑かったのですが、黙々と作業をしてくださいました。(私は、壁の作業をしていて、うっかり写真を撮るのを忘れてしまいました。残念!)ちょうどお昼を回った所で、塗料も無くなったので、作業終了。「無心になれて、よかったです~。」「北九州におる感じじゃない(旅行に来ているみたい)です~。」と、気を遣ってか、うれしいお言葉までいただきました。「中においでぇ~!」元の資料室に何度も来ていただいていたこともあり、子どもさんとも仲よし。(と、勝手に思っている)簡単に片付けをして(刷毛を寄付してくださいました)、 図書コーナーに案内しました。お母さん達にも入ってもらいました。「いい感じですねぇ~。」「一日のんびり過ごせる感じですねぇ~。」と、またまたうれしいお言葉を。「そう感じてもらえてうれしいです!ここで、子ども達が本を読んで、その間、大人が隣の学習室でお話をしていても、小窓から顔が見えるから安心して過ごせるかな。と思ってて。展示室の方は、戦争の怖い写真も展示しますけどね。」と、いろいろ話しました。「『学校に行けない』『学校に行きたくない』・・・そんな子ども達に来てもらってもいいなぁ~。」なんて、そんな話も。戦争のことを知ることは、「人間」というものを考えることになる。(考えさせることができる。)そして、「自分の生き方」を考えることになる。(考えさせることができる。)ーーー私自身の経験、私の教職経験からーーー自然の中に身を置くことで、心が落ち着く。(心を落ち着かせることができる。)生きる力が湧いてくる。(自分の命を感じることができる。)「北九州平和資料室 TICO PLACE」が、自分を見つめ、自分らしく希望をもって生きて行く力を、ほんの少しでも与えられる場所になったらいいなぁ~。と、夢を膨らませました。午後は、門司から親子のボランティア。二人で、これまた黙々と、塗ってくださいました。「暑いし、疲れたでしょう。」と、声をかけると、「気付いたら、こんなに時間がたっていて、びっくりしました。あと一束も塗ってしまいたいくらいです!」と、すてきな笑顔で返ってきました。元気をたくさんもらえた一日でした。ありがとうございます。


3月26日~28日の3日間。親方と娘が、サッシ付けと壁の作り方を教えに来てくれました。これが最後のお手伝いとなります。(お仕事の合間を縫って来てくれているので仕方ないのですが、心細いです…)板張りはこれからですが、サッシと下地を付けていただき、「壁」が少し見えてきました。(感激!)この間、何度かお手伝いに来てくださっていた方々が同時に資料室に来られることがあり、いつもより賑やかな資料室でした。そんな中、お手伝い初参加の新社会人Kさん。娘の子どもの頃からの友人ですが、「手伝いたかったんです!」と、わざわざ遠くから来てくれました。本格的にスポーツをしているKさんは、「トレーニングになるから。」と、力仕事を進んでしてくれました。資料室に入る道路も、若者たちの力で、砂利でキレイに整えられました。「アルバイトをしてもらったお金です。使ってください。」と寄付までいただきました。(泣)お伝えするのを忘れていたのですが、ぽつぽつと追加のご支援をいただき、また、親方に材料代をだいぶ勉強して頂き、大方、皆さまのご支援金でなんとか賄えるのではないかと思えるところまできました。しかしながら、足が出ないようにと、人力で進めていることもあり、時間がかかり、また、疲労も溜まってきています。そこでお願いです。外壁に貼る板に防腐剤を塗る作業を手伝っていただけないでしょうか。日時:4月1日(土)と2日(日)   10:00~16:00場所:若松区蜑住245ー3持ってくるもの:水分・軍手やビニル手袋(手を汚さないため。なくても・・・)・刷毛(小さいものは資料室に数本あります)・タオル(手を拭くため)注意事項●汚れてもよい服装でお願いします。(エプロンなどでもオッケー)●事前にご連絡お願いします。(☎090-4514-2365 SMSでもオッケー。駐車場が広くないため、時間帯の調整をさせて頂きます。)●まだ、トイレがありません。(車で5分ほどの所にJAやコンビニがあります。)●子どもさんも大歓迎!!(車で10分ほどの所にグリーンパークがあります。桜やさまざまなお花が咲いていてキレイ。遊び場もたくさんです。板一枚塗って、遊びに行きませんか?(笑))水性の防腐剤を塗ります!⤵ この長さなら、10分ほどで塗れると思います。ご連絡お待ちしています。どうぞよろしくお願いします。


3月23日(木)。駐車場の話。根っこを取ってもらった後、防草シートを敷き、その上にバラスをまく計画で進めてきました。いよいよ、バラスが運ばれてきました。駐車場をどのようにするかの相談に乗ってくださったのは、井戸を掘ってくださったS開発さん。バラスを運ぶのも引き受けてくださいました。感謝!!狭い農道もなんのその!切り返しすることなく、一発でバックで入って来たトラックに思わず拍手!!狭い入口もギリギリで通過~!どんなお仕事にもすごい技の持ち主がいるものだと、感心。ザ~ッと気持ちよくトラックの荷台から流れ落ちたバラス達?。その後は、人力で山を壊していきます。ひと山目は、途中まで頑張りましたが、すぐに限界がやってきました。汗だく~。腰が・・・結局二山目は、ラガーマンに来てもらい、相方と二人で広げてもらいました。あとひと山は、ぼちぼち広げていこうと思います。身体が資本。無理は禁物!!(笑)実は、この場所で平和資料室を受け継ごうと決めた時からずっと、心配していることが一つ。それは、「地域の方々に迷惑をかけないだろうか。」ということ。自然環境に恵まれている代わりに、道路(農道)が狭いです。公共の交通機関で来るには不便なのでどうしても自家用車の利用が多くなると考えられます。農道から田畑に落ちたり、離合でのトラブルが起きたりしないだろうか・・・。そんなことになったら、地域の方から厳しい声が…最悪、開設したものの、存続が難しくなるというようなことになり兼ねない…考えていると、心配で押しつぶされそうになります。ーーーいやいや。こんなことで諦めるわけにはいきません。まずは、ご支援いただいた方々に、このことを知っていただき、地域に迷惑がかからないように協力して頂くしかありません。そして、少しずつ地域の方に安心、信頼して頂けるように、実績を残すしかありません。(区長さんと農事委員長さんには挨拶に行ってはいます。)建物にめどが立ったら、運営の仕方をじっくりと考えてお知らせしたいと思っています。とりあえず、このような現状にあることをみなさんに知っておいていただきたいと思っています。「平和」を築くには、「思いやり」が必要だと思っています。まずは身近な所から。どうぞよろしくお願いします。日曜日。いよいよ!親方さんが来てくださいます。建物とトイレの入口になるサッシを取り付けに。そして、ついに「壁」が付きます。(と言っても、「つけ方」を教授してくださり、作業は自分達で。)そうなると、ようやく「トイレ(便器)」が設置される!?あ~。楽しみです。まだまだですが、うっすらとゴールが見えてきた気がします。(その先、重要な「展示」作業が待っていますが・・・)がんばるのみ!です。


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