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「北九州平和資料館」閉館…「戦争」を知り、「平和」を感じ、考える場所を残したい

北九州市若松区にある「北九州平和資料館」は、戦時遺品などの展示物を手に取って見られる私設資料館。戦争の加害者にも被害者にもならないようにと、両面からの展示をしている。そんな資料館の閉館決定後、ウクライナで戦争が始まった。同時に軍備増強に向かう国の動き…。戦争の真実を知り、考える場所を残さなければ!

現在の支援総額

3,037,500

75%

目標金額は4,000,000円

支援者数

204

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2022/09/01に募集を開始し、 204人の支援により 3,037,500円の資金を集め、 2022/10/31に募集を終了しました

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現在の支援総額

3,037,500

75%達成

終了

目標金額4,000,000

支援者数204

このプロジェクトは、2022/09/01に募集を開始し、 204人の支援により 3,037,500円の資金を集め、 2022/10/31に募集を終了しました

北九州市若松区にある「北九州平和資料館」は、戦時遺品などの展示物を手に取って見られる私設資料館。戦争の加害者にも被害者にもならないようにと、両面からの展示をしている。そんな資料館の閉館決定後、ウクライナで戦争が始まった。同時に軍備増強に向かう国の動き…。戦争の真実を知り、考える場所を残さなければ!

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平和を願う思い
2022/10/13 06:42
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これは、いつも私が平和資料室に行く時に持って行くカバンのポケットに入っている硬貨の束です。「北九州平和資料館」が閉館する直前に、資料館に来てくれた小学生が、「これを使ってください。」と、私にくれた支援金です。その子は、私の説明を大変熱心に聴いてくれました。一つ一つの遺品に触れて、丁寧に記録をしていました。途中で他の来館者の対応のため、すべての説明をすることはできなかったのですが、帰る時にその子がわざわざ私の所にやって来て、差し出したのが、このお金でした。---自分で働いて稼いでいる訳ではない子どもから寄付を頂くことは・・・と、一瞬ためらいました。でも、自分がもし子どもだったら…子どもなりの真剣な気持ちを受け取りたいと思いました。「大切に使わせてもらいます。」そこには、「大人」とか「子ども」とか関係のない「平和であってほしい」「平和のために力になりたい」という気持ちがあると思うのです。今、私の中に小さな悩みがあります。それは、クラウドファンディングの画面の「支援者数」に、反映されていない「見えない支援者」を反映させられないか・・・ということ。実は、クラウドファンディングで支援してくださる方の中に、「子どもの名前や気持ち」もいっしょに記入してくださる方がいます。でも、その「数」は、反映されていません。また、クラウドファンディングが分からないからと、わざわざ銀行口座に振り込んでくださる方もいます。当然ですが、その「数」も、反映されません。平和を守るには、平和の思いを集めることが大切だと思っています。単純に、「数が増えると、何だか気持ちが盛り上がるし、元気が出るよなぁ~。」とも思います。そこで考えつきました。(めっちゃアナログですが)「活動報告」に載せよう!と。現在の支援総額3,063,500円(目標4,000,000円) 支援者数202人(目標500人)です!振り返ると、受け継ぐ決意をして、クラウドファンディングの準備を始めた頃、「そんなに支援金が集まるものだろうか…」と、不安でしかありませんでした。それが、始めてみると、多くの方々が私の知らない所で協力してくださり、気が付くとこんなに!支援者の皆さんが、クラウドファンディングの操作に大変な時間を費やしている姿、銀行まで足を運ぶ姿・・・。そんな姿を思い浮かべると、目の辺りがツ~ンとしてきます。「『平和のために何かしたい!』って、みんな思ってるんだ!」と、元気が湧いてきます。がんばるぞ!支援者数が増えるといいな。と思っています。「備考欄」に記入して頂けたら、「数」に入れさせていただきます。よろしくお願いします。


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閉館した「北九州平和資料館」で心残りなことが一つあります。それは、小田山霊園(若松区深町)にある朝鮮人遭難者墓地についての展示を作るまでに至らなかったこと。新しい資料室では、北九州で働いていた朝鮮人労働者のことも伝えたいと思っています。(実は、新しい資料室のある場所辺りも、もとは石炭を掘っていました!)昨日は、展示資料を作るための勉強として、慰霊碑などを巡り、学んできました。小田山墓地には、戦争が終わって、故郷に帰る途中で船が転覆。海に投げ出され、流れ着いた方々が眠っています。土の下に眠る方々の声が聞こえるような気がしました…門司区の城山霊園内には、韓国・朝鮮人 の炭鉱で働いていて犠牲になった方などの遺骨を納めている場所もありました。高台にひっそりと建つ美しい建物の中には、「不明」と書かれた遺骨も。同じ一人の人間としてこの世に生を受けたというのに・・・心が痛みました。戦争当時のことを学ぶと、「二度とこの様な悲しいことにならないように」という強い思いになります。「そのためにどうして行けばいいのか」と、具体的に考えることもできます。そんな資料館にしたいと改めて思った一日でした。


溝のふた
2022/10/08 16:57
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友人から電話で「実家の前に新しい家が建ってるんだけど、廃材がたくさん出とんよ。使えそうなの、もらっとこうか?」なんと有難い電話!用事があって、すぐに行けなかったので、夕方現場に。けっこう大きなコンパネ(ウッドショックの影響から、昔の2倍の値段!!)がたくさんあります!3cmもの厚みの物も!作業している方に断りを言って、頂きました!今日、3cmの厚みのある板を使って、溝のふたをやり替えました。実は、先日わざわざ訪ねて来てくださった方の車が、溝にはまりかけたんです。これでとりあえず、落ちずに済みます!!感謝です。しかしながら、新築の現場の余った廃材は、大きな袋に入れられて、クレーンでトラックに乗せられていました。あのまま捨てられるのですね・・・中には、くくられたまま(未使用)の材もありました。まるで食品ロスのようです。考えさせられました。


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昨日は、入院中の義父とのリモート面会の日。家に帰ると、ポストに一枚のチラシ?が入っていました。読むと、なんと!教え子からの手紙ではありませんか!嬉しくて、「ありがとう!」と、声が出ました。よく覚えています。平和学習から「思いを表現」することにチャレンジした学芸会(今の学習発表会)のことを。劇から始まり、学んだことを伝え、自分たちの思いや考えを伝え、最後は思いを合奏で表現して終わりました。合奏のバックに映像を入れたのですが、当時はプロジェクターの性能があまりよくなくて、子ども達のバックに映像を入れるためにいろいろ考え・・・結局、バスケットゴールにプロジェクターをくくり付けて映像を映すという方法を思い付き…無謀ともいえるその考えを支えてくださったのが、教務主任でした。プロジェクターを入れる箱を作ってくださったのです。今思えば、「戦争や平和について考えてもらいたい!」という思いを支えてくれる方が必ず現れます。今回の「平和資料室開設」も同じです。『ありがとうございます。』と、大きな声で言いたいです。当時の学級通信子ども達は、よく分かっています。子ども達の考えは、平和に向かって真っすぐです。私もそうありたいと思います。


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昨日、新しい平和資料室開設をご支援いただいているSさんが、「渡したい物がある」と言われるので、ご自宅まで伺いました。戦後、シベリアに抑留された叔父さんの遺品でした。シベリアで使っていたものです。以前、シベリア抑留体験者に話を聴いたことを思い出しました。極寒の地での重労働にとても見合うものではないわずかなパンを分け合って食べていたこと。さっきまで話していた人が気が付くと死んでいること。・・・「この器が、命をつないでくれたんだなぁ。」「命を奪う」ほどの「寒さ」や「空腹」・・・私には想像するしかできないけれど、いろいろ考えていたら、涙がこみ上げてきました。捉えられ、苦しめられたのは日本人だけじゃない。日本人に捉えられ、苦しめられた他国の人もたくさんいるのです。だから、戦争をしてはいけない。戦争にならないように、必死で努力することが大切なんだと思います。Sさんから預かった遺品。「想像」できるように、展示を工夫しようと思います。