「北九州平和資料館」閉館…「戦争」を知り、「平和」を感じ、考える場所を残したい

北九州市若松区にある「北九州平和資料館」は、戦時遺品などの展示物を手に取って見られる私設資料館。戦争の加害者にも被害者にもならないようにと、両面からの展示をしている。そんな資料館の閉館決定後、ウクライナで戦争が始まった。同時に軍備増強に向かう国の動き…。戦争の真実を知り、考える場所を残さなければ!

現在の支援総額

3,037,500

75%

目標金額は4,000,000円

支援者数

204

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2022/09/01に募集を開始し、 204人の支援により 3,037,500円の資金を集め、 2022/10/31に募集を終了しました

「北九州平和資料館」閉館…「戦争」を知り、「平和」を感じ、考える場所を残したい

現在の支援総額

3,037,500

75%達成

終了

目標金額4,000,000

支援者数204

このプロジェクトは、2022/09/01に募集を開始し、 204人の支援により 3,037,500円の資金を集め、 2022/10/31に募集を終了しました

北九州市若松区にある「北九州平和資料館」は、戦時遺品などの展示物を手に取って見られる私設資料館。戦争の加害者にも被害者にもならないようにと、両面からの展示をしている。そんな資料館の閉館決定後、ウクライナで戦争が始まった。同時に軍備増強に向かう国の動き…。戦争の真実を知り、考える場所を残さなければ!

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新しい年が明けて、一番にしたチャレンジは、「主権者としての一票を大事にする試み」です。というのは・・・戦争のことをしっかりと学び、平和をつくる方法を考えた時に行き着いたのが「選挙」でした。「平和をつくること、守ることを真剣に考えている方に投票しなければ!」と。でも、どの候補者が、どんな考えを持っているか、分かんないなぁ。と、困ってしまいました。なぜなら、立候補者の公約には、「減税」「支援」「助成」…、家計にやさしい(経済最優先)話ばかり。確かに、くらしが楽になるのはとっても嬉しい!より幸せに生きられそうです。でもそれ以前に、『平和のつくり方』について、どう考えているのかを私は知りたい!!なぜなら、幸せの土台になるものだから・・・。そう思っていた時に、知り合いのフェイスブックに、宮古島市長選立候補者への市民からの『質問状』が載っていました。軍事化が進められている宮古島では、選挙は「軍事化を止めるため」にとても大切なもの。これだ!!私は、北九州市議会議員選挙立候補予定者のみなさんに、質問することにしました。年が明けてすぐに、願いを込めて、手紙を書きました。手紙と質問状質問は4つです。●北九州空港が『特定利用空港』に指定されたことについてどのようなお考えをお持ちですか。●航空自衛隊芦屋基地でPFASが検出されたことについてどのようなお考えをお持ちですか。●航空自衛隊芦屋基地での飛行訓練についてどうのようにお考えですか。●現在、国が進めている防衛対策についてどのようなお考えをお持ちですか。返信用の切手を貼った封筒も同封また、お忙しいと思うので、google フォームでの回答もできるように準備しました。うえのさん、うらさん、ほんごうさん、本田さん、三宅さん、山内さんは、届け先を見つけることができたので、郵送(ちゃんと届くように、簡易書留)で質問状を送りました。こまつさんとほんごうさんは、連絡先を見つけることができず、尋ねることができませんでした。とても残念でした。1月3日。二島郵便局まで行って、正月で一つしか開いていないの窓口に並んで、簡易書留をお願いしました。ドキドキ。一番に浦さんからお返事が届きました!一市民の声を無視しない姿勢に好感が持てました。浦さんから次に届いたのがうえのさんからの回答でした。浦さんと同様、お忙しい中、一市民の声に耳を傾けてくださったことを嬉しく思いました。うえのさんからそれからしばらく、だれからの回答もなく、希望した返信日の前日に山内さんからの回答が届きました。真剣に考え、取り組まれていることが、すごく伝わってきました。山内さんから私は、戦争のことを学び、今の平和がどのようにつくられてきたのかを深く知りました。多くの人の命や苦しみと引き換えにつくられた、この尊い平和の中で生きさせてもらった私達の世代が、今、「戦争の準備」に走っていることに、憤りを覚えます。恥ずかしくさえ思えます。山内さんは、きっと、私と同じように、戦争のことを深く学ばれたんだと思います。だから、こんなにも真剣に考え、行動されてきたのだと思いました。私たち有権者には、未来を生きる人たちによりよい社会を残す責任がある。改めて心に刻みました。見た目や印象、雰囲気、噂(うわさ)などの不確実なもので判断するのではなく、自分の力を使って調べ、判断することが、これまで以上に必要とされる時代になっていることを感じています。ほんごうさん、本田さん、三宅さんからの回答は、届き次第紹介したいと思います。


あけましておめでとうございます今年もどうぞよろしくお願いします。今年一番の活動報告は、未来への希望を感じるものを!!ということで、大学生のみなさんの姿を紹介させていただきます。(長いですが、ぜひ、読んでいただきたいです!)先月(12月)に、授業として大学生が来館しました。その中のほとんどの人が、10月にも私の講演を聴いてくださり、しっかりと感想を書いてくれていました。そんな学生さん達に、TICO PLACEで展示を見た後で、また、話をさせて頂いた時のこと。先生が、しゃべり過ぎる私をうまく制止して(笑)、学生さんに発言の機会を与えてくださいました。その時の一人の学生さんの言葉。❝平和を守っていかなくてはいけないことは分かるんだけど、具体的に何をすればいいのか分からないんです。❞がずっと引っかかっていて、「学生さんともっと話をしたい。せめて今私が考えていることを伝えたい。」と思うようになりました。そこで思い切って、ゼミの先生にも相談して、学生さんに手紙を書くことにしました。3日間ほどかけて(笑)、悩み悩み手紙を書きました。結局、長くなってしまって、「『あ~。面倒くさい!』って、思われちゃうかなぁ。」「先生にも、迷惑かけるかも・・・」と、投函をためらうくらいちょ~マイナス思考に・・・最後は、「時間かけたんだから、出さないともったいない!」というケチケチ精神が働き(笑)、投函。数日後、先生からメールが。「コピーして、全員に渡していいですか?」と。『回し読み』かなぁ。と思っていた私は、先生を拝みました。感謝。『学生さん』の心に届きますように・・・間もなく、先生から、メールが届きました。学生さんからのメッセージが添付されていました。以下、掲載了承を得ることができたもののみ、お伝えします。TICO PLACEに訪れる前、別の授業にて「政治について気軽に発信できる場が無い」「政治について学べる機会が学校には無い」と、問題視されているのを文献で読んでいました。TICO PLACEで小松さんのお話を聞きながら、まさにこの部分じゃないかと少し嬉しくなりながら聞いていたので、今回のお手紙で同じような記述があってもっと嬉しくなりました。「平和のために何かしたい」と思っても、今まで周りの人は「めんどうくさそう」といった態度でした。ですが、今回のTICO PLACEに訪れたことを家族に話したところ、「良い体験ができたね。」と、自分の話や疑問に積極的にノってくれました。小松さんがお手紙に書いてくれていた「政治の話をする」「根拠のある自分の考えを持つ癖を付ける」という部分が、その時点で達成できた気がして、「もっとできる事はないかな。」と、考えることができました。小松さんのお手紙が背中を押してくださった感じがして、嬉しくなりました。ありがとうございます!!文章と直接関係はありません私は、手紙に、「平和を守るためにできること」をできるだけ具体的に書きました。その中に、民主主義の話や主権者として政治に関心をもつ意味なども書きました。上の感想を書いた学生さんは、その部分に関心を持ったようです。このメッセージは、「近くにいる大人」が若い人(子どもも含め)にとって、どんなに影響があり、自信を与えてくれる(自尊感情を育てる)存在なのかを改めて考えさせてくれるものでした。小松さんの手紙を読んで、自分が漠然と抱えている疑問点に答えようとしてくださったことが、まず、嬉しかったです。私はずっと政治に関心がありました。しかし、どこから学んでいいのか、そもそもなぜ学校教育の中でもっと取り扱わないのかとずっと不思議でした。だからこそ、小松さんの「生活環境によって学習の差があるのはおかしい。」という指摘はもっともだと思います。私たちは、戦争ものの作品を見たり、聞いたりする時や、平和学習を行った時には、「命の尊さ」「今の平和は多くの犠牲の上に成り立っているもの」ということを身にしみて感じます。しかし、その思いは常に心の中にあるものではなく、忙しない日々の中ですぐに薄れてしまうものです。だからこそ、何度でも思い出すために「TICO PLACE」のような場所が必要なんだと思いました。もっと〝自分事”として、日々の様々な出来事にアンテナを張って生きたいと、強く思いました。文章と直接関係はありません戦争を学ぶことが、『いのちの尊さ』『平和の尊さ』を感じさせてくれる大切なこと。でも、日々の生活の中で忘れてしまう―――鋭い所を付いています!でも、このことに気付いている人は、きっと平和をつくる力が備わっていると思います。「TICO PLACE」の存在価値を感じてくれていて嬉しい限りです。小松さんのお手紙と資料を拝見し、機会があれば、一度お話を詳しく伺いたいと思いました。文中での「日本の民主主義は『戦争によって失われた民衆の命と引き換えに与えられた』ものといえるのでは」という言葉が印象的でした。戦争に敗けたからこそ、今の民主主義があり、失われた民衆の命、ひいては、私達の生活と地続きのところで、敗けたという事実が未だ仄暗く人々の心にくすぶっているように考えました。知る機会の格差解消と実践としての平和学習は、教育の場においてより強く意識されるべきであると思うと同時に、その一歩そして、この大学での学びがあるのだと再認識させられました。文章と直接関係はありません『学ぶ』意味まで考えているその姿に感動すら覚えます。こんな真摯な若者たちに、私は、希望を感じています。小松さん、素敵なお手紙ありがとうございます!考えさせられるお話が多く、戦争や平和について考え直す機会になりました。お手紙の中で政治に対して話し合ったり、選挙をやってみたり、〝実践する”ことからの学びについて書かれていたのを読んで、思い出したことがあります。私の中学校では、生徒会の選挙がとても活発でした。候補者が校門前で挨拶するなど広報活動をしたり、福岡市から実際に使われている投票箱をお借りしたりしていました。この経験は、小松さんがお手紙に書かれていた〝実践”につながっているように感じました。私自身、投票には行っていますが、政治について理解が浅い部分が多いと感じています。お友達の中には、政治に対して関心を持っているけれど、投票に行くまでのハードルが高く感じている子もいます。政治についての話題を普段から意識し、時には周りの人と議論していきたいと思います。今回は、本当にありがとうございました!文章と直接関係はありません小松さんの手紙を読んで、政治について疑問を持っても、胸に秘めて誰にも言わないようにしたりしているのは、それが〝いけないこと”だと思っているからなのか。と思いました。口で言うほど政治に詳しくもないしと思ってしまいますが、だから何もしないのは、違うのかなと感じました。平和のために私たちができること、私の場合、まずは考え方を広げることからかなと思います。偏見や差別的ではないかはもちろん、自分に自信がないから意見がないから意見を言わないのではなく、自信を持てるように根拠を見つけ、考えることが大事なのかなと思いました。言語化も考えをまとめて伝えるということも得意だとは思えませんが、変わっていけるよう頑張ります。文章と直接関係はありません上の二人からのメッセージから、素直さと謙虚さを感じました。若さゆえに、まだ経験が少ない学生さん。でも、その自分の経験をふり返り、意味付ける。自分自身を振り返り、普段から自分にできることを考える。ーーーこれが大事なんだと思います。これから、これから。この姿勢があれば、いくらでも豊かに変わっていけると思いました。●今ある「当たり前」が当たり前ではないこと、戦争のことを学ぶ毎に思う。当たり前や日常をありがたく感じ、幸せに思うことを一人でもすることができれば、平和は少しずつ広がっていくのかなと思った。●小松さんの手紙の中に「個々の自由や権利が『あって当たり前』で、『自分たちで守っていくもの』という感覚がほとんどないのでは。」という部分があったが、まさにその通りだと思った。若ければ若いほどそうなのではないだろうか。しっかり自分の頭で考えないとなと感じた。 文章と直接関係はありません 純粋にまっすぐに受け止め、自分と向き合う。この姿が、「戦争」を憎み、「平和」をつくるために努力する社会を創り出すと思います!!小松さんの思いがとても伝わる手紙でした。私は、今回行けていないので、他の人達からの感想や意見、そして資料からでしか感じることが出来なかったことがとても悔しく思っているので、時間を見つけた際に行ってみようと改めて思いました。未だに人間は昔にあった出来事から学ばず、今もなお世界で戦争、紛争などが絶えず行われている事がとても残念に思います。だからこそ小松さんのおっしゃるように私達、若者がどうにか行動をしていかなければならないなと思いました。これから二度と原爆が落とされないためにも日々ニュースを沢山見て、世界の情勢について学んだりしていく必要があるなと思いました。私自身は、このような分野にとても興味があり、小さい頃から積極的に平和学習に参加していたのですが、今回授業で小松さんの講演に参加し、まだまだ自分が知らない戦争が沢山あるということを改めて感じました。「戦争」を学ぶということは、私達にとって、とても重要で、意味のある事だと思うので、これからも自分自身でしっかりと学び、「戦争」に対する自分の意見をしっかりと持って生活していきたいと思いました。文章と直接関係はありませんメッセージを読んで、「手紙を出してよかった。」と思いました。学生さん達は、ちゃんと受け止めてくれました。そして、それぞれに考えてくれました。きっと、「行動」していることと思います!新しい年を迎え、私も、「主権者」として、若い人の近くにいる「大人」として、未来に平和を繋ぐために精一杯「行動」していこうと決意を新たにしています。がんばるぞー!!


12月6日(金)。春頃だったか、平和のまちミュージアムの企画展に行った時に、思わず涙してしまった展示物がありました。八幡空襲(当時小学校1年生)でお母さま、お姉さま、妹さん、弟さんを亡くされ、お父さまは焼夷弾によって負傷してしまうという、悲しく、恐ろしい体験をされた佳子さんの小学生の時の通知表。恐らく、今よりもはるかに多い児童が居たであろう一学級の先生が、一人の児童に寄せる愛情の深さを感じました。一端の教員をしていた私は、「所見」といわれる言葉のもつ本来の意味、教師としての在り方を、考えずにはいられませんでした。「どんな先生だったのだろう?」と、先生への興味から始まり、「どんな日々を送っていたのだろう?」と、ご本人に会って、話が聴きたくなりました。夏の忙しい時にも、時々思い出していました。「忙しさがひと段落したら、学芸員さんに問い合わせてみよう。」そうして昨日、その夢が叶いました。「戦争は人殺しです。」TICO PLACEまでの車の中で、会って間もない時に佳子さんが言われた言葉。母親、姉、妹、弟を殺された方の言葉です。「防空壕の中で亡くなっていました。きれいでしたよ。」『北九州の戦争遺跡』より生き残ったたった一人の家族であるお父さまも、瀕死の重傷で入院。小学校1年生で一人ぼっちになってしまった佳子さん。お父さまの友達の家で過ごしたり、病院から学校に通ったり、一人ぼっちで過ごしたり、・・・「一丁5円の豆腐を買って、味噌を溶いた中に入れて、ご飯にかけて食べていました。」食べるものだけではありません。着るもの、持ち物、生活用品、生活そのもの・・・一つ一つ、一日の生活を考えた時に、「無くて困ったもの」がたくさんあったのだろうと思います。でも、恐らく、子どもの佳子さんには、「何が無いのか分からない」部分もあったのではないかと、今は想像します。というのには・・・戦中、戦後のお話を聴いた後、最近の話(家族の話など雑談?)をしていた時のこと。話の流れの中で、私が、「私は、退職してようやく母から漬物の漬け方を教わりました。」と言った時に、すぐに佳子さんから「私は、漬物を知らなかったのよ。食べたことがなかったの。」と返ってきたのです。私は、ハッとしました。自分の想像力の乏しさを恥じました。「想像」というものが、「体験」に支えられていることを改めて考えさせられました。子どもの頃の体験の価値の大きさを知りました。その人にはなれないけれども、「注意深く」「丁寧に」想像することが重要だと、胸に刻みました。ーーー佳子さんの明るさに支えられ、大変楽しい時間を過ごさせていただきました。佳子さんは何度もおっしゃいました。「私は、先生方に支えられました。」佳子さんを送り届けての帰りの車の中で、ふっと、2つの「賞状」のことが頭に浮かびました。戦争中に小学生がもらった賞状↑佳子さんが中学生の時にもらった賞状↑片や「賞状」を励みに、「『人殺しをする戦争』に加担する」人間を育てた。片や「賞状」を励みに、「人生をたくましく生きる」人間を育てた。ほんの7年足らずで、この変わり様。教育の力の大きさ。本来、「教育」とは何なのか?人間とは?私の中で揺るぎない「人間像」の土台にあるものは、「人間は、人殺しをするために生まれてきたのではない。」ということ。だから、教育は、「人殺しをしない人間を育てるためにある」ものである。(乱暴な言い方ですが。「人殺し」の中には「人権を奪う」という意味が入っています。)その目的を達成させるために、あらゆる手段を講じるべき崇高なものであると考えています。すべての大人がそういった教育の意味を考え、子どもたちと関わらなければ、同じ過ちを繰り返す。と、最近強く考えます。


昨日(2024.11.24)、水巻町にある、日炭高松の前身三好炭鉱の犠牲者を祭る三松園に、石仏の清掃活動に行きました。(TICO PLACEから、車で10分弱)「とってもいい腐葉土ができてるね!」などと言いながら、一年間で伸びた葛や根っこと格闘。最後は刷毛で、石像の顔や身体をキレイにして、犠牲になった方のお名前を呼びます。お花を手に持つ石像石像には、日本人の方の名前と朝鮮人の方の名前が刻まれています。日本の植民地政策のもと、日本に来て働いていた方がおられたことが分かります。異国で、それも地中での重労働に従事させられる毎日の中で、人生を終える…無念な思いを想像します。「おかげで、豊かに暮らさせていただいています」慰霊と同時に、石像周辺がキレイになるのが目に見えて分かるのが楽しくて、夢中になって活動させていただきました。その後、自分の不注意から、足首を大きく捻ってしまい病院へ・・・毎日のように、「伝えたい」「ブログに書きたい」と思いながら、目の前の仕事に追われてきました。足首を氷水浸けにして、その辛さを、シベリヤ抑留者の方を思い出しながら、「こんなこと大したことない!」と、我慢。「できた時間」で、数日間のことをインスタに挙げました。(以下、長文ですが。)この三日間。たくさんの方が来館してくださった。金曜日(11月22日)午前中。戸畑から20数名の年長者のみなさん。驚きをもって資料を見られていた。中に、敗戦時に子どもだった方の声。「思い出すねぇ。」「思い出したくないねぇ。」そんな中、「私はね、もともと双子で生まれたの。」と、私の耳元で、小声で話してくださった方がいた。「誰にも言わないんだけど、八幡の空襲でもう一人は亡くなったそうなの。」どれだけの人が、心の奥底に、人には言えない(言いたくない、言ってはいけない、言っても仕方ない、…その理由は様々だと思う)戦争による傷を抱えて生きて「いる」のだろう。・・・戦争を体験せずに平和を享受している私たちは、せめてこのことを知ろうとすべきだと思う。そして考えた。いつか、人には言えない戦争による傷を抱えて生きて「いた」のだろう。と、完全な過去形になる日が来るのだろうか…新たな「戦争による傷を抱えて生きている」人が生まれてしまうのではないだろうか…と、今の日本のきな臭いを現実に思いを馳せ、心配になった。そんなしなくてもよい苦労をつくらないように、全力で今できることをしなければ!と、思った。午後は、長崎から原田小鈴さんが来館!小鈴さんのお祖父様は、広島と長崎で被爆した二重被爆者。小鈴さんは、大変なご苦労をされたその経験とお祖父様の伝えたかったことを、全国各地「聴きたい!」と言われれば、飛んで行って話をしておられる。前の資料館でも話をしていただいた。そのとき以来の小鈴さん!久しぶりにお会いできて、うれしかった!!「こんなにやっても『核抑止』と言う。世界には核使用をチラつかせる為政者がいる。…時々、虚しくなります…。」「でも、やり続けなければならない!」力強い言葉。前向きで明るい小鈴さん。元気とやる気をもらった!土曜日(11月23日)。天候不順な中、20代の青年が来館。長い時間、いろいろなことを話した。「日米地位協定の話など、日米の関係の話をすると、『陰謀論?』とか言われるんです。議論ができないんですよ…。」『おかしいと言えない』というよりも『おかしいと思わない』国民がつくられている現実を近くに感じ、心が重くなった。だが、真っ当に向き合い、考えようとする若者がいることも、近くにある現実だ!諦めてはいけない!!日曜日(11月24日)。視覚障がい者の団体(23人)が来館。資料に「触れられる」ことが、こんなにステキな出会いもつくるんだと嬉しかった。願いを込めて作った多目的トイレも、とても役にたった!①義手②各種爆弾(金属製)③各種爆弾(陶器製)④千人針⑤…という順番で見てもらった。金属製爆弾に触ってもらった後、手を取り、「そのまま右に手をずらしてください。」と、陶器製手榴弾に誘導。「あら。プラスチック?………いや。土かな?」「さすが!正解です。」楽しいやり取りの中、皆さん熱心に話を聴いてくださった。とても明るい声で、「ありがとね。がんばってね。」と言ってくれた。ふと、脳裏に、障がいのある方が戦争の中でどんなに酷い扱いを受けたか…これまで学んできた悲しい事実が浮かんだ。「すべての国民が幸せを感じながら生きられる世の中に、戦争は要らない」強く思った。TICO PLACEに来てくださる方のお陰で、常に『大切なことは何か』を考え、そのためにがんばることができている。感謝!ちょっと、辺鄙な所にあるTICO PLACEに来て、平和の尊さを感じ、さらに、自然の心地よさを感じて帰ってくださる来館者のみなさん。来てくださる方々のお陰で、私の心が強く優しくなっています。


2024年11月4日。快晴。北九州平和資料室TICOPLACEの第4回目のイベントの日。ドラム設置準備中~秋になり、陽が低くなり、横から陽が入る・・・これで精一杯(笑)手ごねパン「Andante」~いつも美味しさとやさしさを運んでくれる~軍事化される沖縄の島々の様子(南西シフト地図展示)に関心をもたれる参加者の方11時。ちびっ子ドラマーSOUTAの「さよーなら またいつか」のドラム演奏で開演!ドラム演奏「さよーならまたいつか」熱演するSOUTA~後ろにニコニコ顔で見守るパパの姿が~よりパワーアップしたSOUTAの演奏に、参加者の皆さん、くぎ付けでした。(以下感想より)・とても楽しそうに演奏していて、こちらも元気になりました。これからの活躍を応援しています。・ドラム演奏、とても楽しそうに演奏している姿がすてきでした。・末恐ろしい小三のドラマー そうた君の名演奏に聞き惚れました!・かわいいそうたさんの技術のすばらしさに感動しました。平和な世の中で、自分がしたいことをできることが幸せだなと感じました。・そうた君のドラム感動しました!!好きなことを見つけて集中できること コレは将来にきっと生かされます。頑張って!!・すごいドラムのテクニックでした。これからも頑張ってください。・素晴らしかったです。とても上手で、このまま、平和活動と共に邁進してほしいと思います。アンコールにも応えてくれて、一番前で聴いていた小学生の姉妹が曲に合わせて踊る姿も見られました!(写真を撮ったはずが・・・)子ども達、ステキです。私は、子ども達の生き生きとした姿を見ながら、その後の講談のテーマ『対馬丸事件』のことを思いました。「この子らと同じ年頃の子ども達が、大人の始めた戦争の所為(せい)で・・・」と、悲しくなりました。同時に、『今』また、「疎開」ならぬ「避難」計画が持ち上がっていることが浮かんできました。悲しくて、悔しくて、情けなくて…やるせない気持ちと憤りと負けない気持ちが湧いてきました。SOUTAの演奏を聴きながら、SOUTAの生き生きとした姿を見ながら、反戦の思いを強くしました!!SOUTA、ホントにありがとう!!!!すばらしい演奏の後は、旭堂南照さんの講談『ミチコ先生とマーマレードと対馬丸』でした。前日。南照さんとの打合せの時に、「登場する時に、何か音楽をかけた方がいいですか?」と尋ねると、「忌野清志郎の曲『明日なき世界』をかけてください。」と。実は、講談を聴くのは初めての私。出囃子とかそういう感じでの登壇だと思い込んでいました。かなり驚きました!!(平和を考える意味のある曲なんです。)大き目の音量で、南照さん登場!!と、なんとかそこまではよかったのですが、その後、マイクの音が…ホントに申し訳ない!!プロの世界で活動されている南照さんにとっては、最悪の事態ですよね。でも南照さん、慌てている私に気を遣わせないように、自然な感じで、参加されている皆さんにお話をしてくださったんです。繋ぎ止めてくださったんです。なんと、おやさしい!!これぞ、平和をつくる人の手本!!と、今振り返れば、叫びたくなります。が、『その時』は、泣きそうでした。(私の単純な操作ミスでした…)・南照さんが、講談に入る時の「切り替え」がすごくて、「さすが、プロだなぁ~!!」と、思いました。かっこよかったです!!!  by 大学生まず、笑顔で引き込み、次に「声」で引き込み、いつの間にか「話」に引き込む、南照マジック!!以下参加者の感想の一部です。・講談があんなに面白いなんて!新しい世界を見せてもらって、ウキウキでした。・声の響きに引き込まれました。・戦争のテーマを伝える時に、どうしてもかたく、暗くなってしまうと思うのですが、活力と勇気をいただきました。・講談を初めて聴きましたが、すばらしかったです!!・南照さんのパワーがすごい!対馬丸の講談、すばらしかった~。続けてくださいね。スタッフが、動画で見られるようにしてくれました。お時間のある時にどうぞ。↓講談「ミチコ先生とマーマレードと対馬丸」一席目の講談の後、夏の子ども向けのイベントにも登場してくださったケイコさんに、読み聞かせをしていただきました。『きみがおしえてくれた』という絵本です。戦争中、犬や猫、ウサギなどの動物たちの命までもが、戦争に利用されたことを伝えるお話です。そして、その時代を生きた人々の心にも、悲しみ、苦しみとして残っていることを伝えるお話です。夏には叶わなかった「犬猫の毛皮が使われた兵士のコート」を小竹町の『兵士庶民の戦争資料館』からお借りして展示させていただきました。その重さに、まずは驚きます。そして、毛に触れて、自分の飼っていた犬たちを思い出します・・・何度手にしても、胸が締め付けられてしまいます。さらに、ケイコさんの読み聞かせは素晴らしく、「きれいな声に本の世界に引き込まれ、とても心に残りました。」と、感想をいただきました。(屋外でプロジェクターで絵を映し出すのは、至難の業・・・結局、一番苦労したのに「無くてよかった」と思いました(笑)。ケイコさんの語りだけで、十分想像できます。「次」の時は、紙芝居風にしてみようと思います。失敗は成功のもと!)さて。今回参加された方から、チラシを預かりました。「犬やねこが消えた」というお芝居が、来年4月に、直方で行われます。劇団は「俳優座」さん。東京からやってきます。今からぜひ、予定に入れておいてください!!(大人2000円/高校生以下無料)チケット、TICO PLACEにもあります!!さて。読み聞かせの後、南照さんが、もう一席『春日局』をお話してくださいました。徳川三代将軍家光の乳母春日局のお話。二代将軍秀忠の長男竹千代(後の家光)の幼少期の様子と彼を取り巻く人々の動きや春日局の企み?そこに人が居るような錯覚を覚えるくらい南照さんの語りは見事!!そして、人間の想像力と創造力の豊かさを考えさせられました。こうして無事に終えた第4回目のTICO PLACE のイベントは、『人間』ってすごい!!と心から思えるものになったように思っています。参加してくださった方には、「どれも素晴らしかった!」「来てよかった!!」とよい感想をいただきました。私の方も「やってよかった!!」です。出演してくださった方、参加してくださった方、イベントまでお手伝いしてくださった方、当日お手伝いしてくださった方、宣伝してくださった方・・・多くの方々に感謝し、簡単なご報告とさせていただきます。本当にありがとうございました。<裏話・追記>●高座作り●初めての講談。「場づくり」をどうすればよいか、頭の中で考えていたことをやってみたのは本番前日。「どうしてそんな直前に!!」と思われるかもしれませんが、TICO PLACEは、「手作りの資料室」。「余裕のない」ことだらけでして・・・簡単にはいかないのです・・・高座は、こうやってできています(笑)↓資料を引っ越しさせた時の写真 イベントをした時に「イス」として使えるようにと、「床」を作ったんです!高座に変身した「床」作りながら感動したのが、数がぴったり!!だったこと。ささやかな達成感。(笑)●仲間●夏の子ども向けのイベントの後、何ともやりきれない気持ちに陥ったことを思い出します。今回は、「共に意見を言い合える仲間」を得て、本番当日も大きな力となりました!!これまでも、「手伝ってくれる仲間」はたくさんいました。その方々が居なければこれまでのイベントも開催をすることはできませんでした。心から感謝しているし、これからも感謝して、お願いしたい(笑)と思っています!!しかしそれだけでは、「当日」がうまく回らないことに気付いたんです。「当日」をイメージできている仲間が必要だったんです。一人ではできない! ホントにホントにありがとう


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