閉館した「北九州平和資料館」で心残りなことが一つあります。それは、小田山霊園(若松区深町)にある朝鮮人遭難者墓地についての展示を作るまでに至らなかったこと。新しい資料室では、北九州で働いていた朝鮮人労働者のことも伝えたいと思っています。(実は、新しい資料室のある場所辺りも、もとは石炭を掘っていました!)昨日は、展示資料を作るための勉強として、慰霊碑などを巡り、学んできました。小田山墓地には、戦争が終わって、故郷に帰る途中で船が転覆。海に投げ出され、流れ着いた方々が眠っています。土の下に眠る方々の声が聞こえるような気がしました…門司区の城山霊園内には、韓国・朝鮮人 の炭鉱で働いていて犠牲になった方などの遺骨を納めている場所もありました。高台にひっそりと建つ美しい建物の中には、「不明」と書かれた遺骨も。同じ一人の人間としてこの世に生を受けたというのに・・・心が痛みました。戦争当時のことを学ぶと、「二度とこの様な悲しいことにならないように」という強い思いになります。「そのためにどうして行けばいいのか」と、具体的に考えることもできます。そんな資料館にしたいと改めて思った一日でした。




