皆さまおはようございます。運営企画推進室の河原です。台風がゆっくり近づいているようで、武蔵野市は明日から雨の予報です。とらいふぁーむでは、3基のプランターでじゃがいもを育てています。昨日は葉の裏についたたくさんの虫を、職員がピンセットでせっせと駆除していました。無農薬はやっぱり大変です。葉が枯れてきているのは収穫のサインだそうじゃがいもはそろそろ収穫の時期を迎えるところで、せっかくならご入居者の皆さんと一緒に楽しもう!ということで、6月22日 木曜日 クリーンむさしのを推進する会の皆さんの協力を得て、じゃがいもの収穫イベントを開催することになりました!午前中にご入居者の皆さんとおいもを掘って、15時のおやつで採れたてのおいもを一緒に楽しむ予定です。おいもはご入居者の食事形態に応じて、ふかしいも・マッシュポテト・いもゼリーにアレンジします。* * *先日この企画をあるユニットリーダーに話たところ、ご入居者がイベントを楽しめるように・・・と麦わら帽子 アームカバー エプロン ジョウロ シャベル早速こんなものを買ってきてくれました。エプロンとジョウロとシャベルは、前ユニットリーダーが買い揃えてくれたものです。* * *ユニットにはいつも、限られた人員配置の中で一生懸命ケアに取り組む介護職の姿があります。「ご入居者のためにこんなことをしてあげたいけれど、時間が取れない・・・」余暇活動の時間が確保できず、ご入居者に対して申し訳ないと語る職員も多くいます。そんな中、ご入居者のためにイベントを盛り上げようと、ユニットリーダーが率先して動いてくれました。嬉しいメモがついていました♪* * *イベントまであと3週間、無事にたくさんのおいもが収穫できますように。(台風も無事に去ってくれますように・・・)皆さま、今日も良い一日をお過ごしください。とらいふ武蔵野河原優子(写真:相談員Uさん撮影)
みなさま、こんばんは。夜分に失礼致します。 とらいふ武蔵野・運営企画推進室の井口です。 先週から、とらいふぁーむに大きなタープ(日除け)が設置されました。これで、日差しの強い日もいくらか快適に過ごせるようになりました。特に用事のない時にでも、ふらっと遊びに来て頂けたら嬉しいです。ホップがぐんぐんと伸びています。 とらいふぁーむでは、ご入居者は決して「弱者」ではありません。むしろ、経験豊富な「教師」のような存在です。なぜなら私たちは、高齢者の方々から、生命への尊敬、思いやり、そして共に困難を乗り越える喜びを学ぶ機会が多くあるからです。こうした実感は、とりわけ多世代による協働の園芸活動を通じて前景化されます。私たちは、小松菜やイチゴの収穫に歓喜したり、虫害や不作などの困難に直面したり、様々な体験を、失敗も楽しみながら共有しています。 また、とらいふぁーむでは園芸活動を通じて、「あいさつしよう」、「正直でいよう」、「褒め合おう」、「学び続けよう」、「助け合おう」、「感謝しよう」といった、人としての普遍的原則が自ずと実践されています。これらの原則は、私たちが成長し、人間として深く豊かに生きるための道しるべとも言えるものです。 高齢者の方々と共に「生命の庭」を育てるとらいふぁーむの旅は、関係するすべての人々が同じ人間として理解しあい、共に学び、より良い未来へと行動する能力を深める機会を与えてくれます。 そして何よりも、この活動は地域の皆様のご支援によって成り立っていることが、私たちの誇りでもあります。とらいふぁーむは、高齢者の方々とご家族、私たちスタッフ、そして地域の皆様が一緒になって成長する、まさに「共育」の場にほかなりません。ジャガイモを収穫したら収穫祭を、ホップを収穫したらとらいふビールを、秋には第2回とらいふマルシェを計画しています。みなさまと とらいふぁーむ でお会いできることを楽しみにしています。今夜もよい夜を!
皆さまおはようございます!昨日のとらいふぁーむはからっと爽やかなお天気で、設置したてのタープ(日除け)の下で第4回もしものを開催しました。▲タープで快適に* * *今回ご参加くださったのは、ご入居者家族の2名様。「知っておきたい脳卒中のサイン」のミニ講座を行った後、とらいふ武蔵野の「もくもくシート」についてのご紹介をしました。▲もくもくシートこのシートは、認知症ケアのひとつであるパーソンセンタードケアにある「心理的ニーズ」の5項目についての情報を集めることで、ご入居者のことを知り、支援の方法を考えるためのものです。入居に際してご入居者本人やご家族に記入していただいたり、支援内容について振り返るために職員が記入することもあります。パーソンセンタードケアの基本姿勢として、認知症の方が持つ「心理的ニーズ」を満たすことが重要だと考えられています。5つの「心理的ニーズ」を包含しているのが「愛情」です。▲パーソンセンタードケアの5つの心理的ニーズこれらのニーズは認知症の方に限らず、誰もが持っているものだと思います。もくもくシートを埋めてみることで、「自分がどうしたいのか」「どう在りたいのか」を再発見できるかも知れません。次回のもしもの会は、もくもくシートの実践編を予定しています。初めての方もお気軽にお問合せください♪▼第5回もしもの会(概要)【日時】2023年6月18日(日)14:00−15:00【対象】地域にお住まいの皆さん、入居者家族の皆さん(定員6名程度:先着順)【場所】とらいふぁーむ / デイサービスセンターとらいふ武蔵野(雨天時) 【内容】もくもくシート(実践編)【申込・問い合わせ】0422−38−5221(担当:河原・宮澤)* * *会の終わりに、参加者のお一人が「私が母をとらいふに入居させた時には」とご自身のエピソードやその時の気持ちについて語ってくださり、それを聞いたもうひと方が「そうか、皆さん同じように悩まれるんですね。少しホッとしました」と笑顔になられ・・・そんなご家族同士のやりとりに触れ、施設入所に際してご家族にしか分からない複雑な思いや様々なご苦労があることを、あらためて教えて頂きました。月に一度のささやかな会ですが、ご家族や地域の方々の交流が生まれる場所として、参加者の皆さんと一緒に楽しく続けていきたいと思います。入居者Aさんのバラ朝顔の芽生ごみ堆肥から発芽したカボチャの実武蔵野市は午後から雨の予報です。足元にお気をつけて、良い一日をお過ごしください!とらいふ武蔵野 運営企画推進室河原優子とらいふ武蔵野では、一緒に働く仲間を募集しています。▼詳しくはこちらのページをご覧ください!https://toraifu.com/recruit
皆さまこんにちは!雨の週末、いかがお過ごしでしょうか。とらいふぁーむでは、今年もまたイモムシとの戦い(?)が始まっています。じゃがいもなどの美味しい葉っぱを食べてすくすく育っているイモムシたち。葉っぱを全部食べられてはたまらないので、私たちも必死です・・・!人参今日は、4月15日に開催された第17回武蔵野市地域医療連携フォーラムについてご紹介したいと思います。* * *今回のテーマは「地域で支える終末期医療〜人生の最終段階のためのアドバンス・ケア・プランニング〜」。武蔵野赤十字病院・武蔵野市医師会・武蔵野市の共催ということもあり、基調講演やパネルディスカッションを通して、多方面からACPに関する基礎知識やもしもの時に役立つ情報について学ぶことができる、とても有意義な会でした。ACP・・・Advance(前もって)Care(ケアを)Planning(計画する)の頭文字をとった言葉で、もしもの時のために、自分が望むケアや医療について、自分自身が前もって考え、自分が信頼できる人たちと繰り返し話し合い、それを共有するプロセスのこと。▼フォーラムの様子はこちらから視聴できますhttps://www.youtube.com/watch?v=3vydf_QUuloいちご昨年12月武蔵野市の地域包括ケアシステムの発展を目的に発足された「武蔵野地域包括ケア研究会」が、毎月とらいふ武蔵野の会議室を会場にして開催されています。今回のフォーラムでは、研究会のメンバーであるナースステーションたんぽぽ代表の丹内まゆみ氏から、「人生の最終段階を支える訪問看護」というテーマの講演がありました。終末期を迎え、施設から自宅に帰りたいと望まれる方(や家族)に対して、訪問看護や訪問診療をはじめとした地域のサポートネットワークについての情報を、私たちが適切なタイミングで提供できるようになりたい・・・今回のフォーラムを拝聴し、特養で働く立場としてそんなことを考える機会になりました。里芋の芽皆さま、良い一日をお過ごしください♪とらいふ武蔵野 運営企画推進室河原優子
みなさま、こんばんは! 今朝のとらいふぁーむでは、保育園の子どもたちとその先生方、特養入居者と職員たち、地域の年配者の方々が集まって、みんなで種まきを行いました。晴天に恵まれ、多くの方々に参加していただくことができました。多様な世代が同じ場所で、それぞれの手で、同じ土に、未来のいのちを蒔きました。子どもたちの純粋な笑顔と、高齢者たちの温かな微笑みが交差するひとときは、ほんの少しかもしれませんが、私たちが目標としてきた「いのちのSDGs」が具現化した瞬間でした。こうした経験は、私たちに大切な教訓を与えてくれます。それは、年齢や背景が違っても、よりよい未来に向かって共生することへの喜びと可能性です。とらいふぁーむでは、これからも今日のようなイベントを開催していくことで、よりよい地域社会の構築に貢献することができると信じています。私たちの活動は、クラウドファンディングによるご支援によって運営させて頂いています。加えて、産学官民の垣根を超えて、多くの方々のご指導・ご協力をいただきながら、法人理念である「人の幸せ・地域の幸せ・福祉文化の創造」の実現を目指しています。皆様にとって、用事や目的のないときにでも、ふらっと立ち寄って頂けるような場所となれるように、明日からも尽力して参ります。引き継ぎ、応援を(ぜひ、ご参加も!)よろしくお願いいたします。(井口)