みなさん、おはようございます!起きると同時に、屋根を叩く雨音が聞こえてきました。今日の天気予報、ずらりと並んだ傘マークを見つめて、思わず、大きな溜息がこぼれてしまいました。やりたい作業は山ほどあるのに、完全に足止め状態。「大自然相手なんだから、焦っても仕方がない」頭では十分わかっているつもりなのに。旧小学校跡地を日々切り拓いている開拓半ばの農園を見渡すと、心はつい、先を急ぎたくなってしまいます。雨の日は、「森の娘たち」も、どこか手持ち無沙汰で退屈な様子。いつもなら森の中を元気に駆け回っているのに、雨の日は、じっと外の雨粒を見つめています。その小さな背中が「早くお外で遊びたいな」と語っているようで。もどかしい反面、愛おしくて、少しだけクスッとしてしまいます。農園全体が、どこかアンニュイな空気に包まれます。娘たちがのびのび遊べるようにと進めていた、遊び場づくりも。急勾配の険しい山に入って行う、水源のメンテナンスも。この空模様では思うように進められません。自分の力ではどうにもならないもどかしさ。でも、大自然を相手にするこの生業を選んだ以上、お天道様と雨雲の機嫌には、絶対に逆らえないのです。大自然に抗うのではなく、「寄り添って」生きていく。私たちがコントロールできることなんて、ほんのひと握りだと、こういう時に改めて思い知らされます。もどかしい気持ちと向き合ううちに、「ここはひとつ、腹を括るのもありだな」と思えてきました。外の作業ができないのなら、雨の日にしかできない時間を過ごせばいい。外に出られないならば、漆喰塗りの発酵室にこもって、娘たちのごはんをじっくり仕込めばいい。近隣から分けていただいた生のおからや醤油粕、米ぬか。それらを丁寧に手で混ぜ合わせながら、豊かな発酵の香りに包まれる静かな時間。「これをたっぷり食べて、元気になっておくれ」そんな願いを込めながら。そして、日頃の開拓作業で酷使している鎌や斧、つるはしなど、手道具たちの手入れ。開拓小屋で雨音を聞きながら、泥を落とし、刃を研いでいくと、焦っていた自分の心まで、少しずつ整頓されていくはずです。次にカラッと晴れた日に、思い切り動けるように。今はあえてペースを落として、「エネルギーを蓄える」ための時間。きっと、大自然という名の神さまが、「たまには少し休みなさい」と雨を降らせてくれているのかもしれません。とにかく、今日は無理をせずに。薪で沸かしたお風呂にしようと思います。パチパチとはぜる薪の音と、屋根を叩く雨音のハーモニーを聞きながら。焦る心をゆっくりと解きほぐしていく一日にします。すっきりしない空模様が続きますが、みなさんもどうか無理をなさらず、心穏やかな一日をお過ごしくださいね。#しゅりの森自然農園 #しゅりたま #森の娘たち #森林放し飼い養鶏 #アニマルウェルフェア #発酵飼料 #雨の日の過ごし方 #自然と共に生きる #充電の時間 #薪のお風呂 #開拓小屋 #農家の日常 #高知県 #三原村



