予約待ち6カ月の卵「しゅりたま」をもう一度 森の中に放し飼い養鶏場を作ります!

人気の最中、野生動物たちによって鶏さんたちが被害を受け廃業に。あれから5年、「しゅりたま」完全復活に向けて動きはじめました。今度は、「森の中に放し飼い養鶏場」をつくります。食の安全が求められている今こそ!本当に安心できるたまごを子どもたちに届けるため、新たなチャレンジに挑戦します。

現在の支援総額

1,982,500

198%

目標金額は1,000,000円

支援者数

171

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2024/03/02に募集を開始し、 171人の支援により 1,982,500円の資金を集め、 2024/04/30に募集を終了しました

予約待ち6カ月の卵「しゅりたま」をもう一度 森の中に放し飼い養鶏場を作ります!

現在の支援総額

1,982,500

198%達成

終了

目標金額1,000,000

支援者数171

このプロジェクトは、2024/03/02に募集を開始し、 171人の支援により 1,982,500円の資金を集め、 2024/04/30に募集を終了しました

人気の最中、野生動物たちによって鶏さんたちが被害を受け廃業に。あれから5年、「しゅりたま」完全復活に向けて動きはじめました。今度は、「森の中に放し飼い養鶏場」をつくります。食の安全が求められている今こそ!本当に安心できるたまごを子どもたちに届けるため、新たなチャレンジに挑戦します。

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みなさん、おはようございます!ここ高知は、恵みの雨がしとしとと降っています。新しい命である「子どもたち」が農園にやって来て、今日でちょうど1週間になりました。つきっきりの「寝ずの番」も、今日でひと区切りです。おかげさまで、みんなげんき元気!新しい環境にもすっかり慣れてくれたようで、育ち盛りということもあり、とにかく食欲が旺盛です。追加のサラダ&デザート「とうちゃん、これだけじゃ足りないよ~!」そんな声がいっせいに聞こえてくるものですから、追加でサラダ(新鮮な野菜)やデザートを与えても、瞬時にペロリ。「とうちゃん、おかわり~!!」この食欲、育ち盛り、恐るべし!!仕方がないので、ごはんを追加しようと飼料小屋に戻って・・・少なくなってきた食材を見て・・・「これじゃ明日のごはんがなくなるぞ!」とうれしい悲鳴を上げながら、近隣の市町村まで慌てて原材料の買い出しに行ってきました(笑)空っぽになりかけた容器を見つめながら、ふと胸が熱くなりました。こうして無事に子どもたちを迎え入れ、賑やかで愛おしい、当たり前の日常を再び送ることができるのは、決して私一人の力ではありません!先が見えないどん底の中で、何度も心が折れそうになったあの日。それでも「待ってるよ」「応援してるよ」と、ずっと信じて支え続けてくれたみなさんがいたからこそ、今、農園にはこの子たちの元気な声が響き渡っています。一緒にこの景色を守ってくださって、本当に、本当にありがとうございます。そんな私の歩みについて、ひとつお知らせがあります。テレビ番組の放送日が、ついに決定いたしました!本日18時15分〜、テレビ高知にて。『困難乗り越え「幻の卵」復活へ・25年の軌跡』として放映されます。思えば、この三原村へ移住してから、あっという間に25年になるそうで……。それは決して平坦な道ではありませんでしたが、みなさんと共に歩み、共に乗り越えてきた希望の足跡でもあります。まだ冬の寒い時期から、何度も何度も熱い取材を続けてこられた取材クルーのみなさん。本当にたくさんの時間を共有していただいたのですが、限られた放送時間の中でどういう内容にまとめられているのか……?実は、私にもさっぱり分かりません!(笑)でも、だからこそ、みなさんと同じ新鮮な気持ちで、ドキドキしながらテレビの前で放送を楽しみに待ちたいと思っています。高知県外にお住まいのみなさんにもご覧いただけるよう、ネット配信も予定されているそうですので、そちらはまた改めてご案内させていただきますね。これからの私の展望。それは、みなさんに「あの時、応援していて本当によかった!」と心から喜んでいただけるような、そんな誇らしい農園へと成長させていくことです。まずはこの子どもたちにたっぷりの愛情を注ぎ、健やかに、そしてのびのびと育て上げること。そして、大自然の恵みを一身に受けた生命力あふれる「しゅりたま」を、再びみなさんの食卓へお届けすること。その「しゅりたま」をみなさんに召し上がっていただくことで、心身ともに健やかに、そして笑顔あふれる毎日を送っていただくこと。それが私、生産者の最大の目標であり使命です。この雨が上がれば、またしゅりの森自然農園に明るい日差しが差し込みます。みなさんの想いに最高の形でお応えできるよう、これからも一歩一歩、ひたむきに歩んでまいりますので、どうか引き続きの応援をよろしくお願いいたします!


みなさん、おはようございます!昨日は、しゅりの森に恵みの雨が降りました。一般的には憂鬱になりがちな雨模様ですが、実は、子育て中の「とうちゃん」にとっても、子どもたちにとっても、心からホッとできる日なのです。なぜかと申しますと……まだまだ体が小さく弱い子どもたちにとって、一番気を付けなければならないのが「病気」。こと「ウィルス性の病気」に関しては、特に要注意です!鶏舎内の衛生管理には万全を期していますが、見えない相手だけに、日々ものすごくナーバスになります。しかし雨が降りますと、適度な湿度がウィルスの動きをスッと鈍くしてくれます。大自然の雨粒が天然のフィルターとなり、外敵から弱い子どもたちを守ってくれるのです。だからこそ、雨の日はとうちゃんにとって、唯一、肩の力を抜いて安心できる日なのです。そんな、ちょっとナーバスになりがちなとうちゃんとは打って変わって、子どもたちは元気いっぱい!なんにでも興味津々です。ここでの生活にもすっかり慣れてきてくれました。どっかりと床に座り込んで同じ目線になりますと、みんな「わらわら」と集まってきて、いっぱい話しかけてくるようになりました。その愛らしい姿に、開拓作業の疲れも一瞬で吹き飛びます。さて、そんな心穏やかな雨の日。せっかくの機会なので、センダンの苗木を移植しました。現在開拓を進めている旧芳井小学校の校舎跡の前には、昔から子どもたちを見守ってきた、大きな大きなセンダンの老木が2本あります。冬の間にいっぱい種を落とし、気が付けば辺り一面にセンダンの小さな苗木が顔を出していました。旧教員住宅の建物や、鶏舎のすぐそばにまでいっぱいです。センダンはとにかく成長が早い樹木。建物のすぐそばにあるままでは、やがて根や枝が干渉して危険になります。そこで、鶏舎から少し離れた周囲の位置に、ひとつひとつ丁寧に植え直すことにしました。実はこのセンダン、ただの木ではありません。鶏たちを育てる上で、ウィルスと同じくらい気を付けなければならないのが「寄生虫」の存在です。鶏を脅かす寄生虫には、吸血や糞便を介して感染する原虫や線虫などの「内部寄生虫」と、皮膚や羽に住み着くワクモやトリサシダニ、シラミなどの「外部寄生虫」がいます。これらが一度蔓延してしまうと、血を吸われて貧血となり、子どもたちの発育不良を引き起こすだけでなく、将来立派な親鶏になった時の「産卵率低下」にも直結してしまいます。さらに、お世話をする私たち人間にも健康被害を及ぼす恐れがあるため、絶対に防がなければならない脅威なのです!センダンには、昔からこうした害虫に対する優れた「忌避効果」があることが知られています。古くから生薬として利用されてきた歴史があり、樹皮や根皮は「苦楝皮(くれんぴ)」、実は「苦楝子(くれんし)」と呼ばれ、人間や家畜の虫下し(駆虫薬)や鎮痛剤として重宝されてきました。木が放つ成分が、ダニなどの外部寄生虫を遠ざけてくれるだけでなく、適量の葉っぱや実を取り入れることで「虫下し」の役割も果たしてくれます。野生の鳥が、冬場によく実を食べているように実は鶏さんたちも、実や葉っぱが大好きです。しかし、「良薬は毒」という言葉があるように、大自然の成分は強力!食べすぎはいけません!だからこそ、とうちゃんが日々しっかりと子どもたちの様子を観察し、安全な用量用法のバランスを見極めることが欠かせません!強力な殺虫剤や化学薬品に頼るのではなく、先人たちのお知恵と、森の植物の力を借りて「大自然のバリア」を作る。以前の農場時代から、私はこのセンダンの持つ大自然の力に何度も助けられました。外からの虫を寄せ付けず、お腹の中の健康も守る。そして、子どもたちが健やかに育ち、安心して生命を育める環境を整える。これが、しゅりの森自然農園の目指す「大自然の循環」です。今回植え替えた小さな苗木たちも、やがて大きく枝葉を広げ、子どもたちを厄介な虫たちから守る、涼しい木陰を作り出してくれます。先人からの知恵と自然の力を借りながら、一歩ずつ。今日も元気な子どもたちと一緒に、新しい森づくりを進めていきます!私の地域ではセンダンですが、みなさんの地域にも『昔から伝わる虫よけの植物』や『おばあちゃんの知恵袋』はありますか?ぜひコメント欄で教えてください!それではみなさん、今日も良い一日を!


〜しゅりの森自然農園の毎日のごはん〜みなさん、おはようございます!いつも温かい応援をいただき、本当にありがとうございます。画面の向こう側でそっと見守り、声をかけてくださるみなさんの存在が、日々の農園作業に向かう私の心を、いつも力強く支えてくれています。おかげさまで、「子どもたち(鶏さんたち)」は、日に日にたくましくなっています。やってきたばかりの「都会育ちのお嬢様」から、今やすっかり「おてんばさん・土佐のはちきん」へと成長する姿を見るのが、毎日の大きな大きな喜びです(笑)今日は、そんな子どもたちの生命と健康を根底から支えている「毎日のごはん」について、私の想いと共に少しだけお話しさせてください。毎日の献立の主役のひとつが、こだわりの「発酵させたおから」です。実はこのおから、工場で作られたようなただの菌で発酵させているわけではありません。子どもたちをこの農園にお迎えする日を心待ちにしながら、ここ自然あふれる三原村芳井集落の竹林や、山の神さまがいらっしゃる森の中を歩き、私が長い時間をかけてコツコツと集め、大切に育ててきた「土着の菌(生命)たち」を使っています。竹林で培養した生命(土着菌)この豊かな森の恵みに、納豆菌と乳酸菌を合わせ、じっくりと時間をかけて発酵させていくのです。「普通のおからでも栄養はあるのに、なぜわざわざ森の菌を集めて、そんな手間暇をかけるのか?」そう思われるかもしれません。それには、鶏さんたちの生命と健康を守り抜くための、私にとって絶対に譲れない理由があるからです。テーマは、「鶏さんと見えない生命体との共存」私の専門分野である「家禽(かきん)栄養学」の視点から見ても、この目に見えない小さな発酵菌たちがもたらす力は、本当に驚くほど理にかなっています。私が日々、どんな想いでこの小さな生命たちと向き合っているのか?お腹の中で起きている「生命のバトンの仕組み」を知っていただけたら嬉しいです。【生きたまま腸の奥深くへ届く強さ】鶏さんの消化器官には、食べたものをすりつぶす「筋胃(砂肝)」などがあり、非常に強力な胃酸や胆汁酸が分泌されています。しかし、エサと一緒に食べた乳酸菌や枯草菌(納豆菌など)は、その厳しい関門にも決して負けず、生きたまましっかりと腸の奥へたどり着きます。【温かい「発酵タンク」で、生命が爆発的に増える】たどり着くのは、鶏さん特有の長く複雑な腸管、とりわけ「盲腸」と呼ばれる家禽にとって非常に重要な場所です。この盲腸は、いわばお腹の中にある巨大な「発酵タンク」。約40度という鶏さんたちの温かな体温に包まれたこの場所で、菌たちは栄養分を利用し、なんと数億から数十億倍にも一気に仲間を増やします。何メートルにも及ぶ腸の壁一面が、びっしりと元気な善玉菌のお花畑腸内フローラで覆い尽くされていくのです。【悪い菌から、子どもたちを全力で守る】こうして腸の壁を埋め尽くした発酵菌たちは、そこで乳酸や酢酸などを作り出し、お腹の中を常にきれいな酸性に保ちます。何より心強いのは、食中毒などの原因になる悪玉菌(サルモネラ菌など)が入り込もうとしても、この元気な善玉菌たちが自らの力でしっかりと退治してくれること。自らの力で病気を跳ね返してくれるからこそ、みなさんの食卓へ、本当に安全で安心な「しゅりたま」をお届けできるのです。【栄養を余すことなく吸収し、たくましい体へ】腸内環境が美しく整うと、菌が作り出す酵素の働きで、大切な栄養が腸の壁からグングン吸収されていきます。同時に腸の免疫組織も刺激され、病気に負けない「生きる力」そのものが底上げされていきます。【生命力あふれる「しゅりたま」の誕生】消化吸収が良いということは、そのまま「たまごの質」に直結します。殻がしっかりと硬く、黄身の栄養価も高い。まさに生命力あふれるたまごが生まれてきてくれるのです。【においのない、心安らぐ居場所づくり】お腹の中で悪臭の原因となる菌も抑え込まれるため、鶏舎はまったくにおいがしません。以前の農場時代からお越しくださっているお客さまがいつも驚かれていましたが、これは子どもたちにとって、ストレスのない穏やかな環境が保たれている一番の証拠。そして、ここからが、私がもっとも感動し、大切にしているポイントです。【土への還元と、終わらない生命の循環】この発酵菌たちの素晴らしい働きは、鶏さんの体の中だけで終わるわけではありません。子どもたちが食べたものは、やがて「ふん」として排出されます。しかし、そのふんの中には、腸内で数十億倍に増えた元気な菌たちが、まだたっぷりと生きて呼吸しています。そのため、地面に落ちたふんは、この菌たちの圧倒的な分解力によって、あっという間に大自然へと還っていくのです。においを出すこともなく、素早く土に分解され、森の豊かな土壌をさらに育ててくれる。だからこそ、驚かれるかもしれませんが、私の鶏舎では「ふんのお掃除」が必要ありません。私が毎日することは、ふんを片付けることではありません。舎内の「生命の循環」が止まらないよう、環境をそっと支え続けることなのです。ふかふかの落ち葉を追加してあげたり、時には舎内の湿度が下がれば適度に水をまき、目には見えない菌(生命)たちがもっと元気に働けるよう、彼らのための「追加のごはん」を与えたり。鶏さんたちが健康に育ち、その鶏さんたちが暮らす環境もまた、大自然の力で浄化され、美しく保たれていく。ケミカルな「薬」に頼るのではなく、目には見えない菌(生命たち)の力を借りて、鶏さんたち自身が本来持っている生きる力を最大限に引き出し、環境とも調和していくこと。これが私が目指し続ける「究極の森林放し飼い養鶏法」です。森や竹林の中で息づく小さな生命たちが、鶏さんのお腹の中で数十億の生命へと増殖し、1羽の鶏さんを力強く守り抜いてくれる。まさに、「数十億の生命に守られる1羽の鶏さん」なのです。これこそが私の理想とする「鶏さんと見えない生命体との共存」の姿です。私はその環境を作る手助けに過ぎず、子どもたちは、森全体の「生命たち」によって守られています。今日も、そしてこれからも。私は子どもたちの生命と真摯に向き合いながら、みなさんに心から安心できる美味しさをお届けできるよう、この森のたくさんの生命に支えられながら、頑張り続けます。どうかこれからも、応援をよろしくお願いいたします。それでは、みなさんも健やかで素晴らしい一日をお過ごしください。


みなさん、おはようございます!いつも温かい応援をいただき、本当にありがとうございます。皆さんの存在が、日々の農園作業の大きな励みになっています。おかげさまで、子どもたちは、元気いっぱい!よく食べて、よく遊び、走り回っています。今日は、私たちが普段何気なく口にしているお米の、ちょっとした「秘密」をお話しさせてください。実は「米ぬか」って、玄米の栄養素の約9割がギュッと凝縮された、まさに【栄養の宝庫】なんです。白米にする過程で削ぎ落とされてしまう表皮や胚芽の層のことなのですが、ここには健康に欠かせないビタミン、ミネラル、食物繊維、そして特有の機能性成分がたっぷりと含まれています。今では、わざわざ米ぬかを主成分とするサプリが販売されているくらい、その素晴らしい栄養価は現代でも高く評価されているんですよ。その凄さを証明する、歴史上の興味深い出来事があります。みなさんは「江戸わずらい」という言葉を聞いたことはありますか?江戸時代、地方から江戸に出てきた都会の若者や上流階級の人々の間で、原因不明の体調不良が大流行しました。手足の痺れやむくみから始まり、最終的には心不全で命を落としてしまう恐ろしい病……。13代将軍の徳川家定や14代家茂も、この病で亡くなったと言われています。この「江戸わずらい」、実は「食事の変化」が原因でした。当時、江戸の町では精米技術が発達し、白くて美味しい「白米」を食べる文化が広まっていました。しかし、白米にするために「米ぬか」を削ぎ落としてしまったことで、ビタミンB1が極端に不足してしまい、「脚気(かっけ)」を引き起こしていたのです。故郷に帰り、昔ながらの玄米や麦飯(米ぬかがついた状態のごはん)を食べると、嘘のように元気になったと言われています。この歴史が教えてくれるのは、私たちが普段削り落としてしまっている部分にこそ、「生きるための大切な栄養が詰まっている」ということですよね。だからこそ、私はこの栄養満点な米ぬかを、最高にフレッシュな状態で鶏さんたちのごはんとして活かしています。しゅりの森自然農園が使用する飼料は、現在、農場から半径50㎞以内の飼料原材料のみです。地域の豊かな恵みだけで鶏さんたちを元気いっぱいに育てるため、農場から離れた近隣地域まで車を走らせて、自分の足で飼料の原材料を集めて回っています。その道中で欠かせないのが「コイン精米所」を巡っての米ぬか集めです。実は今、コイン精米所はどこもこの貴重な資源をめぐって密かな争奪戦。競争率はかなり高めなのですが、その分回転が早いので、手に入る米ぬかはいつも驚くほどフレッシュで、とっても香ばしい良い匂いがするんです。こうして走り回って集めた新鮮な米ぬかをはじめ、地域で揃えた安心できる食材たち。ただ集めて、そのまま与えるようなことはしません!毎日、その日の気温と湿度をしっかり測り、鶏さんたちの体調を見極めながら、緻密な栄養計算を行った上でブレンドして届けています。正直に言うと、毎日車で走り回っては材料を集め、手作業で計算・ブレンドするのは、時間も労力も、ものすごくかかります。心が折れそうになる日も、ないわけではありません。でも、子どもたちが「待ってました!」とばかりに美味しそうにごはんをついばむ姿を見ると、日々の疲れなんて本当に吹き飛んでしまうんです。私が手間ひまをかけることで、鶏さんたちが健康に育ち、「生命の結晶」であるたまごが巡り巡って、みなさんの日々の活力と笑顔に繋がっていく。そう信じているからこそ、この取り組みを続けることができています。先人の方々のお知恵を借りて、子どもたちに。そして卵を食べてくださるみなさんにも、心身ともに元気になってほしい!これからも一人の生産者として、しゅりの森自然農園から体に優しくて「本当に良いもの」をお届けできるよう、情熱を持って一生懸命活動を続けていきます。ぜひ、これからの取り組みも温かく見守っていただけると嬉しいです。今日もみなさんにとって、健やかで素晴らしい一日になりますように。


みなさん おはようございます!しゅりの森にやってきた300羽の子どもたち、無事に4日目の朝を迎えています。少しずつここでの環境にも慣れてくれたようで、とにかく食欲が旺盛!ごはんをものすごい勢いでペロリと平らげた後は、おうちの中に敷いた落ち葉を一生懸命かき分けて、みんなで何かを探しています。「あ!ミミズ発見!」一羽がミミズを見つけてくわえると、他の子たちに取られまいと、短い足で一生懸命に逃げ回って走っています(笑)その後ろをみんなで追いかける姿が、もう本当に可愛くて……!子どもたちのそういった無邪気なしぐさを見ているだけで、心の底から幸せと、この上ない充実感を感じます。こうして鶏たちと真剣に向き合う日々を送れるのも、いつも応援してくださるみなさんのおかげです。本当にありがとうございます!さて、そんな可愛い子どもたちのために、昨日は農場から車を走らせて、土佐清水市の布(ぬの)集落の海岸へ行ってきました。その海岸には、無数の化石サンゴが打ち上げられています。今回のお目当ては、まさにこの「化石サンゴ」です!化石サンゴとは、大昔のサンゴ礁が地殻変動で陸地へ隆起し、途方もない年月を経て化石化した貴重な天然資源のこと。しゅりの森では、鶏たちが飲む山の水源の水を、ろ過して「磨き上げる」ために、この化石サンゴを利用しています。でも、今回たくさん集めてきたのは、もうひとつの大切な役割のため。それは、子どもたちの毎日のごはんを美味しくし、これからの食生活を支える「必須サプリメント」として使うためです。そして何より、この子たちが立派に成長し、元気な「たまご」を産み始めてくれる時のための大切な準備でもあります。化石サンゴの主成分の90%以上は、炭酸カルシウム。さらに、マグネシウム、カリウム、ナトリウム、鉄、亜鉛、マンガンなど、なんと70種類以上もの優れた天然ミネラルがたっぷりと含まれています。なぜ、この化石サンゴが鶏さんたちにとって欠かせないのか?理由は大きく3つあります。【① 鶏さんには「歯」がないから】鶏さんには、私たち人間と違って歯がありません。ごはんは基本的に、くちばしでついばんで「丸のみ」です。そのままではうまく消化できないため、細かく砕いた化石サンゴが、胃(砂嚢)の中で食べ物をすり潰す「小石(グリット)」の役割を果たします。天然のカルシウムを補給しながら、お腹の調子も整えてくれる優れものです。【② 手作りの「発酵おから」をより安全に】化石サンゴには、目に見えない非常に小さな穴が無数にあいています。この穴が、飼料に含まれる目に見えないカビ毒や、不要な重金属などをしっかり吸着し、体外へ排出してくれます。これからの暖かくなる時期、私が愛情込めて作っている「おから」を発酵させる工程でも、化石サンゴの力を借りることでより安全なごはんを作ることができます。【③ 未来の「たまご」の殻を丈夫に】この小さな子どもたちも、やがて毎日たまごを産むようになると、体内のカルシウムを非常に多く消費します。吸収率が良い化石サンゴは、産卵時の、たまごの殻が薄くて割れてしまうことをしっかり防いでくれます。「なかなか割れない!」とビックリされるほど、しゅりたまが丈夫でしっかりとした殻を持っているのは、実はこの化石サンゴのおかげなんです。子どもたちの未来の健康を考えると、この化石サンゴはまさに「いいことずくめ」の大自然の恵みです!そして、こうした資源がすぐ身近にあるのが、私たちの住む地域の素晴らしさでもあります。高知県の南西部に位置する「幡多(はた)地域」は、日本最後の清流と呼ばれる四万十川や、雄大な太平洋を望む足摺岬など、ありのままの豊かな自然に恵まれた美しいエリアです。四万十市、宿毛市、土佐清水市、黒潮町、大月町、そして私が暮らすここ、三原村。海、山、川とそれぞれに異なる風土を持つこの6つの市町村には、このようなすばらしい大自然の「宝物」がまだまだ静かに眠っています。私の専門は「家禽栄養学」ですが、この幡多地域の自然が長い年月をかけて育んだ資源は、栄養学の確かな視点から見ても、鶏たちの命と健康を根底から支えてくれるかけがえのない恵みです。一つの村の中だけでなく、幡多地域全体へと少し視野を広げてみる。そうすることで、生産者として活用できる自然の恩恵や、安心して子どもたちに与えられる「地の素材」が、数え切れないほど存在していることに日々気づかされます。ここ三原村の「しゅりの森自然農園」を拠点にしながら、幡多の広大な自然と深く向き合い、隠れた宝物を少しずつ見つけ出していく。これからも、大自然の力を最大限に活かしながら、この300羽の子どもたちがのびのびと健やかに育つように、全力で愛情を注いでいきます。引き続き、子どもたちの成長を一緒に見守っていただけると嬉しいです!今日もよい一日をお過ごしくださいね。


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