前回の活動報告から約1か月経ってしまいました。会津も猛暑の日々が続き、豆腐づくりも息も絶え絶えで、その合間を縫ってこまごまとした作業を少しずつしていましたが、活動報告を書く余裕がありませんでした。ごめんなさい。7/13(日)~7/28(月) 蒸し桶の修理(自力製作)ナタネを蒸気で蒸すための蒸し桶は平出さんからもらってきましたが、桶の下部に欠けたところがあり、修理してみることにしました。平出さんは、毎回欠けたところに布を詰めて蒸気が漏れないようにしていましたが、面倒なので。下の写真は平出油屋さんが現役時代にナタネを蒸しているところです。桶の下から蒸気が入るようになっています。下の写真は、桶を逆さにして、欠けたところを拡大したもの。これを何とかふさぎたいけど、どうしたものか。いろいろ考えた末、ドーナツ型の部材を作り、底にはめ込み、その上で欠けたところを木工用パテを詰めてふさぐことにしました。木材をドーナツ型にくり抜くために、トリマーという電動工具を導入し、生まれて初めて使ってみました。ただ必要な大きさの円形にくり抜くためには、付属の部品では足りず、回転する治具が必要で、持っているトリマーを治具に固定するための穴を正確にあけることから始めました。これが結構大変でした。下の動画には治具の加工は入っていませんが、木材加工の早送り動画です。何とか思い通りにできましたが、まだ実際に蒸気を出して試してはいません。果たして?7/20(日)~7/28(月)フルイからのナタネを受けて昇降機に送る用具づくり(自力製作)搾油の工程は、まずナタネを焙煎して、フルイにかけてゴミを取り、そのまま昇降機で上に送り、上から圧偏機に投入してナタネをつぶします。平出油屋さんでは、柱を利用した木製の特注昇降機を使用していましたが、そのまま移設することができず、菜種粕を粉砕するために使っていた昇降機を流用することにしました。そのためにフルイから昇降機にナタネが流れていくような小道具が必要で自作することに。7/20(日)ホームセンターで木材を購入。そこである程度カットしてもらい、あとで切り出していきました。以下早送りの作業記録です。7/25(金)~7/28(月) ナタネ受け台車用の受け皿(ちり取り)づくり(自力製作)焙煎したナタネは、先日製作したナタネ受け台車で受けます。そのナタネの大部分はカゴですくってフルイにかけますが、どうしても少しは台車に残ります。それをほうきで集めて、穴からちり取りで受けるという寸法です。その受け皿をアルミ板で自作しました。下は完成品です。今度は金属加工の早送り動画です。アルミの固定に初めてハンドリベッターというものを使いました。ネジのようなリベットを穴に差し込んで、ハンドリベッターをホッチキスのように握ると、つぶれてネジのアタマのようになり、余分な部分はカットされるという代物です。色々と初挑戦も多いです。7/30(水)~8/3(日) ろ過のための和紙の筒づくりを平出さんから習う平出油屋方式では、搾油した油の最後というか唯一の処理工程は、和紙で濾すことですが、平出油屋さんが現役時代に僕が修行に行ったときは、和紙の筒(コーヒーフィルターみたいなもの)の加工方法を習う機会がありませんでした。下の写真は、平出さんが使っていたまま移設したろ過装置です。この箱を舟(ふね)というそうです。和紙の筒が立てられています。理解を深めることも兼ねて、この舟を掃除しました。前々から平出さんからこの和紙の筒の作り方を習うことになっていたのですが、平出さんが抗がん剤治療のために体調が悪いことが多く、なかなか機会に恵まれませんでした。体調が非常に悪いという8/3(日)しか時間の合うときがなくて、無理をお願いして習ってきました。平出さんは数十年前にまとめて仕入れた和紙を使ってきたので仕入れ先はわからないということでした。一口に和紙と言っても産地ごとにサイズが違っていたり、厚さも様々。とりあえず同じようなサイズのものをネットで見つけて、持参しました。サイズはよかったのですが、ちょっと薄くて、もう少し厚めのものを取り寄せることになりました。下の動画は、舟の掃除(早送り)と、伝授風景(ノーマルスピード)のノーカット版をつないだものです。とりあえず、作り方はわかりました。平出さん、調子の悪いときに、ありがとうございました。7/30(水) ギアカバーの取り付け(玉川エンジニアリングさん)それぞれの機械にモーターを取り付けたため、ギアがむき出しで危険です。安全のために玉川エンジニアリングさんが一つずつ特注品を製作して下さり、7/30(水)に取り付けてくれました。上は圧偏機のギアカバー取り付け作業。下は完了後。下は油粕の2次粉砕機(粉にする機械)にカバーが付いた様子。下は油粕の一次粉砕機(おおまかに砕く機械)のカバー。まだ焙煎機のカバーが残っています。下はカバーのついてない現状。左のモーターとチェーンのところにカバーが付くと思います。あと残っている大きな作業は、玉締め機への油圧系統の配管と、それぞれの機器への電気の配線工事です。そこまで行ったら、それぞれの機械を試しに動かしてみることになります。遅れていますが、あともう少し。2025/8/6記
送油管関係(玉川エンジニアリングさん)6/24(火) 油樋のフタ設置油樋のフタのフタが取り付けられました。6/25(水) 1次貯油槽から2次貯油槽へ油をポンプで送る送油管がつながりました。6/27(金)~6/28(土) ローラーコンベア設置やり直し(自力)6月初めにローラーコンベア設置しましたが、油搾り作業をイメージしながら検討したところ、どうも使い勝手が悪いので、ローラーコンベアを追加して、桶にナタネを詰めるところを右側から左側に変更。油圧で上下するリフトテーブルの上で詰めることにしました。追加のローラーコンベアが届くのに時間がかかり、やっと作業に入れました。全体が長くなるので、ローラーコンベアの脚の位置も若干変わるため、あらためて玉締め機を支える木材を削り直しました。ノミと金づちでコツコツ掘りました。下の写真が完成形です。左の青い台車がリフトテーブル。足のペダルで上下します。玉締め機を動かす油圧系統の配管はローラーコンベアの下を通るので、これが完成するまで作業に入れませんでした。玉川エンジニアリングさん、お待たせしました。6/30(月) 圧偏機の受け台製作(自力)ナタネをつぶす圧偏機の土台は大桃建設工業さんに作ってもらいましたが、ナタネがコンクリに散らばらないように、受け台を作りました。下の写真は作業前。完成したカタチです。ナタネを受けるところを延長しました。7/1(火) 平出油屋さん工場の様子久しぶりに平出油屋さんを訪ね、工場の様子を確認してきました。大桃建設工業さんがきれいに整地してくれました。まだ煙突の撤去工事が残っています。撤去に必要なダイオキシンとアスベスト検査もクリアしました。勝手に撤去するわけにはいかないんですね。検査費用も高額です(涙)。7/7(月) ナタネ用台車の製作(自力)以前、製作に入りかけましたが、ローラーコンベアの設置を優先したために、その後の作業が後回しになっていました。ナタネがこぼれないよう、隙間なく作るのが大変で、実は上の動画では完成しませんでした。木材を削って微調整が必要になったため、録画を中断。やっと完成したのが、下の写真です。焙煎炉から出てくるナタネを受ける場合はこうなります。台車なのでキャスター付きで移動できます。まだ細かい作業が残っていますが、台車はひとまず完成!その他、モーターへの配線などの電気工事や油圧系統などの工事が残っています。あともう少し。2025/7/9記
6/22(日)に投稿した活動報告「6/8(日)~6/22(日)の報告、原料ナタネのことなど」を読んでいただいた読者の方から、ナタネの入手先として「三ノ倉高原花畑」の菜の花についでご指摘をいただきました。三ノ倉高原花畑は喜多方市の観光名所になっているところで冬はスキー場です。詳しくは以下のリンクをご覧ください。三ノ倉スキー場菜の花が満開の頃、知り合いにナタネを譲ってもらえないか尋ねてもらったところ、タネになる前に刈り取り、次のヒマワリの種を蒔くそうです。残念。2025/6/23記
6/8(日)~6/22(日)の活動報告です。工場づくり 6/17(火)、玉締め機に油樋設置入手に時間のかかったステンレス部材を、玉川エンジニアリングさんが油樋(あぶらとい)に加工し玉締め機に設置してくれました。搾った油が油樋を流れ、奥の貯油槽(タンク)に溜まります。油樋にはフタがつけられますが、現場の寸法に合わせて加工中です。ナタネ確保に向けて工場づくりは、遅れてはいますが完成に近づいています。でも、菜種油を搾るには原料のナタネを確保しなければなりません。平出油屋さんの仕入れルートをアテにしていましたが、平出さんに確認してもらったところ、どの仕入れ先も取り扱いをやめてしまっていました。えーっ!?ピンチです。自力で何とか仕入れルートを見つけなければいけません。6/16(月) 知り合いの製油会社へ協力依頼平出さんからも連絡を入れてもらい、福島県二本松市にある知り合いの製油会社を訪問。本年度産のナタネを少しでも分けて欲しいとお願いしました。協力していただけるということでしたが、昨年はその会社が必要とするナタネの4割程度しか確保できなかったということなので、産地での収穫量次第とのことでした。8月中旬にどの程度分けてもらえるかが、わかるそうです。豊作を祈るしかありません。6/17(火) 八木沢菜の花会のナタネ搬入5月の菜の花フェスティバルの見学に行った八木沢菜の花会(会津美里町)から、昨年度産のナタネを搾る依頼(委託)を受け、原料のナタネを搾油工場のある紅葉庵に搬入してもらいました。およそ600kgあります。およそ半分を使用して搾油しビン詰めして菜の花会に納品します。残りのナタネは譲ってくれるそうです。ありがたや!6/18(水) 八木沢菜の花会のナタネ刈り取り八木沢菜の花会のご好意で、本年度産のナタネも譲っていただけるということで、知り合いの農家グループに刈り取りを依頼し、僕も立ち会いました。畑は3枚。30度超えの暑い日でしたが、絶好の刈り取り日和でした。刈り取ったナタネをコンバインから軽トラに移します。その場で篩(フルイ)にかけて、ゴミをとります。翌6/19(金)、紅葉庵で1日天日乾燥しました。梅雨に入っているにも関わらず終日好天で、乾燥終了。あとは唐箕(とうみ)にかけて、残ったゴミを飛ばして調製(収穫後、ゴミをとったり乾燥して製品にすること)完了です。それはまた後日。おかげで、譲ってもらえる一昨々年、昨年度産約300Kgと本年度産約150Kgあわせて約450Kgが確保できました。すごい量と思う方もいるかもしれませんが、1日搾ると250Kg(10袋)消費し、3割弱が油になります。campfireでのクラウドファンディングのリターン(お返し)用の菜種油に若干足りません。別の農家が、ナタネを少し栽培してくれたので、まずはそちらに期待します。ウチの豆腐屋用や販売用に菜種油を搾るには、さらに何トンも必要です。月に4回搾ると1トン必要なので、できれば10トンは確保したいところです。さらにあちこち当たってみます。6/22(日) 唐箕と納品用ビンの搬入八木沢菜の花会が菜種油を詰めるビンと借りる電動唐箕を紅葉庵に搬入してくれました。まだ先ですが、テストを兼ねて油を搾り、そのビンに詰めて納品することになっています。下の写真は借りる電動唐箕です。天日干ししたナタネのゴミを飛ばします。下の写真は油を詰めて納品するビンとキャップです。工場の完成を急がないと。2025/6/22記
業者さんのスケジュールの関係や、こまごまとした作業が多くて大きな進展がなく、活動報告が久しぶりになりました。5/22(木) コンクリ床の穴あけ作業玉締め機からの油を貯める缶を設置するため、コンクリ床を斫(はつ)って穴をあける作業が大桃建設工業さんによって行われました。玉締め機からの原油は樋(製作中)を伝って流れてきますが、それをいったん缶(貯油槽)で受けます。玉締め機は架台にのせてかなり高くなっていますが、それでも貯油槽を低くしないとうまく受けることができないためです。右上隅の穴がそれです。貯油槽を仮置きするとこんな感じです。この貯油槽の高さにあわせて樋(とい)を玉川エンジニアリングさんに製作してもらっています。5/27(火) ナタネを受ける作業台車の組み立て開始焙煎炉で炒ったナタネや蒸したナタネを受ける作業台車は小原の自作です。ホームセンターでカットしてもらったり、自分で切った材木を組み立て始めました。まだ材料が足りないので、完成までは時間がかかります。完成予想図がないので、どんなものになるかは完成してからのお楽しみ。6/2(月) 焙煎炉に初めてテストの火入れ!煙がレンガの間から漏れないで、ちゃんと煙突から出るかをテストするために、初めて焙煎炉に火を入れました。ちゃんと煙突から煙が出て、漏れはありませんでした!曇り空だったので、白い煙は写真にはうまく映りませんでした。6/3(火) ローラーコンベアの設置開始ナタネをつめた桶を移動しやすくするために、平出さんのアドバイスでローラーコンベアを設置します。とはいうものの、玉締め機の下に足として頑丈な木材を入れたために、それが邪魔になってうまく置けません。翌日6/4(水) 仕方がないので、木材をドリルやノミで斫って穴を開けることにしました。まだ高さの調整が必要です。疲れたので後日。同日6/4(水) 大桃建設工業さんにより、平出油屋さんの片付け工事が行われました。立ち会ってないので写真はありませんが、平出さんによるとすっかりきれいになったそうです。2025/6/8記





