インタビューその2こんにちは。ライターの埜根です。今回はこのクラウドファンディングでうりさんを知った方、あるいはその活動を初めて見るよという方に向けて、これまでの活動を記事にしたいと思います。今回お伝えしたいことは大きく2つです。・キッカケと現地での活動・今回のクラウドファンディングで成し遂げたいこと前回の記事では「人柄」という側面からうりさんを紹介しましたが、今回は「活動」「行動」という視点で見ていきます。 ①キッカケと現地での活動「アフリカを笑顔にしよう」うりさんがそう思い立ったキッカケは英会話レッスンでした。私たちのNPOでは、生活が苦しい子ども若者に対して、食糧支援の活動をしています。その中で支援を求めてやってくるのは日本人だけではありません。近くの日本語学校に通っている外国籍の学生さんなど、様々な国の方々が支援を求めています。そんな学生さんと意思疎通をスムーズに行えるようになりたいと、学び始めたオンライン英会話。そこで出会ったのがウガンダ人の『ベナッド』先生です。レッスンの中でウガンダの課題を聞くことが増え、「日本のお好み焼き」を提案したことが活動の始まりでした。英会話をはじめたこと、ウガンダの課題を聞いてアフリカに行こうというその行動力の高さはうりさんらしいな~と感じます。皆さんからのご支援もあり、うりさんは無事にウガンダへと足を運ぶことになりました。その一歩は現地での交流やリサーチといった成果に留まらず、活動報告に載せられた写真には、カンパラ焼きを食べた子供たちの笑顔が間違いない実績として輝いていました。 ②今回のクラウドファンディングで成し遂げたいこと皆さんからのご支援があり、大成功したといって過言ではないウガンダ支援プロジェクト。その第二弾をうりさんは行おうとしているのです。前回、ウガンダへ向かった目的は「カンパラ焼きを食べさせてあげること」だけではありませんでした。「現地のお母さん達にカンパラ焼きの作り方を実演し、日本の経済発展を支えたお母さんたちの歴史を知ってもらう」こと。 今回の活動におけるキーワードは『マンプクキッチン』。それはウガンダでうりさんと、共に活動する現地のお母さん達によって開業されるお店の名前で、メインの商品はもちろん、カンパラ焼きです。 前回の挑戦でカンパラ焼きとその作り方を伝え、次は現地の母親が事業として稼げる仕組みを作る。それがうりさんが考える次の目的です。ひとつの指針として、うりさんからお聞きしたことがあります。「カンパラ焼きの原価率 すごいで」うりさんいわく、富裕層向け商品としてのブランディングやセット商品など、すでに日本で実装されている粉もんビジネスの経営戦略を組み合わせれば、原価率15%を出せるんちゃうかとのこと。粉もんビジネスはもともと原価率15%〜20%と低コストで始められる飲食ビジネスですが、ウガンダでも同じような数字が出せるのではとのことです。現在、ウガンダにある他のローカルフードと比較すると驚異的な数値になるそうです。ウガンダの人口増加率、ジャパニーズブランドへの興味関心などの現地の状況は追い風になること間違いありません。顧客ターゲットを絞る、調理しやすいオペレーションを組む、さらには出店候補地の選定など着々と準備は進んでいるようでした。経営者の目線でうりさんが話されていると、この挑戦が「現実的な計画」へと変わっていくのを感じます。実現することへの期待感、このワクワクを伝えられる力こそが、経営者に必要な素質なのかもしれないと考えさせられる会話でした。今回の記事ではうりさんの活動、そして経営者として考えていることをご紹介しました。うりさんの人柄に続き、その活動を知ってもらうことで今回の挑戦を応援したいと思ってくださる方が増え、ウガンダでのプロジェクトが成功することを願うばかりです。 最後まで読んでくださり、ありがとうございました!







