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「お肉博士」の三代目跡継ぎ娘が松阪牛一頭買いの復活に挑む!

昭和30年創業田中精肉店三代目お肉博士の私が人生初の「松阪牛一頭買い」に挑戦! 農家さんが一頭一頭愛情たっぷりに育てた極上の松阪牛を仕入れ自ら加工・販売する"お肉博士の直営店"ぜひご覧ください!

”跡を継ぐなら一頭買い” 「女には無理だ」と言われても、技術を受け継ぎ「いのち」を感じて働きたい。 そしてたくさんの人に「食といのち」のリアルを伝えていきたい。 お肉と旅と文章を書くのが大好き、熱くてわがままな「お肉バカ」の私が目指す ”新しいお肉屋さん”への第一歩を応援してください!

現在の支援総額

1,088,000

45%

目標金額は2,400,000円

支援者数

112

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2019/08/21に募集を開始し、 112人の支援により 1,088,000円の資金を集め、 2019/09/23に募集を終了しました

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現在の支援総額

1,088,000

45%達成

終了

目標金額2,400,000

支援者数112

このプロジェクトは、2019/08/21に募集を開始し、 112人の支援により 1,088,000円の資金を集め、 2019/09/23に募集を終了しました

”跡を継ぐなら一頭買い” 「女には無理だ」と言われても、技術を受け継ぎ「いのち」を感じて働きたい。 そしてたくさんの人に「食といのち」のリアルを伝えていきたい。 お肉と旅と文章を書くのが大好き、熱くてわがままな「お肉バカ」の私が目指す ”新しいお肉屋さん”への第一歩を応援してください!

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パトロンの皆さま、お久しぶりです!お元気ですか?まだ一頭買いを実現できたことが夢みたいだと思いながら、今年も残すところ10日です。肉屋が一年で一番忙しい年末が近づいて来ました・・・!夢と現実の温度差は激しい(*´-`)馬車馬のように働きます笑実は活動報告に載せ忘れていたことがあるのです(*´-`)それは素朴な疑問、、、「エリコ、リターン発送してる?!」についてです。実は*松阪牛赤身すき焼きセット、霜降りすき焼きセットに続き*松阪牛お肉ケーキなどの発送はこれまでに完了しており、*デリカの詰め合わせをただいま準備中です!なんとか年内に間に合うようにと頑張っております!そうこう言ってる間に、田中精肉店も年末戦争へといざ突入です。年末だけで普段の月の5倍のお客さんがみえるので、毎年なんとか助っ人を確保して乗り越えている田中精肉店ですが、ありがたいことに既に毎日忙しいです!今年は去年に引き続き参加のスーパー神アルバイトさんを始め、新メンバー2人にも頼りながらなんとかみんなで笑って2019年の営業を終えたいなと思っています!そんなこんなでクラウドファンディング活動報告2019は、ここでいったん終了します!私の2019年、みなさんのおかげで夢のような日々を走り抜けることができました。本当にありがとうございました!!Kくんと打ち上げに〜少し早いですが、皆さんもお身体に気をつけて、良いお年をお迎えください(*^^*)また落ち着いたらブログの方に書くと思うので、年末の肉屋の修羅場に興味がある方は(そんな人居る⁈笑)是非ブログへどうぞ〜↓↓肉屋の情熱わがまま娘ブログhttps://ameblo.jp/eocm6161/


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不思議なことに、みゆこがお肉になって来た時、もう生きてるみゆこは居ない現実に悲しい気持ちも、ごめんねという気持ちも湧きませんでした。冷たい奴だなーと思いますか??私が感じたのは、たぶんお肉屋さんとして芽生えた使命感でした。400キロ以上のお肉を前にして、「やるしかない!」「やりきったるぞ!」気合と覚悟で身が引き締まる思いでした。そう、生きてるみゆこは居ないけど目の前ではみゆこが私を待って居るのです。みゆこをさばいていく間、私がどんな気持ちで、何を考えて、何を感じながら包丁を握って、文字通り「力いっぱい」みゆこに向かっていたかもし良ければ想像してみてください。私は枝肉を前にして、悲しい気持ちにはならなかったけど何も感じていなかったわけでもありません。長女の私の性格が関係するのかは分かりませんが、この子を絶対美味しく食べてもらうんや!という使命感とこの子はどこに出しても恥ずかしくない子です!という謎の母性をビンビンに感じながら慎重かつ大胆にさばき続けること約12時間。日付が変わる直前までかかってやっと長い1日が終了。思い通りに包丁が入ってくれない時も、何回包丁を通しても骨がビクとも動いてくれない時もありましたが、もー嫌やー!じゃなくてみゆこ〜お願い〜、と一緒に解体を進めているような、不思議と優しい気持ちでみゆこと向き合いました。そして大方の脱骨を終えたその晩。あぁー疲れたー!とゲッソリしながらアカップルさんが撮ってくれたみゆことの写真を見返しました。ここで初めて。泣いちゃいました。みゆこが居なくなって悲しいんじゃなくて。(居るしね笑)他の誰の元でもなくて、私の元へ来てくれたこと、まだまだ技術は追いつかないのに気持ちだけで進んでしまう私のはじめての一頭になってくれたことに写真を見ながら「ほんとにありがとう、あんたはええ子やな」って思えてきて...しかも、みゆこはなんと"A5ランク"という最高の格付けまで背負ってきてくれたのです!!みゆこをさばけて良かった。。。めでたしめでたし。じゃないんです!!!さばいて感動して泣いて終わってる場合じゃないんです、私!!笑リアルな話、売らないと!!ですよ!美味しく食べてもらえなきゃ、私がどれだけ綺麗にさばけたところで何の意味もありません。みゆこをさばき始めたこの日から、みゆこの素晴らしさ、みゆこを育ててくれた竹内牧場さんの素晴らしさを伝えていくため、私とみゆこの二人三脚が始まったのです。


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皆さん、突然ですがお肉をさばく部屋って、どんな匂いがすると思いますか?血生ぐさいにおい?獣のにおい?いえいえ血抜きはと場で済んでます。獣のにおいも、しません。私がみゆこの枝肉を迎えた日一番印象に残っているのは甘い脂の香りでした。そんなに広くはない作業部屋に入った時フワァッと甘い香りがして、、これからどんな美味しいお肉になるんだろう!と、ときめいたのを覚えています。次に印象的だったのが肌触り。枝肉というのはこのように表面がほとんど脂で覆われていて骨を抜いたあとは脂をバランスよく削ぎ落としていくのですがどの部分に触れても滑らかで、しっとりしていて「さばいているのが気持ち良い」と感じました。これには一応理由があって、お肉の美味しさには脂の質の良し悪しが深く関係しているからです。松阪の伝統的な方法で飼われた松阪牛は、脂の融点が低いことが一つの特徴で、融点が低いのは不飽和脂肪酸であるオレイン酸が多く含まれ実はこれオリーブオイルと同じ成分でコレステロール値を下げる効果があって、人肌で溶け出してしまうので・・とめちゃめちゃ難しい話になってきましたが、とにかく美味しくて身体に良い!良い脂身は美味しくて胃もたれしません(*^^*)そんな、風味良く味も良い上質な脂を作り出しているのは何なのか問題ですね。聞いた限りでは、牛の素質に加えて主に肥育農家さんの努力と技術だと思います。素質で言えば、雄より雌の方が脂質が良いと言われていて、確かに松阪牛には雌牛しか居ません。もちろん好みはあると思いますし、個人的な意見ですが、私は赤身が好き!という方にこそ、竹内牧場さんの松阪牛で霜降り体験をしてみて欲しいな〜と思うんですよね〜見た目と後味のギャップにギャップ萌え間違いなし・・・赤身派を口説き落とすのはなかなか難しい壁ですが(`・∀・´)一歩踏み出してみたい方は、私の一頭買い松阪牛を食べれば価値観変わるかもしれません(^o^)△つい、お肉を売ってるとは思えない怪しいセリフが出ちゃいました(笑)何はともあれ、ストアーズで開いている"お肉博士の直営店"というオンラインショップからも少しずつご注文を頂きありがたい限り(*^^*)良ければお目当てのお肉がないか、のぞいてみてください(^。^)https://eocm.stores.jp/


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​今日はいつもと視点を変えて、10/4 田中精肉店の1日に密着してくれたKくんの記事を載せたいと思います。私にとっては「外から見るとこんな風なんだ〜」と新たな発見があって、Kくんにとってはバリバリの自営業の1日っていうのが新鮮だったみたいで、長いけどサラサラっと読める、面白い記事です(〃ω〃)​人が集まるお肉屋さんのアトツギ娘ヨシヒロ2019/10/08 05:44クラウドファンディングを通じて松阪牛の一頭買いを実現した三代目アトツギ娘が営む三重県津市の『田中精肉店』に1日密着して感じたこと。ここは、人が集まり、自然とコミュニティが生まれる、そんな場所だった。この記事では、彼女の挑戦の裏側と、僕とアトツギ娘の関係について書いてみる。彼女はかけがえのない”パートナー”である。* * *2019年10月4日、”みゆこ”がやってきた。三重県津市にある『田中精肉店』の三代目アトツギ娘のえり子さんは、クラウドファンディングを通じて松阪牛の一頭買いを復活した。そして10月4日、一頭買いした牛がお肉となり、お店に運ばれてきたのだ。そう。みゆことは、松阪牛の名前だ。田中精肉店は三代目の祖父が昭和30年に創業し、二代目の父へと引き継がれ、そしていま、三代目のえり子さんは、二代目とともにお店を切り盛りしている。親の心子知らず祖父や父の代でおこなっていた松阪牛の一頭買いを、最近はやらなくなっていたらしい。体重500キロ以上もある牛を一頭丸々仕入れて、さばいて・・・というのは、とても力と体力の要る仕事で、女性の三代目には無理だと思われていた部分もあったようだ。僕はこのクラウドファンディングプロジェクトを裏でサポートさせていただいたが、初代の祖父、二代目の父、そして見守る家族から話を聞いたりしているうちに、「女性だから無理だ」という決めつけではなく、家族として娘を心配する親心が垣間見れた気がした。それでも一頭買いをノリと勢いで実現してしまう三代目のエネルギーには圧倒される。(”ノリと勢い”とは、三代目本人が言っていたことだ。そうは言っていたが、決してノリと勢いだけでやれる仕事ではないと筆者は思うが。)親の心子知らず。・・・いや、たぶん三代目も分かっているだろうけど、それでも自分がやらなきゃいけないという強い使命感と、一頭買いを通じて「命の重さを伝えたい」という想いは、素直に応援したいと思った。三代目の想いを知りたい方は、ぜひクラウドファンディングの募集ページを読んでみてほしい。(現在、ファンディングの募集は終了しています)僕なりの応援クラウドファンディングは2019年9月末に募集を終え、そして2019年10月4日、朝10時に予定通り田中精肉店の店先に一頭買いした松阪牛がやってきた。みゆこと命名され手塩にかけて育てられてきた牛は、食肉の加工場で大まかに解体され、枝肉(えだにく)と呼ばれる数十キロのお肉の塊の状態でお店に運び込まれたのだ。そこからは丸1日かけて枝肉をさばいていくのだが、これがなんと大変なこと。素人にはどこがどの部位かもよくわからないが、売り物となるお肉の美味しい部分には傷をつけないよう細心の注意を払いながら骨の周りや筋に沿わせて包丁を入れていく。僕は、数十キロある枝肉を女性一人でも運搬できるように台車を改造したり、搬入当日の三代目の真剣な眼差しと挑戦の一部始終をカメラにおさめる役回りを仰せつかった。これが僕なりの応援の仕方だ。ただ、素直に応援したいと思っていた。どうすれば三代目にとって喜ばれる応援になるかわからない部分もあったが、台車の改造や当日の撮影など、とにかく頼まれたことはやりきろうと、それだけは思っていた。お肉屋さんのコミュニティ搬入当日、僕はお肉をさばく様子をずっと撮影していた。もちろんお店は通常営業しながら。お客さんがちらほらとやってくる。頻繁に電話もなる。そんな忙しい中も作業は進む。そしてお昼を過ぎた頃。クラウドファンディングを応援してくれていた近所の整体師さん、魚屋さん、学校の先生、インターンシップの学生さんがいつの間にかお肉屋さんの店内に集まっていた。いつの間にやら、異業種交流の場となっていた。クラウドファンディングの話、お肉の話、(お肉屋さんのキッチンで)漁業界の話、これからの私たちの働き方の話・・・いろんな話に花を咲かせながらも、お肉の解体は進んでいく。なるほど。このお店の良さが分かってきた。三代目を中心に、素敵なコミュニティができている。もちろん先代の顔なじみのお客さんも夕方には顔を見せる。「娘さん、新聞にのってたねぇ。頑張っとるねぇ。」とねぎらうお客さんが次から次へと、入れ替わり立ち替わり、買い物を済ませていく。これが、街のお肉屋さんなんだ。僕は自営業とは縁遠い会社員をやっているから、こんな日常がとても新鮮だった。とても貴重な体験をさせてもらったと思う。三代目アトツギ娘は”パートナー”彼女は僕の“パートナー”だ。そんな言い方をしたら、アトツギ娘は僕の婚約者のように思われるかもしれないが、そうではない。(僕は愛する妻も子供もいます。念のため。)実は、僕とアトツギ娘は幼稚園児の頃から地元で一緒に過ごしてきた幼友達なのだ。同じ地域に住んでいたというくらいで、特別仲の良かった友達、というわけでもないのだが、地元の幼友達の頼みなら、応えてやりたいと思うのがこの町の人情ってもんだ。最初は枝肉の運搬やつり上げるための装置作りをお願いされただけだったが、結局撮影だの宣伝だの、色々とやらせてもらった。精一杯要望に応えてあげること。それが自分なりの”応援”だった。ちょっと前まで、ただの幼友達。それが今は、応援したい人。三代目は新しい“街のお肉屋さん”のカタチを模索して、色々な発信活動をしていた。それを知っていたので、内容は違えど同じく発信するものとして、そして地元を盛り上げる仲間として、クラウドファンディングプロジェクトの前から素直に応援したい気持ちになっていた。幼友達。これもひとつのパートナーシップのカタチだと僕は思う。これからも良きパートナーとして、田中精肉店の三代目を応援していきたいと思う。田中精肉店 http://www.tanakaseinikuten.com/・所在:三重県津市・松阪牛と黒毛和牛の専門店・WEB販売あり→ https://eocm.stores.jp/


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10月4日(金)の朝、とうとう枝肉になったみゆこが運送屋さんに運ばれてやってきました。この日、友人Kくん(覚えていますか?笑 枝肉運搬機(仮)を設計して一緒に作ってくれた幼なじみです!)にもみゆこが来ること、ついに枝肉運搬機もろもろの装置を使う日が来たこと、記録用の写真を撮って欲しいこと、などを話し、がっつり参加してもらっていました。(Kくん仕事は?と心配になると思いますが笑 一応、というかむしろかっちりしたお勤めの人なので休みを取ってくれました)難関だった室内への移動等は、あの台車も活躍&トラックのお兄さんがマッチョだったことでほぼほぼ解決(笑)すべて運び込まれ、いよいよ始まる。というところで、私は階段を駆け上がりました。神さんと仏さんに報告です。私は毎日拝んでいるわけではないのですが、何かっていう時は必ず手を合わせています。特に、お願い事をした時は必ず報告に行くようにしています。みゆこをさばく作業を始める前に、神さん、仏さんにも感謝と報告を伝えました。おかげさまでたくさんの方から支援を頂いたこと、竹内牧場さんから「みゆこ」という牛が買えたこと、それから、一頭買いの伝手なんてなかった私が、たくさんの人のおかげで竹内牧場さんと出会えたこと、家畜商の組合長だったという会ったことのないひいおじいちゃんも喜んでくれるかもしれないと思い、「牛」を買ったことを報告。最後に、「今からみゆこをさばきます。どうか怪我なくさばけますように」と手を合わせました。※肉屋の仕事は一歩間違えば大怪我をしてしまいます((((;゚Д゚)))))))思い返せば牛を出荷した日と畜場で獣魂碑に手を合わせ、入荷した日神さま仏さまに手を合わせました。意識したわけではないんだけれど、手を合わせるという行為が一頭の牛の命と一緒にバトンのように消費者の"いただきます"へと繋がっていく。(いただきますも、手を合わせますよね!)改めて日本のそういう文化って他の国にはない大切なものかもしれないな、と思いました。余談ですが、留学中に英語しか喋ってはいけない校内で、何とかして「いただきます」を言おうとしていたクラスメイトが「Thank you food」と言っていたのが忘れられません(〃ω〃)つづく