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マームとジプシーDVD/Blu-ray 製作プロジェクト

2013年マームとジプシーは今日マチ子の漫画「cocoon」を原作に、沖縄戦に動員された少女達に着想を得て舞台を製作。以降も頻繁に沖縄へ訪れ、そこで流れる時間を見つめてきました。沖縄に向き合い生まれた2作「Light house」「cocoon」をDVD/Blu-rayとして販売します。

現在の支援総額

12,687,150

253%

目標金額は5,000,000円

支援者数

812

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2022/12/17に募集を開始し、 812人の支援により 12,687,150円の資金を集め、 2023/02/26に募集を終了しました

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マームとジプシーDVD/Blu-ray 製作プロジェクト

現在の支援総額

12,687,150

253%達成

終了

目標金額5,000,000

支援者数812

このプロジェクトは、2022/12/17に募集を開始し、 812人の支援により 12,687,150円の資金を集め、 2023/02/26に募集を終了しました

2013年マームとジプシーは今日マチ子の漫画「cocoon」を原作に、沖縄戦に動員された少女達に着想を得て舞台を製作。以降も頻繁に沖縄へ訪れ、そこで流れる時間を見つめてきました。沖縄に向き合い生まれた2作「Light house」「cocoon」をDVD/Blu-rayとして販売します。

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本日、支援してくださっている方が、500名に到達しました。現時点で、目標金額の157%、7,865,250円、502名の皆様にご支援いただいています。改めて、ものすごい人数の方々がご支援くださっていることに、大変ありがたく存じます。私たちは、劇場へ人を集めるということをずっとやってきました。その活動がストップしてしまい、もう新しく出会ったり、再会することはしばらく難しいと思っていました。しかし、この活動を通し、どれだけの出会いがあり、再会があり、励ましがあり、勇気づけられていることか。いただいたメッセージをたびたび遡って拝見している毎日です。プロジェクトを成功させるためには、もちろん資金は不可欠ですが、これだけ多くの方々が集まってくださったということが、私たちの一つの財産となりました。今回のDVD・Blu-rayは、みなさまが私たちの作品を、手元に残せる形にしてくださったものです。例え再生ボタンを押さなくても、手にとって、これらの作品をふと思ってくださる方々が増えたら、こんなに嬉しいことはありません。ネクストゴール200%は、最後まで諦めずに頑張ろうと思います。この作品にまだ出会っていない方々、劇場にいらっしゃれなかった方々にも届けられるよう、あともう少しの間、この活動にお付き合いいただけますと幸いです。引き続き、どうぞよろしくお願い申し上げます。


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公演関係者のからのコメントや、マームとジプシーがお世話になっている方々より応援コメントを続々といただいております。初めてマームとジプシーを知ってくださった方もいらっしゃると思いますので、コメントをいただいた方との関係性と共に活動報告にも日々紹介させていただきます。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー川名潤(装丁家/「Light house」「cocoon」宣伝美術担当) 公演タイトルやスケジュールが決まり、それほど作業が進んでいない頃合いに私は呼ばれ、舞台のためのビジュアルを作る。これは、なにもないところの地面を耕す作業に似ているなと、毎回思う。 みんなの真似をして、鍬を振るってみる。みんなが種まきをするのを見て、自分もいくつかの種を蒔いてみる。手にしたこの種が何の種かというのは、それほどよくわかっていない。どういう芽が出るのか、私は知らない。蒔いてもいいのかどうかも実は自信がないので、劇団のみんなに種に向かって息を吹きかけてもらう。これでなんとなく、これは蒔いてもいい種なのだという言い訳ができる。最後に自分も息を吹きかけ、地面に埋める。 公演のためのポスターを作るというのは、そういう作業に似ている。 その後、私はとくになにもすることがない。劇団のみんながどういう耕し方をして、どういう光や水や酸素を与えているのかを知らない。 数ヵ月待つと、予想もしてないかった畑が目の前に現れる。みたことのない植物が生えている。なんなんだこれはと圧倒されていると、その畑に体ごと放り込まれる。知らない質感の、知らない匂いの、知らない温度の、知らない葉、知らない実が肌に触れる。目が回り、動悸がする。しばらくの後、その畑は忽然と消える。 自分の関わったマームとジプシーの公演を見たあとは、「おいおいちょっと待ってくれよ」と毎回思う。もう一度あの葉や実を手に取って確かめたい。自分が蒔いた種はなんだったのか、匂いや味を確かめたい。焼いたり煮たりもしてみたい。なんならヘラで潰して顕微鏡で見たり、ヨウ素液を垂らしたりしてみたい。 その願いが叶いそうっていうんだから、こんなに嬉しいことはないです。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー川名潤さんと初めてお仕事したのは、2013年の「cocoon」の初演でした。もともと原作・今日マチ子さんの「cocoon」の装丁を手掛けられており、舞台版「cocoon」初演時には、舞台上に投影する文字を一緒にデザインしてくださいました。その後、2015年の再演時、チラシやポスターなど宣伝ビジュアルをご担当いただき、もちろん、今回の「cocoon」、そして「Light house」も川名さんにデザインをお願いしました。私たちには、これまで作品を通して沖縄と向き合ってきた川名さんとの時間があり、「Light house」のデザインをお願いするのも、ごく当たり前の流れがありました。藤田とミーティングする時は、資料や書籍を既に読み込んでくださっていて、こんなにも真剣に一緒にスタートをつくってくださるのに、お会いするのはいつも作品の幕が開ける頃です。すごく不思議ですが、お見せする際は私たちの緊張のボルテージが高まります。川名さんは文字やフォントにも、とてもこだわりがある方で、存在しないフォントはご自身で作られてしまうほど。そんな細部にまでわたるこだわりと高いデザイン性を託されて出発をきる私たちは、そのまなざしを感じながら、しかし繭に守られているような気持ちで作品に挑むことができています。※こちらもぜひご覧ください。『Light house』関係者鼎談 vol.1 前半 後半岡本尚文(宣伝写真)×川名潤(宣伝美術)×藤田貴大


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公演関係者のからのコメントや、マームとジプシーがお世話になっている方々より応援コメントを続々といただいております。初めてマームとジプシーを知ってくださった方もいらっしゃると思いますので、コメントをいただいた方との関係性と共に活動報告にも日々紹介させていただきます。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー豊田エリー(Light house 出演)「Light house」は沖縄という土地の記憶と、いま現在そこで暮らす人々の言葉や営み、創作も寝食も共にして過ごした私たちの日々、その全てが息づく、まるでひとつの生命体のような作品だと思います。公演期間中に国際情勢は目まぐるしく変化し、劇中で語られるかつての戦争は決して過去のものではなく、まさに「今」起きている事象と重なって、台詞の意味も響きも、それを発する私自身の心の中も大きく揺らいだのを憶えています。演劇という、ただひたすら生身でリアルタイムな表現のおそろしさと、でもここから小さな波紋を広げてゆけるかもしれない微かな光も感じました。マームとジプシーの作品には、だれかひとりの心にそっと寄り添うような力があると思っています。クラウドファンディングを通して、「Light house」と「cocoon」が、必要とする人の元にきっと届きますように。そしてこれからも素晴らしい作品たちが生み出され続けますように、応援しています!ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー豊田エリーさんは、2016年の「ロミオとジュリエット」で、初めてご一緒し、その際はジュリエット役を演じてくださいました。2018年「BOAT」にも出演いただき、今回の「Light house」では、山本直寛さん演じるいっぺい・青柳いづみさん演じるみなと姉弟のいとこ、つき役を演じられています。エリーさんとマームとジプシーは、もう7年のお付き合いになりますが、いつも笑顔が絶えない方で、共に時間を過ごすたびに感受性が豊かな方だなと感じます。一つ一つの出来事に喜び、驚き、一喜一憂してくださる姿は、稽古場のみんなの温度を上げてくださいます。そして、普段の生活や作品を通して感じた感情の幅が、そのまま豊かさの幅や芯の強さとなってご本人の演技に現れているようにも思います。「Light house」では、みんなで海を見て、湿度と風を感じ、スーパーや街をまわって、その日常と沖縄の機微をも感じながら過ごした日々の中で、その繊細な感受性を持ってこの作品にいてくださること、エリーさんご自身が作品の力を信じて舞台上に立たたれていることが、本作の強度を確実に作ってくださっています。


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公演関係者のからのコメントや、マームとジプシーがお世話になっている方々より応援コメントを続々といただいております。初めてマームとジプシーを知ってくださった方もいらっしゃると思いますので、コメントをいただいた方との関係性と共に活動報告にも日々紹介させていただきます。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー山本直寛(Light house 出演)「Light house」のことを思い返すと、みんなで自炊して、ごはんを食べた日々のことばかり浮かんできます。得意料理を作ったり、沖縄の食べ物を初めて口にしたり。ただ楽しかったというだけではなく、そういう時間が稽古より大切なものでした。喜屋武岬の灯台をみんなで見に行ったことも心に残っています。嵐のような大雨の中、真っ暗な道を車を走らせて行きました。静かに海を照らす光をみんなでじっと見つめていました。そうやってみんなと過ごした時間がそのまま「Light house」という作品に乗っかっている気がします。いろんなものが忘れられていく、ということをこの作品を通して知りました。どんな形であれ、マームとジプシーという集まりが作ったものが、ひとの心に残り続けることを、僕は嬉しく思います。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー山本直寛さんは、2018年「BOAT」、2019年「CITY」にご出演くださいました。そして、今回の「Light house」では、主演のいっぺい役をつとめてくださっています。「Light house」は、食卓シーンが作品の大きな要素として組み込まれていますが、稽古をスタートする前に普段自分たちが作る料理の手順を話したり、それを実際に作ってみたりしました。山本さんは、とても器用にお母様のレシピである冬瓜のスープを作ってくださり、作品の中でもそのスープは断片的に登場します。いつも明るく、優しく、器用で真っ直ぐな山本さんですが、舞台上では、同じくいっぺいもその真っ直ぐな性格で、ゆえに苦悩していたように思います。おそらく誰とでも問題なくやっていけるいっぺいは、一方で「これはこうだから仕方ない」「こういうものだ」と他の人は見過ごしてきたであろうことに、“なぜ”という疑問を持ち、怒りを抱きます。もちろんあらゆる問題は、複雑化し一筋縄ではいきませんが、何かと理由がつけられて解決が先送りになり、時間が経つにつれて傷つく人が増えていくことも事実です。自分の力だけではどうしようもない、どうすればいいのかわからない、どうにかしたい。山本さんの真っ直ぐさが、その根本的な感情をいっぺいの言葉に乗せて、ここにある事実として届けてくださったように思います。


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本日、ネクストゴール第一弾の目標である750万円を達成しました!今現在、7,542,250円、476︎名の皆様にご支援をいただいています。達成内容について、最近なかなか活動報告を更新できずに申し訳ございません。そして、ご支援いただきました皆様、誠にありがとうございます。ご支援でいただいたお言葉に、励まされながら、一歩また理想の形に近づくことが出来ました。このネクストゴール達成により、オリジナルポスターの製作が決定いたしました。対象者である皆様は、楽しみにお待ちいただけたらと存じます。(いずれかの作品で15000円以上(寄付を含む)ご支援をいただいた方に、各コースに伴う「Light house」「cocoon」オリジナルポスターを追加予定です)ただいま、なぜクラウドファンディングが必要だったのか、DVD・Blu-ray化に向けてのお話を、橋本倫史さんを聞き手に迎えて、トークを配信しております。こちらもぜひご覧ください。私たちは、15年間、演劇という表現にこだわってきました。演劇作品はライブという状態があって、お客さんが目の前にいて、初めて成立するものだと思っています。演劇を映像として残さなければ意味がないということは、全く思っていません。しかし、残すことで、また違う意味や役割が生まれるということに期待を込めていきたいと思っています。もちろん、マームとジプシーにとって、どれもが大事に製作してきた作品ですが、今も続く戦争という大きな現実、沖縄が現に直面している問題がある中で、この2作品は、私たちだけのものではないような気がしているのです。改めまして、皆さま誠にありがとうございます。残りわずかですが、より多くの方へこの作品が届きますよう、引き続き、どうぞよろしくお願い申し上げます。■■配信中インタビュー■■◉藤田貴大インタビュー「たくさんの声を集めて、先の時間へつなげる」(34:04)出演:藤田貴大、橋本倫史(聞き手)なぜこの作品を円盤化するに至ったか、そしてクラウドファンディングで支援を集めて製作することにした理由を藤田が初めて語ります。◉藤田貴大×青柳いづみ 対談「映像から見出す、演劇の価値」(40:00)出演:藤田貴大(マームとジプシー)青柳いづみ(Light house・cocoon 出演)橋本倫史(聞き手)2013年から沖縄に向き合ってきた10年間の時間、主演の青柳いづみから見える作品の世界と自身の出演作が円盤化され残っていくことについて話しています。◉藤田貴大×岡本尚文 対談「外から沖縄を見つめ、作品を描くこと」(45:39)出演:藤田貴大(マームとジプシー)岡本尚文(cocoon 記録写真/Light house 宣伝・記録写真)橋本倫史(聞き手)沖縄と東京を往復しながら活動を続ける写真家・岡本尚文さんをお招きして、藤田のクリエイションや作品に感じたこと、ご自身の活動のなかでの沖縄との関わり方をお話いただきました。◉林香菜インタビュー「上演作品の映像化・クラウドファンディングについて」出演:林香菜(合同会社マームとジプシー代表/Light house・cocoon 制作)橋本倫史(聞き手)制作サイドの視点で、クラウドファンディング実施に至った経緯、上演作品を円盤化する想いなどを語っています。◉藤田貴大×原田郁子×田鹿充 鼎談「cocoon の音をつむぐ」出演:藤田貴大(マームとジプシー)原田郁子(cocoon 音楽担当)田鹿充(cocoon 音響)橋本倫史(聞き手)先日読売演劇大賞スタッフ賞を受賞した音響担当・田鹿充さんを交えて、「cocoon」の音はどのように形作られてきたか、幕を下ろして時間が経った今、どんなことを考えているかなどお話いただきました。