このシリーズは日本の現場で使用する頻度の高い日本語です。やさしい日本語は、外国人の方に説明しやすくしたものです。今後、さらに増えていく外国人労働者の方、又は教える現場の方の一助になれば幸いです。アメブロhttps://ameblo.jp/yugi-project/キャンプファイヤー(クラウドファンディング)https://camp-fire.jp/projects/834037/viewインスタhttps://www.instagram.com/mizuochijcal/フェイスブックhttps://www.facebook.com/mizuochiyugiproject/?locale=ja_JP
「読めない」の使い方・注意「読めません」は単純に能力や状況の問題(例:字が小さすぎる、本が難しい)。「空気を読めない」は文化的に少し重い意味を持つ(チームの和を乱してしまうイメージ)。外国人に教えるときは、漢字など「読めない=悪いことではない」とまず伝え、できるようにサポートしていく姿勢が大切です!日本人の方が教える際は、漢字を読めない事を前提にした伝達方式を考えた方が良いと提案します。例えば、紙に印刷された資料を回覧しても、読めないので意味はありません。英語に直して配布するか、LINEなどで配布する。LINEで配布されれば、自分で翻訳ソフトを通して読むことが出来ます。【「読む」の否定表現(読めない)】読みませんニュアンス・シーン丁寧に「読まない」English Explanation(ニュアンスの英訳)"I don't read." (polite)読まないニュアンス・シーンカジュアルに「読まない」English Explanation(ニュアンスの英訳)"I don't read."目を通していませんニュアンス・シーン確認していないEnglish Explanation(ニュアンスの英訳)"I haven't looked through it yet."読み飛ばしましたニュアンス・シーン必要ないところを飛ばして読んだEnglish Explanation(ニュアンスの英訳)"I skipped over it."全部は読んでいませんニュアンス・シーン完全には読んでいないEnglish Explanation(ニュアンスの英訳)"I didn't read all of it."読めませんニュアンス・シーン読む能力・状況がないEnglish Explanation(ニュアンスの英訳)"I can't read it."読んだことがありませんニュアンス・シーン過去に一度も読んだ経験がないEnglish Explanation(ニュアンスの英訳)"I have never read it."空気を読めませんニュアンス・シーン雰囲気が察せないEnglish Explanation(ニュアンスの英訳)"I can't read the atmosphere."「読んだことがない」の使い方ポイント「読んだことがない」は 経験の否定 を表します。「今までその本を読んだことがない」「そのマニュアルは読んだことがない」など、過去の経験について正直に伝えるときに使います。英語では現在完了形(have never)を使う場面が多いので、外国人にも比較的伝えやすい表現です。
「空気を読む」という文化は日本独特の文化です。日本の現場で働く上では非常に重要な事になります。大事な事なので、順番を追って、ゆっくり説明していきます。まずは「読む」そのあと、否定形の「読めない」、最後に「空気を読むポイント」の3部でお送りします。【「読む」表現一覧(Read)】読むニュアンス・シーン一般的に読む行為全般English Explanation(ニュアンスの英訳)"to read"拝読するニュアンス・シーンとても丁寧に読む(目上の人への文章)English Explanation(ニュアンスの英訳)"to humbly read"読みますニュアンス・シーン丁寧な「読む」English Explanation(ニュアンスの英訳)"I read." (polite)読ませていただきますニュアンス・シーン謙譲語、感謝を込めた「読む」English Explanation(ニュアンスの英訳)"I humbly read it."読み上げるニュアンス・シーン声に出して読むEnglish Explanation(ニュアンスの英訳)"to read aloud"目を通すニュアンス・シーンざっと確認するEnglish Explanation(ニュアンスの英訳)"to scan through" / "to look over"読み取るニュアンス・シーン気持ちや情報を読み取るEnglish Explanation(ニュアンスの英訳)"to pick up (on information/emotions)"空気を読むニュアンス・シーン雰囲気を察するEnglish Explanation(ニュアンスの英訳)"to read the atmosphere"
文化の違いを現場の力に変えるためにこのシリーズでは、外国人労働者の理解を深める一助として、国別の特徴や働き方の傾向をまとめていきます。外国人の方と円滑に働くためには、その国の文化的背景や歴史、風習を理解することがとても大切だと考えています。少しでも、外国人労働者に対する偏見や誤解が減り、よりよい職場づくりにつながることを願ってお届けしています。個人的な見解も含みますし、すべての方に当てはまるものではないことをご承知おきください。香港は中国じゃないか。という意見もあると思いますが、イギリスから中国に戻った経緯もあり、中国本土の方とは合理性という部分が結構違う印象があります。私が香港好きだという個人的な部分もあります。「香港出身の方」を職場に迎える際に役立つ、歴史背景・文化・宗教・言語などの基本情報と、職場でのコミュニケーションや付き合い方のポイントをご紹介します。香港についての基本情報1. 歴史的背景1842年:アヘン戦争後にイギリスの植民地に。1997年:中国に返還され、「一国二制度」のもと高度な自治が保証される(現在は変化中)。経済面では長年「アジアの金融センター」として栄え、教育水準が高い。自由・効率・競争社会の価値観が根付いています。2. 言語公用語は広東語と英語(行政・ビジネスで使用)広東語は北京語と結構違います。若年層では中国本土の影響で普通話(北京語)も話せる人が増加。日本語学習者もおり、日本文化・アニメ・旅行が好きな人が多い。3. 文化・風習効率や合理性を重んじる都市型文化。プライベートと仕事の線引きがはっきりしており、結果重視・スピード重視の傾向。礼儀や上下関係よりも、実力や対等な議論を好む傾向があります。4. 宗教宗教的には比較的自由で、仏教、道教、キリスト教などが混在。日常生活に宗教上の制約は少ないため、職場での対応も柔軟です。5. 気候・風土亜熱帯気候で、湿度が高く夏が長い。都市生活が中心で、インフラやテクノロジーへの適応が早い。香港人の特徴と職場での付き合い方6. 労働観・性格の傾向スピードと成果を重視 「早く・正確に・効率良く」働くのが美徳とされます。自立心が強く、はっきり意見を言う 納得しないまま従うことを嫌い、論理的な説明を求める傾向あり。学歴やスキルを重視 自らの市場価値に敏感で、スキルアップにも積極的。7. よくある誤解とその対応「ドライで冷たい?」プライベートと仕事を分ける考え方が強いだけです。➡ 職場での信頼構築には時間が必要です。「指示に反論するのは生意気?」誤解を避けるために確認・議論を大切にしている文化があります。➡ 意見を尊重し、話し合う姿勢が信頼に繋がると思います。「ルールを守らない?」不明確なルールや曖昧な指示が苦手です。➡ 明確なマニュアルや説明を心がけるしかありません。 その分、覚えたら合理的でスピードも速いです。8. 職場でのコミュニケーションのポイント・「納得感」のある説明が大切 命令よりも理由や意図を伝えることで、納得して動く傾向があります。・スピード感ある指示を好む 細かい段取りより、結論ファーストで伝えるといいかもしれません。・フラットな関係を好む 年齢や上下より、対等なコミュニケーションの文化。・ 日本独特の曖昧な言い回しは誤解を生むことも 例:「考えておきます」=NOと理解されることもあるので注意。・ 評価や成果は言葉で伝えることが重要 「褒めない」文化の職場では、本人が不安になることもあります。すごく合理的な印象があります。論理と結果を重視して、評価されることが大切と考えている方が多いです。日本人が「そこを適当に整理しといて。」という感覚的な指示を嫌う傾向があります。評価=褒められることに誇りを持っている方が多いです。広東語の「ありがとう」は”ドーゼー”(多謝)です。相手から”ムゴーイ”と言われることもあるかもしれません。日本語の酷い(むごい)ではなく、これもありがとうのの言葉”ムゴーイ”です。その分、明確な指示にはスピーディにこなします。自分の仕事に責任を持って取り組む姿勢が強いと思います。
文化の違いを現場の力に変えるためにこのシリーズでは、外国人労働者の理解を深める一助として、国別の特徴や働き方の傾向をまとめていきます。外国人の方と円滑に働くためには、その国の文化的背景や歴史、風習を理解することがとても大切だと考えています。少しでも、外国人労働者に対する偏見や誤解が減り、よりよい職場づくりにつながることを願ってお届けしています。個人的な見解も含みますし、すべての方に当てはまるものではないことをご承知おきください。ペルーと言っても、日本に来られるペルーの方は日系の3世、4世の方が多く、親しみやすく日本文化にも順応が速いです。でも南米特有?の事情もありますので説明していきます。ペルーについての基本情報1. 歴史的背景インカ帝国の中心地で、16世紀にスペインにより征服・植民地化。1821年に独立。スペイン文化・キリスト教の影響が色濃く残る。多民族国家で、先住民・ヨーロッパ系・アジア系(日本人移民も)が共存。2. 言語公用語はスペイン語。一部地域ではケチュア語やアイマラ語などの先住民族言語も話されている。日本に来る人の多くは、日系ペルー人(三世など)で、簡単な日本語や英語を話せる人も多い。3. 文化・風習家族や親しい人とのつながりを大切にする「家族第一」の価値観。陽気で人懐っこい国民性。初対面でも気さくに話す。時間にルーズな面もあり、のんびりしたペースが基本。4. 宗教国民の約9割がカトリック。日曜日のミサやクリスマス・イースターなどの宗教行事を重視。職場では宗教的制約はほとんどありませんが、信仰心の深い人も多いため、行事などへの理解があると良好な関係になります。5. 気候・風土多様な気候(海岸部・山岳部・熱帯雨林)だが、多くの人が過ごす都市部は比較的温暖。日本の四季に順応しやすく、気候ストレスは比較的少ない。ペルー人の特徴と職場での付き合い方6. 労働観・性格の傾向明るく前向きで、協調性が高い 仲間意識が強く、人間関係を大切にする。人とのつながりを重視して働く 「誰と働くか」が仕事のやる気に大きく影響。感情表現が豊かで、ハッキリと意見を言う傾向も ただし礼儀を忘れないため、角が立ちにくい。結果よりもプロセスや人間関係を大切にする 日本の「報連相」は慣れていない人も多いが、教えればしっかり身につける。7. よくある誤解とその対応「時間にルーズ?」日本の時間感覚と違うだけです。➡ 時間管理の意識付けを説明して何回か教えていけば大丈夫だと思います。「私語が多い?」人間関係を築くのが仕事の一部という文化があります。➡ 作業中は私語NGなど明文化して対応しましょう。「言い訳が多い?」弁解ではなく説明のつもりです。➡ きちんと聞いて受け止めたうえで、改善点を伝えると良いと思います。 南米の方は自分の意見をハッキリ言う文化がありますので、論理的に意味を説明していくほかないでしょう。8. 職場でのコミュニケーションのポイント・まずは「信頼関係」からスタート 挨拶・名前を覚える・雑談などが関係づくりに効果的です。・感情に寄り添うコミュニケーションが必要 冷たい言い方より、共感+指示が効果的です。・ 目標・ルールは「一緒に確認・納得して進める」スタイルが合います。 命令口調よりも、理由を伝えて協力をお願いするのがスムーズです。・日本の働き方との違い(時間厳守、安全意識など)を明文化して共有 ルールやマナーは紙・ポスターなど視覚化するのも大切です。・「ありがとう」や「よくできたね」の一言でやる気アップ 褒められることでモチベーションが上がる人が多いです。スペイン語の「ありがとう」は”グラシアス”です。日系ペルー人(特に3世・4世)は、日本に親しみがあり、日本文化やマナーにも理解がある場合が多いです。一方で、日本式の厳しい上下関係や間接的な指示には戸惑うこともあります。




