行動の否定の答えには、「しない」「できない」など沢山の答え方があり、日本語の難しい部分です。しないニュアンス・シーン意図的にやらないEnglish Explanation(ニュアンスの英訳)"not do"やらないニュアンス・シーンしないよりカジュアル(少し雑な印象)English Explanation(ニュアンスの英訳)"not do (casual)"行わないニュアンス・シーンフォーマルな「しない」(公式・業務向き)English Explanation(ニュアンスの英訳)"not carry out"できませんニュアンス・シーン能力・状況的に無理English Explanation(ニュアンスの英訳)"can't do"行えないニュアンス・シーンフォーマルな「できない」English Explanation(ニュアンスの英訳)"can't carry out"したことがないニュアンス・シーン経験がないEnglish Explanation(ニュアンスの英訳)"have never done"やったことがないニュアンス・シーンカジュアルな経験なしEnglish Explanation(ニュアンスの英訳)"have never done (casual)"行ったことがないニュアンス・シーンフォーマルな経験なしEnglish Explanation(ニュアンスの英訳)"have never carried out"使いやすい例文フレーズ集(現場用ミニリスト)「これをしてください。」→「はい。」や「したことがありません。」「今はしないでください。」→「はい、しません。」「あとでしてください。」→「はい、この後にやります。」「していいですか?」「出来ますか?」→「わからないので、できません。」
文化の違いを現場の力に変えるためにこのシリーズでは、外国人労働者の理解を深める一助として、国別の特徴や働き方の傾向をまとめていきます。外国人の方と円滑に働くためには、その国の文化的背景や歴史、風習を理解することがとても大切だと考えています。少しでも、外国人労働者に対する偏見や誤解が減り、よりよい職場づくりにつながることを願ってお届けしています。個人的な見解も含みますし、すべての方に当てはまるものではないことをご承知おきください。パキスタンからも多くの外国人労働者が来日されています。パキスタンの方も多くがイスラム教徒なので豚肉禁止と1日5回の礼拝と断食の日の配慮が必要になります。パキスタンについての基本情報1. 歴史的背景1947年、インドから分離独立して誕生(主にイスラム教徒の国)。インダス文明の古代文化を持ち、歴史的に多くの民族が交錯。政治・宗教・部族の多様性を持ちつつ、イスラム文化を基盤に社会が形成されている。2. 言語公用語はウルドゥー語。英語も準公用語として広く使われる。地域によってパンジャーブ語、シンド語、パシュトゥー語なども話される。英語教育が盛んで、若い世代は英語や簡単な日本語の習得にも意欲的。3. 文化・風習家族・親族の結びつきがとても強い。家族中心の価値観が根付いている。おもてなし精神があり、礼儀正しく、信頼関係を重視する文化。女性は伝統的に家庭中心だが、近年は都市部を中心に就労も増加してるそうです。4. 宗教国民のほとんどがイスラム教スンニ派(約85%)。一部シーア派も存在。ラマダン(月中の断食)や金曜礼拝、豚肉・アルコール禁止などの宗教習慣が厳格に守られる。食事・服装・作業時間への配慮が求められる。5. 気候・風土地域によって異なるが、全体として高温・乾燥気候が多い。夏の暑さに強く、農業や建設などの現場でも適応力が高い。冬は寒暖差が大きい地域もあるため、寒さ対策は個人差あり。パキスタン人の特徴と職場での付き合い方6. 労働観・性格の傾向誠実で責任感が強く、目上の人を敬う文化。家族を大切にする分、家庭の事情による急な休みもある。強い信仰心に裏打ちされた誠実な仕事ぶりを発揮する人が多い。礼儀や信頼関係を重視するため、感情を表に出しにくいタイプもいる。7. よくある誤解とその対応「無表情で何を考えているかわからない」礼儀として控えめに振る舞う文化です。信頼関係ができると親しみやすくなります。「断食中は働けないの?」ラマダン中でも働くが、疲れやすくなります。軽作業への配慮や早めのシフト変更などをしてあげる必要があります。ラマダンとはイスラム教徒の方が、1年に”一月の間”断食する聖なる月です。「なぜ女性とあまり話さない?」宗教的な理由で男女間の接触に慎重な場合があります。決して女性を差別したり、嫌っているわけではない事をご理解ください。必要な業務連絡は丁寧に伝える工夫をしましょう。8. 職場でのコミュニケーションのポイント・敬意を持った丁寧な声かけが信頼を生む 年長者や上司に敬意を示す文化のため、命令口調は避けるのが良いでしょう。・ラマダンや礼拝のスケジュールを把握し、柔軟に対応してあげてください。 断食時間中は水分補給も避けるため、無理のない作業にしましょう。・ 豚肉やアルコール、宗教的話題には慎重に 食事や冗談などでも宗教的禁忌には触れない配慮が必要。・笑顔や感謝の言葉が関係づくりに有効 ウルドゥ語の「ありがとう」(シャクリヤ)と言うだけで関係がぐっと近づきます。・仕事上の約束やルールをはっきり伝える 明確なルールを伝えることで、まじめに守る姿勢が強い。イスラム教の方々を雇用する際は、礼拝の時間を取る必要がある事、ラマダンの月間に体調を崩さないように配慮する必要がある事。豚肉の禁止や宗教観を話さない事が大切になります。日本の宗教観とは全く異なる文化ですので、とてもデリケートです。
文化の違いを現場の力に変えるためにこのシリーズでは、外国人労働者の理解を深める一助として、国別の特徴や働き方の傾向をまとめていきます。外国人の方と円滑に働くためには、その国の文化的背景や歴史、風習を理解することがとても大切だと考えています。少しでも、外国人労働者に対する偏見や誤解が減り、よりよい職場づくりにつながることを願ってお届けしています。個人的な見解も含みますし、すべての方に当てはまるものではないことをご承知おきください。マレーシアについての基本情報1. 歴史的背景マラッカ王国時代から港として栄えた地域。16世紀以降、ポルトガル・オランダ・イギリスの植民地支配を受け、1957年に独立。多民族国家(マレー系・中華系・インド系など)として多文化共生が根付く。日本との経済的・人的交流も多く、親日的な人が多い。2. 言語公用語はマレー語(マレーシア語)。中華系は中国語(広東語や福建語など)、インド系はタミル語も話す。英語は広く通じる(教育・ビジネスで使われる)。多言語環境に慣れており、言語面での柔軟性がある。3. 文化・風習多民族国家ならではの寛容さと調和を大切にする文化。食文化も多様(マレー料理、中華料理、インド料理)。家族を重視し、敬意をもって接する文化。穏やかで礼儀正しい人が多い。4. 宗教マレー系はほとんどがイスラム教徒(豚肉・アルコール禁止、礼拝など)。中華系は仏教・道教・キリスト教、インド系はヒンドゥー教が多い。宗教的制約や行事を尊重する必要あり(ラマダン、礼拝など)。5. 気候・風土一年中高温多湿の熱帯気候。雨季あり。暑さに強く、野外作業や湿度に慣れている。スコール(突然の強い雨)も多い。マレーシア人の特徴と職場での付き合い方6. 労働観・性格の傾向穏やかで協調性があり、柔軟に対応できる人が多い。異文化への理解があり、他人を尊重する姿勢が強い。一方で、宗教上の制約や家庭の行事を大切にするため、休暇や時間に対しては柔軟性が求められる場面も。7. よくある誤解とその対応「休憩が多い」インドネシアの方と一緒で多くがイスラム教徒です。お祈りの時間やラマダンによる疲れが原因で時間をとってあげる必要があります。イスラム教の方はお祈りする事を大切にしているので理解をしめしましょう。それだけ真面目の方たちなんです。➡ 宗教行為として認め、時間を調整するしかありません。 他のスタッフにも理解を促す事が大切です。「なんとなくのんびりしている?」焦らず丁寧に取り組む傾向あります。最初から急かさず信頼を築くと効果的と思います。「突然休むことがある」宗教行事や家庭の都合が優先される場面もあります。事前確認と柔軟な対応が必要です。「話しかけても反応が薄い」文化的な礼儀正しさや遠慮から控えめな反応になることもあります。継続的な声かけが安心材料に繋がります。8. 職場でのコミュニケーションのポイント・宗教行事・習慣への理解を大切に ラマダンや礼拝時間、食事制限(豚肉NG)への配慮が信頼につながります。・明るくフレンドリーな雰囲気がモチベーションに 笑顔で話しかける、感謝を伝えると働きやすさがアップします。・わかりやすい指示と丁寧な確認が効果的 多言語環境に慣れていても、日本語の曖昧表現には戸惑うこともあります。・仕事と私生活のバランスを尊重する文化 過度な残業よりも、時間通りに終わる働き方を重視する傾向があります。・他民族との協働に慣れており、多様性に柔軟 異文化理解や協調性を活かしてチームに良い影響を与えてくれることも。マレー語の「ありがとう」は”テリマカシ”と言います。そうすると「サマサマ」と返されることがあります。これはマレー語の”どういたしまして”という返しです。
日本の現場で円滑に仕事をするためには、日本語で指示される作業や行動を理解する必要があります。行動を表す日本語には「する」一般的な動作・行動を表す(基本の形)"to do"「やる」するよりカジュアル。やや雑な印象あり。"to do (casual)"「行う(おこなう)」フォーマル・公式な場面やビジネスで使う"to carry out" / "to perform"「して」「する」の命令形・依頼形(して+ください等)"do it" / "please do"があります。してくださいニュアンス・シーン普通の丁寧なお願いEnglish Explanation(ニュアンスの英訳)"Please do it."してもらえますか?ニュアンス・シーン少し柔らかい依頼・確認English Explanation(ニュアンスの英訳)"Could you do it?"していただけますか?ニュアンス・シーンより丁寧な依頼(ビジネス・上司向け)English Explanation(ニュアンスの英訳)"Would you kindly do it?"していただけませんか?ニュアンス・シーンとても丁寧な依頼(目上・お客様向け)English Explanation(ニュアンスの英訳)"Could you please do it (politely)?"
文化の違いを現場の力に変えるためにこのシリーズでは、外国人労働者の理解を深める一助として、国別の特徴や働き方の傾向をまとめていきます。外国人の方と円滑に働くためには、その国の文化的背景や歴史、風習を理解することがとても大切だと考えています。少しでも、外国人労働者に対する偏見や誤解が減り、よりよい職場づくりにつながることを願ってお届けしています。個人的な見解も含みますし、すべての方に当てはまるものではないことをご承知おきください。スリランカ出身の方も多く日本に来られています。スリランカについての基本情報1. 歴史的背景古代から仏教文化が根づく国で、かつては「セイロン」と呼ばれた。16世紀以降、ポルトガル・オランダ・イギリスによる植民地化を経て、1948年に独立。民族構成はシンハラ人(多数派)とタミル人(少数派)が中心で、過去には内戦もありました(2009年終結)。2. 言語公用語はシンハラ語とタミル語、英語も広く使われる(ビジネス・教育・観光など)。英語教育の普及率が高く、若い世代や都市部では英語での意思疎通が可能。タミル系の人はインド南部文化にも近い背景を持ちます。3. 文化・風習礼儀を重んじる文化で、年上や上司への敬意が強い。家族を大切にする意識が強く、助け合い精神が根づいている。靴を脱いで家に入るなど、日本と共通する習慣も一部あり。カレーを手で食べる文化も残る。香辛料に強い人が多い。4. 宗教仏教徒(主にシンハラ人)が多数派。その他、ヒンドゥー教・イスラム教・キリスト教も共存。宗教行事(ポヤ・満月祭など)を大切にする。宗教的な食事制限を持つ人もいるため、食事の確認が必要な場合あり。5. 気候・風土熱帯性気候で、高温多湿が一般的。日本の夏にも比較的強い。雨季と乾季があり、農業も重要な産業。自然との共生意識が強く、穏やかな気質の人が多い。スリランカ人の特徴と職場での付き合い方6. 労働観・性格の傾向温厚で控えめ、素直で真面目な性格の人が多い。礼儀正しく、指示には忠実に従う傾向あり。細かい作業にも丁寧に対応できるタイプが多い。「和」を重視する傾向があり、日本的な職場にもなじみやすい。7. よくある誤解とその対応「おとなしくて指示を待ってる?」指示を尊重する文化があり、自発的な行動が少ないように見えることもあります。丁寧に声がけすると良いと思います。「YESと言ってるのに動かない?」英語を話す人あるあるです。本当の意味で理解していないまま遠慮してYESと言う場合あります。確認やフォローが重要です。「急かすと怒ってるように見える」強い口調や威圧的な態度には萎縮する傾向があります。穏やかな指導が効果的です。8. 職場でのコミュニケーションのポイント・敬意とやさしい言葉づかいが信頼のカギ 上下関係を重視する文化のため、丁寧な対応が重要です。・わからないことを「質問しやすい雰囲気づくり」を 遠慮がちな傾向があるため、こちらから声かけを積極的にしましょう。・指示は明確かつ簡潔に(図や身ぶりが有効) 言葉の壁を補うために、視覚的な伝達方法も効果的です。・宗教的配慮(食事や休憩、服装など)を尊重する 無理のない範囲で確認し、配慮する姿勢が信頼に繋がります。・感謝の言葉や笑顔が強いモチベーションに 「ありがとう」(サンクス)「助かるよ」など、気持ちの伝達が人間関係を円滑になります。シンハラ語の「ありがとう」は”ストゥーティー”です。発音がカタカナで表すのが難しいので、コミュニケーションのきっかけに発音を教えてもらうと良いと思います。




