【マジメな毎日に、ひとさじのパンクを】DIY作家が人生を懸けた小説の増刷を応援!

<40代おっさんの無様なチャレンジ>小説本文はもちろん表紙デザインや版下データまで自分でつくるDIY作家「児玉ロウ」。初のヒット作品『LOVE IS [NOT] DEAD.〜おやじパンクス、恋をする〜』の増刷(第2刷)を応援

現在の支援総額

828,488

138%

目標金額は600,000円

支援者数

125

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2026/02/21に募集を開始し、 125人の支援により 828,488円の資金を集め、 2026/03/31に募集を終了しました

【マジメな毎日に、ひとさじのパンクを】DIY作家が人生を懸けた小説の増刷を応援!

現在の支援総額

828,488

138%達成

終了

目標金額600,000

支援者数125

このプロジェクトは、2026/02/21に募集を開始し、 125人の支援により 828,488円の資金を集め、 2026/03/31に募集を終了しました

<40代おっさんの無様なチャレンジ>小説本文はもちろん表紙デザインや版下データまで自分でつくるDIY作家「児玉ロウ」。初のヒット作品『LOVE IS [NOT] DEAD.〜おやじパンクス、恋をする〜』の増刷(第2刷)を応援

エンタメ領域特化型クラファン

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【毎日更新】第38回『LOVE IS [NOT] DEAD.〜おやじパンクス、恋をする〜』「え?」「だから悪いけど、今日は帰って欲しい」 ——そうだ。彼女は昔からこういう話し方だった。まるでアメリカ映画に出てくる勝気なヒロインの日本語訳みてえな、断定的で男勝りな話し方。 いや、つうかちょっと待ってくれ、帰れだって?「……あ、え? そうなの?」 俺が言うと、彼女はバツが悪そうに俯いた。さっきの笑顔が、無邪気な笑い声が嘘みたいな、辛そうな表情。それを見たら、俺はなんだか悲しくなってきた。 いやいや、そんな顔しねえでくれ。だって、キミはなにも悪くねえじゃねえか。 なんの約束もねえ、いやむしろ過去に一度会っただけの、しかも三十年も前に一度会っただけのよく分かんねえおっさんが突然押しかけてきてんだ。しかも、どうみても品行方正にゃ見えねえ不良中年を三人も引き連れて。 悪いのは全部、百パーセントこっちなんだ。 だからそんな顔をしねえでくれ。なあ。 でも、まったく、情けねえよな、心の中でそう感じているのは確かなのに、俺にはそれを実際に口に出す勇気はねえんだよ。 そんな俺の状態に気付いたのか、後ろからいろんな声が飛んでくる。「じゃあ仕方ねえな、日を改めようぜ」そう言ったのはボン。「そうだそうだ、日を改めたほうがいい」タカよ、それはボンがもう言っただろ。「感動の再会は果たされたんだ、今日は引き下がろう」おい涼介、なんだそのカッコつけた言い方。そもそもはてめえが勝手に……「じゃあ、またね」 俺が心の中でツッコミを入れている最中、彼女はそう呟くように言って、俺の胸に飛び込むように近づいてきたがもちろんそういうことではなく、驚いた俺がうわっと後ずさりして玄関から出てしまうと、あっという間に扉を閉めちまったんだ。--…ということで、2/21からスタートした「パンク」なクラファンは、本日23:59で終了となります。毎日更新してきたこちらも今回で最終回、続きが読みたいと思ってくださった方は、ぜひご支援いただき、書籍にて楽しんでいただければと思います。ここまでお読みくださった皆様、ありがとうございました!児玉ロウ


ということであっという間の約40日間。「パンク」なクラファンも明日の23:59で終了となります。現在の支援総額は754,490円と、当初の目標だった60万円を大きくクリアし、達成率125%となっております。ネクストゴールで設定した80万円までも5万円を切り、「これはもしかしたらもしかするかも?」と思ったり思わなかったり。さて、終了前夜である今夜は、小説の中にも何度も出てくる69ersに僕も飲みに行く予定です。20:00オープンですが多分僕が到着するのは21:00過ぎくらい。週明け早々ですがお時間ある方はぜひ遊びに来てください。一緒に飲みましょう!--69ers〒260-0016 千葉県千葉市中央区栄町41-11 1F千葉都市モノレール1号線 / 葭川公園駅 徒歩3分(220m)千葉都市モノレール1号線 / 栄町(千葉)駅 徒歩4分(270m)京成千葉線 / 千葉中央駅 徒歩6分(470m)※外観は画像参照--ちなみに69ersには「現金でクラファンできる”クラファン箱”」も設置されています!「CAMPFIREの手続きめんどくさい」「ネットよくわからない」という方にもご支援いただけますので、ぜひご活用ください(こちらの現金クラファンは事務手続きの関係で本日いっぱいで受付終了となります)。ということで泣いても笑ってもあと1日半、最後まで頑張りたいと思います。よろしくお願いします!


【毎日更新】第37回『LOVE IS [NOT] DEAD.〜おやじパンクス、恋をする〜』 再び店に現れた俺らに、おばちゃんはちょっと怯えた顔を見せた。口では「あらあ、いらっしゃいませ」とか言いながらも、その表情はしつけえ新聞勧誘員を見るような感じだった。 まあ、そらそうだよな。さっきたらふく飯を食った客が、三十分もしねえうちに戻ってきたんだから。 「お茶でもしようと思ったんだけど、他に店がなくてさ」ボンが言って、おばちゃんはちょっとだけ安心したような、疲れた笑みを見せた。見れば既に客は誰もいなくて、皿とかもすっかり片付いてて、おおかたもう昼休み気分だったんだろう。 何か文句つけに俺らが戻ってきたわけじゃないって事がわかったところで、招かざる客だってのに変わりはねえってわけだな。まあ、いいけど。 おばちゃんがメニューを取りに厨房の中に消えている間に、俺たちはまた店の奥まで進んでいった。俺と涼介はさっきと同じ場所に座ったが、ボンとタカは向かい側ではなくて俺らの右隣に、つまりいっこ隣のテーブルに座った。 いや、まあ、全員が窓の外を見ようってんだからこうなるんだろうが、カウンターでもねえのに四人が横並びで座ってるってさすがに不自然過ぎねえか?  だけどおばちゃんはもうどうでもいいのか、お茶くらいなら自販機で買って飲めばいいのにっていう顔を隠そうともせず、面倒臭そうにメニューを持ってきた。 涼介は当たり前にビールを頼みやがったが、置いてないってことだったので、結局アメリカンを四つ頼んだ。おばちゃんはそそくさと引っ込んでった。 ああ、どっちかっつうと丁寧な対応の店員って印象だったのになあ、人間、予想外の出来事があったときこそ素が出るもんだなあ。 まあいいや、そんなことより彼女の部屋だ。 赤いカーテンは引かれていたが、そこにできたちょっとした隙間から、部屋の中がかすかに、いや本当にかすかにって感じなんだけど、何とか伺うことができた。 涼介はあのバカの車の前で五階を見上げた時、隙間がまだあるってことまで見えてたんだそうだ。 「だってカーテン閉まってたら、エスパーとかでもねえ限り何にも見えねえじゃねえか」と、事前にそこまで確認していた事を自慢するように涼介は言ったが、「でも、いつ閉められるかも分かんねえよな」とボンに突っ込まれると、「念力で阻止する」とか訳分かんねえこと言いやがる。それこそエスパーじゃねえかよバカ。 まあ、実際いつ閉められるか分かんなかったが、とりあえず隙間はまだ健在だった。だけど、そこにはあのバカはおろか彼女の姿も見えなくて、誰もいねえ狭いワンルームが、DVDを一時停止したみたいな妙に心もとない感じで見えてるだけだった。「ほら、いねえじゃねえかよ」とタカ。 タカはどうやら、なんでか知らねえけど、もうこの話を終わりにしたいらしい。一番厳つい身体して、実際ケンカになりゃかなう奴はいねえんだけど、タカってのは妙に平和主義的というか、揉め事を避けたがる男だ。前に理由を聞いたことがあるが、教えてくれなかった。〜第38回に続く〜--本日はここまでです。少しでも続きが気になった方は、ぜひこのプロジェクトの「お気に入り登録」をお願いします。(登録していただくと、更新タイミングで通知が届くようになります)また、今回のプロジェクトでは、限定青カバー版(100冊限定)やオリジナルステッカー及びバッジ、著者と小説の舞台となったBARで飲む交流枠など、様々なリターンを用意させていただいています。ぜひチェックいただき、ご支援いただけますと幸いです。それでは、また明日。児玉ロウ


【毎日更新】第35回『LOVE IS [NOT] DEAD.〜おやじパンクス、恋をする〜』 正義のヒーロー気取って突撃したら、恋人同士がイチャこいてただけでしただなんて、恥ずかし過ぎて涙が出らあ。 なんてこと考えながら黙っていたら、タカが俺の考えを読んだみてえにズバリなことを言いやがった。「だけどよ、彼女とさっきのあの野郎が普通に知り合いだってこともあり得るだろ。付き合ってんのかも知れねえし」 クソ、てめえに言われなくてもその可能性をこっちは考えてんだよ。「付き合って」の部分が、「突き合って」に変換されて耳に刺さりやがる。 激しく身体を交わし合う彼女と、あのバカのチンポを咥える彼女……ああクソ。 俺は思わず口を開く。「いやでもよ! 最後の彼女の顔を見ただろ!? なんでツレとか恋人とかが来るのにあんな辛そうな顔しなきゃなんねえんだよ! だいたいあんなセンスの悪いバカと彼女が突き合う……付き合うわけねえじゃねえか!」「なんだよ、でっけえ声出すなよ。そんなこと俺が分かるわけねえだろ」とタカ。「うるせえな! 俺だって分かんねえよ」「タカ、察してやれよ。恋は盲目ってな」とボンが目を閉じてうんうんと頷きながら言う。クソ、ぜってーバカにしてやがる。「じゃあ、ホントに確かめに行きゃいいじゃねえかよ。なんなんだよもう」事情を飲み込めないらしいタカが困った顔で言う。「いや、それはだって、彼女にも迷惑だろうし……」そう言われたら言われたで途端に弱気になる俺。 だいたいほら、もう今さら追いかけても、あいつはもう、どっかの部屋に入っちまった後だろうし。「なんだよお前、ハッキリしねえな」気の長いタカもそろそろ苛立ってきたようだ。まあ無理もねえ。無理もねえが、こっちだって無理もねえんだ。クソ。「じゃあよ、こういのはどうだ?」 やいやい言い合う俺らの後ろで、いつの間にかまたマンションを見上げていた涼介が、口元に薄っすらと笑みを浮かべて、言った。「特等席から、見物するってのはよ」〜第36回に続く〜--本日はここまでです。少しでも続きが気になった方は、ぜひこのプロジェクトの「お気に入り登録」をお願いします。(登録していただくと、更新タイミングで通知が届くようになります)また、今回のプロジェクトでは、限定青カバー版(100冊限定)やオリジナルステッカー及びバッジ、著者と小説の舞台となったBARで飲む交流枠など、様々なリターンを用意させていただいています。ぜひチェックいただき、ご支援いただけますと幸いです。それでは、また明日。児玉ロウ


クラファンも佳境ですが、5/4に東京ビッグサイトで開催される「文学フリマ」に出展することになりました。--文学フリマとは…文学フリマは、作り手が「自らが〈文学〉と信じるもの」を自らの手で作品を販売する、文学作品展示即売会です。小説・短歌・俳句・詩・評論・エッセイ・ZINEなど、さまざまなジャンルの文学が集まります。同人誌・商業誌、プロ・アマチュア、営利・非営利を問わず、個人・団体・会社等も問わず、文芸サークル、短歌会、句会、同人なども出店しています。参加者の年代は10代〜90代まで様々です。(公式サイトより抜粋)--ということで、『LOVE IS [NOT] DEAD.〜おやじパンクス、恋をする〜』の一作のみで勝負してきます!(ステッカーやバッジは持っていく予定)ご興味のある方はぜひ会場に遊びに来てください。そして著者である僕と直接お話しましょう!(なんて偉そうに行っていますが、僕も初参加なのでどんな場所なのかわかっていません。ドキドキです)


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