真山仁です。クラウドファンディング終了まで、あと1週間となりました。まずはここまで支えてくださった皆さまに、心から感謝申し上げます。正直に言えば、私はこれほど多くの方に共感いただけるとは思っていませんでした。国家破綻――。決して明るいテーマではありません。むしろ、多くの人が見たくないテーマです。「難しい」「重すぎる」そんなテーマを、エンタメ小説でどう描くのか。それでも私は、今、誰かが書かなければならないテーマだと思いました。『オペレーションZ』を書いてから約10年。日本を取り巻く状況は、残念ながら良くなったとは言えません。長期金利の上昇。進み続ける円安。膨らみ続ける財政赤字。もちろん、明日破綻するわけではありませんが、関係者は「絵空事ではなくなってきた」と言い始めています。何より「もしも」が起きた時、私たちは何を頼りに生きるのか。誰と支え合うのか。その準備はできているのか。私はずっとそのことが気になっていました。そして今回は、私一人で作品を創るのではなく、皆さまと一緒に考える機会にしたいと思いました。編集会議で交わされた議論。アンケートに寄せられた声。皆さまからいただいた数多くのご意見。一つひとつ全て読ませていただき、私自身、多くの発見がありました。このプロジェクトを始めた時、私は『デフォルトピア』の自費出版を覚悟して、クラウドファンディングという手段を選びました。しかし今は少し違います。本だけでは終わらせたくない。このプロジェクトに共感いただき、出会った全国の人たちと、一緒に日本の未来について考え続けたい。そう思うようになりました。私は、小説には読者の感情を揺さぶり、世の中を変える力があると信じています。そして今回集まってくださった皆さまは、その物語の最初の読者であり、最初の登場人物でもあります。残り1週間。あとどれだけの仲間と出会えるのか。本当に楽しみにしています。そして何より、皆さまと一緒に『デフォルトピア』を完成させられることを嬉しく思っています。本は始まりに過ぎません。その先へ……。ぜひ最後までお付き合いください。そして、共に次の挑戦に続く扉を開きましょう。真山仁
皆さまにご報告があります。このたび『デフォルトピア』プロジェクトが、CAMPFIREの法人支援サポート対象プロジェクトに選ばれました。実はこの制度、毎月わずか3〜5件程度しか選ばれないそうです。さらにこの制度が特徴的なのは、「リターンを選択できない」のです。つまり、商品でもなく、サービスでもなく、広告でもない。純粋に、「この活動を応援したい」という法人のための制度なのです。CAMPFIREの担当者によると、法人支援は自然に集まるものではなく、プロジェクトの理念や社会的意義に共感した企業と直接対話をしながら信頼関係を築いているプロジェクトが対象になるそうです。私は、この話を聞いて少し嬉しくなりました。なぜなら『デフォルトピア』は、本を出版するためだけのプロジェクトではないからです。国家破綻というテーマで共同創作する 小説「デフォルトピア」を入口に、日本の未来について考え、対話し、行動する仲間を増やしていく。そんな真山仁さんの挑戦だからです。実際にこれまで、多くの個人支援者の皆さまだけでなく、経営者の方々や法人の皆さまからも応援をいただいてきました。そして今回、CAMPFIREから「法人支援サポート」の対象として選定いただいたことは、『デフォルトピア』が単なる出版プロジェクトではなく、社会にインパクトを与える挑戦として評価された結果なのかもしれません。クラウドファンディング終了まで残り1週間。書籍『デフォルトピア』の完成はもちろん、その先にあるデフォルトバスターズの活動につなげていけるよう、クラファン終了後も引き続き取り組んでまいります。デフォルトバスターズ事務局山下恭司
投資信託「ひふみ投信」を運用しているレオスキャピタルワークスの創業者藤野英人さんのYouTubeチャンネル「お金のまなびば!」にて、真山仁さんとの対談動画が公開されました。対談では、『ハゲタカ』を書くことになった経緯から、真山作品がどのように生まれるのか、その創作の裏側が語られています。私が特に印象に残ったのは、「真山作品はなぜ未来を当てるのか」という話でした。真山仁さんは、未来を予言しているわけではないと言います。徹底的に取材を行い、専門家に話を聞き、「もしダメになるとしたら、どこから崩れると思いますか?」と問い続ける。すると複数の専門家が同じ場所を指し示すことがある。そこに見つけた小さな綻びを、想像力で膨らませていく。しかし飛ばし過ぎれば荒唐無稽になる。だから再び専門家に読んでもらい、現実との距離感を調整する。真山仁さんは、ノンフィクションと小説の間には、飛行機が音速を超える時のような「マッハの壁」があると表現していました。そして、「真実は小説で書け」とも語っています。事実を知るだけならノンフィクションで良い。しかし、その事実が人間に何をもたらすのか。社会に何が起きるのか。そこまで伝えるには小説の方が届く。『ハゲタカ』『ベイジン』『オペレーションZ』そして今回の『デフォルトピア』も、その延長線上にあります。今回の対談を見て改めて感じたのは、真山さんは国家破綻を予言したいのではなく、「もしも」に備えるための物語を書こうとしているということです。国家破綻が起きるかどうかを議論するのではなく、もし国家破綻が起きた時に、私たちは何を守り、どう生きるのか。そのための処方箋を考える。それが『デフォルトピア』の原点です。対談の最後には、『デフォルトピア』プロジェクトについても紹介されています。まだご覧になっていない方は、ぜひご視聴ください。真山仁という作家が、どのように未来を描いているのか。その創作の核心に触れることができる内容です。デフォルトバスターズ事務局山下恭司
最終講義「真山仁 思考の軌跡 ~『オペレーションZ』から『デフォルトピア』へ~」 もし日本が本当に破綻するとしたら―――。その問いを10年以上追い続けてきた小説家・真山仁が、ついに自身の思考の全てを語ります。『オペレーションZ』から10年。なぜ真山仁は、再び「国家破綻」というテーマに向き合うことになったのか。なぜ小説だけでは足りないと思ったのか。そして、なぜ読者と共に『デフォルトピア』を創ろうと覚悟したのか。本講義では、『オペレーションZ』執筆当時の取材秘話から、霞が関の官僚との議論、地方の現場で見てきた現実、そして『デフォルトピア』プロジェクトを通じて見えてきた日本の未来まで、10年の軌跡を真山仁自身が90分にわたって語ります。これは単なる作品解説ではありません。20年以上にわたり社会を見続けてきた真山仁が、何を見て、何を考え、どのような結論に辿り着いたのか。その思考の軌跡をたどる最終講義です。『デフォルトピア』プロジェクトに参加してくださった皆さまだからこそお届けできる、支援者限定の特別企画です。また、この講義は、『デフォルトピア』プロジェクトの締めくくりであると同時に、新たな対話の始まりでもあります。日本の未来について本気で考えたい方真山仁の問題意識の原点に触れたい方そして、『デフォルトピア』のその先を共に見届けたい方に、ぜひご参加頂きたい内容です。100名限定の特別な機会です。ぜひ、真山仁と共に日本の未来を考える時間をご一緒ください。【リターン内容】・支援者限定オンライン講義(100名限定)・開催日時:2027年1月24日(日)19:00~20:30(90分)・Zoomオンライン開催・後日アーカイブ視聴あり・真山仁より御礼のメッセージ(メール)※本リターンは『デフォルトピア』プロジェクト支援者限定企画です。デフォルトバスターズ事務局山下恭司




