先週は、中学校にパンフレットを配布するのと同時に、小学校にもチラシを配布してもらうようにお願いに行きました。昨日は、日曜日。250枚のチラシを配ってもらった近隣の小学校では、運動会があっていました。そして今日。運動会の代休。4人の小学生が来てくれました!熱心に資料を見て、話も聴いてくれました。(いつもよりも緊張している自分が居ました(笑))展示室を見学した後は、図書コーナーで感想を書いてくれていました。●昔の北九州に爆弾などを作る所があったのを知れた。知らないことや本物の銃などを見られてよかった。●昔の日本がやったことや、当時の世界などが分かり、来てよかったなと思っています。●知らない知識、本物の銃などのいろんなものを知れてよかった。いろんな写真などを見て、戦争がいけないと思った。 ●知らなかった知識、戦争で使っていたものがさわれていろんなことが分かった。いろんな写真などを見て、戦争はいけないと思った。 感想を書いた後は、思い思いに本を手に取って読んでいました。その後は、大サービス?でわらじを履く体験を。兵士が食べ物が無くて死んだり、靴がボロボロになって草を使って作った草履?を履いて戦ったりしたことを話しました。どう感じたかな?どんな事を考えたかな?歴史の学習は、まだ江戸時代ということ。戦争の時代の学習が始まったら、また来てくれると嬉しいです。最後に、「今、どうして平和だと思う?」と聞くと、「憲法が変わったから。」と返ってきました!未来に希望あり。今、踏ん張らないと!
10月10日。家に帰ると、パンフレットが返送されていました!キレイに、そして、かわいく梱包されているのを見て、心がほっこり。「人間っていいなぁ~。」と。感謝、感謝です。さて、この日は、休館の日を利用して、イベントの広報活動。近隣の小学校を訪ねました。元同僚が校長先生だったり、じっくりとお話を聴いてくださる校長先生だったり、「やっぱり『個人』だな。」と思ってしまいます。さて。営業(笑)を終えてわらじ作りの続きを。前の日に綯った縄を使って、やってみましたが、見事に失敗!!それでも、うれしくて履いてみました!(笑)履き心地は悪くはありませんでした。まずは、やってみたお陰で、具体的な「問題」がたくさん発生しました。まさに、問題解決学習です!明日、農家のおばあちゃんに教えてもらいに行って来ます!
今日(10月9日)は、来館者がありませんでした。午後から、11月のイベントの準備をしました。地域の方から分けていただいた藁で、縄を綯いました。虫の声しかしない資料室の外で、縄を綯いながら、戦地で戦った兵士達に思いを馳せました。TICO PLACEにある「米軍が記録したニューギニアの戦い」という本に載っている写真。捕虜となった日本兵の足元…縄を綯いながら、食べるものも着るものも履くものも、何もなく、そんな中で戦わなければならなかった兵士たち。身の回りにある草を採って「履き物」を作る兵士の姿を思い浮かべると、胸が締め付けられます。この本には、ニューギニアで戦った土佐連隊に所属した方が、死に際に戦友に話したことが載っています。ピッカピッカの長靴をはいた参謀から呼び止められたときのこと。直立不動の姿勢をとり、自分の所属部隊を答えた彼に、その参謀は言った。「そんな格好をしているから、いくさに負けるんじゃ。」彼は上等兵であったが、騎銃を持ち、服装は頭に鉄帽、腰に手榴弾を下げていたが、ボロボロの上衣に褌(ふんどし)にはだしであった。参謀の言葉を聞いた彼は、思わず腰の手榴弾を握りしめた。…多くの方々の、様々な思いがあって、今の平和があるのだと、改めて思いました。戦争できる国にしてはならない!とも。11月4日、わらじを履いて戦った兵士に思いを馳せ、そして、今の平和を噛み締めに、TICO PLACEに来ませんか?食べ物に困らない平和な時代だからこそ、「保存食付きのわらじ」ができそうです(笑)
9月臨時休館するまで、頭の中がパンパンで、どうにかなりそうでした(笑)前の平和資料館の閉館と共に、とにかく運び込んだ先輩方の思いのこもった資料。即展示しないものは、押し込まれたままになっていました。ずっと気になっていてーーー完璧ではないけれど、休館中に整理して、スッキリ!同時に頭の中も少しスッキリして、自然と『次』に進み始めました。パンフレットは以前投稿した通り。『パンフレット作りのボランティア』を募集したら、なんと!全国から「お手伝いしたいです!」と、うれしいメールが!!半分泣きながら、レターパックで郵送準備をしました。ホントに感謝、感謝です。なかなか報告できないので、今日はいくつか「支えられている」ことをお伝えします。写真・・・何だか分かりますか?はい。(笑)いえ、『わら』です。『藁小僧』です。夜の会議を終えて、資料室に寄った私は、思わず「かわいぃ~!」と声に出してしまいました。語り部の会をするに当たり、『楽しいこと』?も入れたくて、考えついたのが、『わらじを履く体験』(わらで『つくる』体験)。『わらじ』と『兵士』は関係があるのです。(チラシをよく読むと書いてあります。)https://kitakyushu-heiwa.com/information/『わらじを履く体験』を思い付いても、『わら』が手に入らなければ実現できません。私のささやかな「夢」を叶えてくださったのが、蜑住(あますみ)の町の区長さん。相談の電話をしたら、即答。すぐに農家さんにお願いして、持って来てくださったというわけです。その上、お願いする前から、「何かする時は、公民館の駐車場を使ってもいいですよ。」と、うれしいお言葉までいただきました。感謝です!!次は、この写真。イベントをするに当たり、『音響』のことをずっと前から考えていました。思い切って、購入するつもりでいたのですが、なんと!八幡大空襲を語り継ぐ活動を行っている『平野塾』で出会ったTさんが、譲ってくださいました。わざわざ来室してくださって、接続の仕方まで、大変丁寧に教えてくださいました。80歳を過ぎているTさん。65歳を過ぎたころに、「みんなを笑顔にするために」活動するようになってから、支えてくれた音響機器だそうです。来月には手術を控えている体で、人のために走り回るTさんの姿を、私は心のエネルギーに変えて、蓄えています。ホントにありがとうございます。最後にこの一枚。運営のことで手いっぱいの私に変わり、少しずつ、少しずつ、施設整備を進めてくださっている方がいます。「腰がぁ~!(痛い)」と言いながら、すごい集中力で仕事をする二人にも感謝の気持ちでいっぱいです!11月4日。無事に「屋外」でのイベントができますように。力をください!!
昨日、ボランティアを募集したところ、県外の方からも「協力したいです!」と、メールが届きました。感激しました!と、同時に、「動画が張り付けられていませんよ。」というメールも。やり方が間違っておりました。しつこいようですが、再度送らせていただきました。(笑)この一週間、20代~30代の若い方々にご来館いただいています。物を手に取り、また、説明や証言を丁寧に読んでくださっている姿に、思わず、「感想をお願いできますか?」と、感想用紙を渡してしまいました。皆さん、快く書いてくださり、ホントにホントにうれしかったです~9月末には、昨年出会った、『子どもの村中学校』出身の高校生が、お母さんと一緒に遠方から来てくれました。自分達で『戦争と平和』をテーマに据えて、一年間追究し、自分達の学びを本にまとめた5人の中学3年生。私がパワーをいただいていたというのに、お母さんから感謝の言葉をいただきました。「学んでいくうちに、子ども達の顔つきが変わっていったんですよ。」と。ーーー戦争を学ぶことは、自分の生き方を学ぶことにつながるーーーあらためて。彼女は、高校生になったというのに、あの時に聴いた戦争体験を40枚近くの紙に起こして、持って来てくれたのでした。さて。毎日のように伝えたいことがあるのですが、相変わらず活動報告を書くまでに至らず。することが山積み!というのも、『戦争体験者』に関わることを優先しようときめてやっているからです。①99歳のMさんの本の増刷②若松での空襲体験をされた方のお話を聴いて記録する③子どもの村出身の高校生が持って来てくれたOさんの戦争体験を形にする④昔のくらしを伝える人形を寄贈してくださったKさんの話を聴いて、本にする⑤戦争体験者のお話を聴く会をする皆さん、ご高齢で、私はかなり焦っています。今年中に『戦争体験を聴く会』をやらなければ!と、11月4日に計画。今、準備をしています。それに向けて、校区の中学校(その他施設)に宣伝に行くことを考えています。その際に、パンフレットも配りたくて、作ることもやっています。地道な作業は嫌いではない(頭を使わなくていいので、むしろ好き!)のですが、時間がない…そこで、思い切ってお願いすることにしました。パンフレットを作るのを手伝ってくれませんか?●こちらから郵送します(資料室に来てもらって、作るのも大歓迎!)●100部ずつお願いします●1部見本を入れています。作り方は、人それぞれですが、比較的簡単にできる動画を参考にされてください。●10月23日までに送り返していただけると助かります。(送料はコチラで負担します。)お手伝いしてくださる方は、kunugikko1997@yahoo.co.jp にてご連絡ください。取り急ぎ、どうぞよろしくお願いします。