エファは主に東南アジアで、生きるために必要な情報を届けています。しかし、日本においても、必要な情報にアクセスするのが難しい方はたくさんいらっしゃいます。例えば、日本在住の外国ルーツのある方々です。特に、情報にアクセスできるかどうかが命の危機に関わるのが、災害時です。例えば今年1月の能登半島地震の際、エファは、災害時に情報がなくて困っている障害者や日本語が母語ではないみなさんへ、情報がまとまっているウェブサイトをご紹介しました。地震(じしん)についての情報(じょうほう)のまとめ~障害者(しょうがいしゃ)、日本語(にほんご)が母語(ぼご)ではないみなさんへまた、自治体の皆様向けの情報も紹介しております。【自治体の皆さまへ】避難所立ち上げ・運営時に使用できるポスターなどのツールの紹介災害はいつどこで起こるかわかりません。よろしければ、このようなページがあることを、頭のすみにでも記憶に残していただけると幸いです。いざというときに皆様の身の回りにお困りの方がいらっしゃいましたら、ぜひお役立ていただければ幸いです。
今回のプロジェクトでいただいたご支援は、特に、ラオスとカンボジアで使用させていただく予定です。この2カ国のことを、皆さんにも少しでも身近に感じていただきたいと思い、本日は気候についてご紹介したいと思います。日本に四季があるのに対し、カンボジアとラオスの季節はそれぞれ2つ、3つなんですね。夏が近づき、このところ日本でも毎日とても暑いですが、カンボジアの首都プノンペンも、ラオスの首都ビエンチャンも、それ以上に暑くなります。熱中症対策として、ひとびとは以下のような行動をとるそうです。みなさんも真似してみてはいかがでしょうか?・クロマーとう手ぬぐいで汗を拭いたり、ぐるぐる回して扇風機がわりにします(カンボジア)・水浴びをします。お風呂は1日に一回という考えはありません(カンボジア) ・昼食後はハンモックで寝ます(カンボジア)・ラオスでも水浴びをします。朝起きたとき、仕事を終えた後、寝る前など。(ラオス) ・建物の中が暑ければ、外に出て大樹の下などで涼みます(ラオス)クロマーという手ぬぐいは、カラフルで万能です!(カンボジア)
こんばんは!エファの高橋です。クラウドファンディングのご支援金額が、目標の10分の1ほどになりました!皆様のご支援に感謝いたします。引き続き目標達成に向けて走っていきます!本日は、ラオスの図書館で子どもたちに読まれている本の一つをご紹介します。—-----------------------------------------------------絵本のタイトル「手を洗わなかったら」作: Souphanny Seang Phaserth 絵:Keomany Souvannalath出版社: Katainoy bookshopあらすじ:チャンディは、いつもおもちゃをさわったり、庭で土をさわって、いつも手が汚いです。家に帰っても手を洗わずにごはんやフルーツを食べていました。しばらくするとおなかが痛くなりました。部屋に帰って座っていても、おなかの痛みは治まりません。どんどん痛くなります。お母さんに連れて行ってもらった病院で、チャンディがお医者さんにいわれたことは...。—-----------------------------------------------------手洗いうがいは病気予防の基本。日本で育った私たちにとって、物心ついた頃から当然のものとして身についている習慣ではないでしょうか。地域格差や障害のために情報へアクセスしにくい子どもたちにとって、そんな生活習慣を身につけることも当たり前ではありません。健康維持や公衆衛生についての情報を含め、生きるための情報を多くの子どもたちへ届けられるよう引き続きエファの活動を応援いただけたらうれしいです。
こんにちは、エファの高橋です。エファは、支援先のカンボジアやラオスで、現地パートナーや日本事務局のスタッフによる現地調査を定期的に行っています。本日は、昨年、ラオスのパサイ小学校の子どもたちに行ったインタビューの内容を紹介します。Keonakone Mangkalaさん(当時11歳、自閉症)Q. 学校で勉強をするのに大変なことはありますか。A. 僕は自閉症です。その影響で、物事を長い時間記憶することができません。Q.本を読むことはありますか。 A. 絵がたくさん載っている本は読みやすくて好きです。マンガや、勉強をするための本をもっと読みたいです。Q. 将来の夢は何ですか。A. 警察官になることです!Ar-thi-than Kommamuang さん(当時11歳、足が不自由です)Q. 学校で勉強をするのに大変なことはありますか。A. 学校には、一人で通学しなければならないので、交通量が多いときなど大変なこともあります。でも、友達がカートを押してくれるときもあります。Q.本を読むことはありますか。 A. 学校には今は読む本がなくて、移動図書館が来たらとにかく読むだけです。物語の本をもっと読みたいです。Q. 将来の夢は何ですか。A. スパイになりたいんです!彼らの通うパサイ小学校では、昨年、図書室作りが行われました。図書室のようすは、また改めてご報告させていただきます。
クラウドファンディングにご協力いただき、ありがとうございます。本日取り上げるのは、エファの支援先であるラオスで伺った先生のインタビューです。昨年、障害児が多く通うパサイ小学校で、1年生を教えているVannaly Souvanthong先生のお話を伺いました。ラオスの小学校の先生の生の声を、ぜひ知ってください。▼Vannaly Souvanthong先生のインタビューQ. 児童の障害について、学校の先生はどのような点で困難を感じていますか?A. 日々新しい問題が起こるので学校生活でも苦労しています。特に自閉症の子どもとのコミュニケーションについて、新しいトレーニングが必要なのではと考えています。教師が自閉症の子を教えるためのガイドラインを作成したいと思っています。教師を助けてくれる本が必要です。Q. 障害児教育の課題を解決するために、ボトルネックとなっていることは何ですか?A. 自閉症児の育て方について親と協力することが、子供と教師にとって大いに役立ちます。 多くの場合、彼らは自閉症というものを受け入れることができていないのです。Q. エファは「本」が障害児とその家族の生活をより良くすると考えていますが、いかがでしょうか?A. はい、本は自閉症の子供たちとその親たちの生活を向上させると思います。本は子どもたちに自信と勇気を与えるのに役立ちます。自閉症の子どもは本を読むと気分が良くなりますし、本は子どもたちのスキルを開発することもできます。本があれば、自閉症の子どもたちとその親たちの生活が向上すると思います。障害のある子も読みやすい、文字/単語の少ない新しい本が必要です。特に、子どもたちは、絵や色の多い本が好きなようです。