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障害があってもなくても!「誰でも受けとめてくれる」学び、遊べる図書室をつくりたい

キャンプファイヤー 寄付型のバッヂ

開発途上国に暮らす障害者が利用可能な書籍(点字、音声、大活字本など)は非常に限られ、毎年出版される本の中でわずか1%以下と推定されます。エファは紙の本の購入はもちろん、カンボジアとラオスでデジタル図書を開発して、障害がある子どもたちを中心に届けます。また子どもたちの学びの場となる図書室を整備します!

現在の支援総額

2,427,000

80%

目標金額は3,000,000円

支援者数

288

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2024/06/21に募集を開始し、 288人の支援により 2,427,000円の資金を集め、 2024/08/31に募集を終了しました

社会課題の解決をみんなで支え合う新しいクラファン

集まった支援金は100%受け取ることができます

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現在の支援総額

2,427,000

80%達成

終了

目標金額3,000,000

支援者数288

このプロジェクトは、2024/06/21に募集を開始し、 288人の支援により 2,427,000円の資金を集め、 2024/08/31に募集を終了しました

開発途上国に暮らす障害者が利用可能な書籍(点字、音声、大活字本など)は非常に限られ、毎年出版される本の中でわずか1%以下と推定されます。エファは紙の本の購入はもちろん、カンボジアとラオスでデジタル図書を開発して、障害がある子どもたちを中心に届けます。また子どもたちの学びの場となる図書室を整備します!

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こんにちは、エファの高橋です。本日も「これからの未来を担う子どもや青年たちへ贈りたい本」をご紹介するシリーズ!エファのプログラムマネージャー、鎌倉が選んだ本をご紹介します。いまの仕事につながる本との出会いは、中学生のときのことでした。『ビルマの竪琴』作:竹山 道雄出版社:新潮社/偕成社 他【選んだ理由】中学生の時、偶然に見つけた町の本屋さんに入った。そこに座っていたのは気難しそうな店主。歳は私の祖父くらいか。特に目的もなく入った本屋さんだったので買いたいと思っていた本はない。入り口にどんと座っている店主の脇を手ぶらで通り抜けることもためらわれた。「何か買わなきゃ」ときょろきょろしていた時に、目に飛び込んできた本が「ビルマの竪琴」だった。なぜか、その本が私を見つけてくれたような気持になった。 手に取って、恐る恐るレジに向かう。「ビルマの竪琴」を店主に差し出し、財布を取ろうと鞄に手を伸ばした時、そのこわもての店主が私に声をかけた。その言葉は 「…いい本を選んだね」 私は自分が選んだ本が褒められたことがうれしかった。なんか自分が認められた気がした。 そしてビルマの竪琴の中に、私のいまの仕事につながる文章を見つけた。捕虜になった日本人がビルマ人のことを語り合うシーンだ。近代国家からは程遠く、自然の中で静かに暮らすビルマ人は野蛮だという兵隊に、別の兵隊が言う。「文化を守り静かに暮らすビルマ人こそ崇高じゃないか。その生活を銃で踏みにじる私たちのほうが野蛮ではないか」と。 中学生の私は経済的な発展こそ開発だと思っていたが、そうではないのではないか。その問いかけをくれたのがこの本だ。 そしていまその国の人たちの歴史、文化、信仰などを大切にしながらどのように事業を行うかを日々模索している。「日本流」を押し付けてはならないー現地との対話を大切にしながら、事業を進めたいと思っている。【子どもたちへのメッセージ】自分で選んだ本には、生き方を考えるヒントが必ずあるエファは本の力を信じ、子どもたちに本を届ける活動を行っています。20周年を記念し、心を動かされた本、人生を変えた本など、皆さんの大切な一冊を募集しています。ぜひ皆さんの一冊も教えてください!教えていただいた本のエピソードは現地の子どもたちに伝えます。→「私と本とのエピソード」の投稿はこちら


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こんばんは!エファの高橋です。皆様クラウドファンディングの応援をありがとうございます。本日までに96名から811,000円のご支援をいただきました。引き続き目標達成を目指して頑張ります!「これからの未来を担う子どもや青年たちへ贈りたい本」をご紹介するシリーズで、今晩は、エファ事務局長の関が選んだ本をご紹介します。『おおきな木』作・絵: シェル・シルヴァスタイン訳: 村上 春樹出版社: あすなろ書房【選んだ理由】幼いころから男の子が育つ姿を見守ってきた“大きな木”。成長するにつれ、自分勝手な人間になっていく彼を見ても、見放すことなく、帰ってくればいつでも無償の愛で彼を包む。大人になり、当時付き合っていた人(今の妻です(笑))からプレゼントされたこの本を読んだ時に、それまで少し距離を置いていた両親の姿が重なって見え、胸が熱くなったのを覚えています。何かのときに誰かへいつもプレゼントしてしまう絵本です。両親や大人たちが自分のことをわかってくれないと思うこと、ありますよね。中学生になった時、高校生になった時、もしかしたらもう少し大人になった時なのかもしれませんが、思い出してぜひ読んでみてほしい素敵な一冊です。エファは本の力を信じ、子どもたちに本を届ける活動を行っています。20周年を記念し、心を動かされた本、人生を変えた本など、皆さんの大切な一冊を募集しています。ぜひ皆さんの一冊も教えてください!教えていただいた本のエピソードは現地の子どもたちに伝えます。→「私と本とのエピソード」の投稿はこちら


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本日は、カンボジアとラオスの子供の遊びをご紹介します。エファが支援している子どもたちは、どのような遊びをしているのか聞いてみました。カンボジアのカンポット州に四人家族で暮らすデイン・ボリーさん。知的障害があり、放課後はエファのチルドレン・スタディ・クラブで学んでいます。ボリーさんの家は農家で、休日には牛や豚の世話をしたり、洗濯をしたり、家の手伝いをします。そして、友達と遊ぶことが休日の何よりの楽しみだそうです。「友だちと外で遊んだり、ベイコムというカンボジアの伝統的な遊びをしています。地面に穴を掘って、石や木の実の駒を取り合って遊ぶゲームです。」ラオスのタトーン村に暮らすポータヴァンくん。サッカーが好きで、テコンドーも習っています。そしてエファの支援している図書室で、本を読むことも好きになりました。「学校が終わると、友だちと遊びます。僕は、スポーツが好きです。また、森に行って取ってきた木でおもちゃを作ったり、タマリンドのタネを投げて穴に入れる遊びや、凧揚げ、鬼ごっこなどすることもあります。」週末は、掃除、洗濯など家の手伝いをし、それが終わると近所の友だちと遊ぶそうです。「近所の友だちとサッカーをするのが僕のお気に入りの時間です。たまに友だちとメコン川に行き、魚釣りをします。釣った魚は家の食卓に上ります。」


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こんばんは、エファの高橋です。元エファ職員・監事の宮原様から応援メッセージを頂戴しましたのでご紹介します。宮原様がエファで支援活動に従事されはじめたのは約18年前。今よりももっと、過酷な「本の飢餓」を目の当たりにされたことと思います。エファは今年20周年ですが、20年のあいだに800校に上る図書室が整備され、42万人の子どもたちに教育支援を行ってきました。多くの方の思いが積み重なって、エファの今に繋がっていることを感じます。宮原様、あたたかなメッセージをありがとうございます!私がカンボジアやラオスへの支援活動に従事し始めたのは2006年でしたが、学校図書館設置を支援していたラオスの先生方からは、当時から本や絵本が子ども達の学習に大きな助けになるのだという話をよく聞いていました。実際に本がとても少ない環境を見て、日本に生まれ育った自分の周囲にどれほど当たり前に本が存在していたか、また、もし本をなかなか手に取れない状況であったらどんな学校生活になっていたかを考えたものでした。エファジャパンが活動しているカンボジアやラオスの障害児や農村部の子ども達は、教育の場で不利な状況に置かれてしまいがちです。エファジャパンの様々な取り組みによって本が身近になることは、困難を乗り越える大きな力になるのではないでしょうか。たくさんの方々の応援で支援が実現することを願っています。


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皆さま、こんにちは。エファの高橋です。本日は、ラオスの子どもたちに読まれている本の一つをご紹介します。—-----------------------------------------------------絵本のタイトル「賢い孤児」作:Ki-Deang Phonekasermsouk絵:Seang Nguen Bouddara出版社: SMP Publishing Houseあらすじ:昔ある国の王様が家来を集めて言いました。「誰かを騙す方法を知っているか? 誰でもいいから、私をだましてみてくれ。」家来から何の反応もなかったため、王様は「私を騙すことができる者には大金を与えよう」と言ってすべての町や村を回りました。これを聞いた孤児のカンパは、王様にいたずらをしてみようと思いました。実は、カンパの亡くなったお父さんは、昔、先代の王様に大切なゾウを騙し取られ、カンパはその借金を負っていたのです。王様の家来は、カンパが大金を得るのは面白くないため、騙しが成功しないようにじゃまをします。カンパは王様からお金を取り戻せるのでしょうか...?—-----------------------------------------------------子どもの頃に読んでいた童話絵本。良い人物と悪い人物とが明確に分けて描かれていて、善悪についての共通の判断力や価値観を、知らず知らずのうちに学んでいた気がします。この「賢い孤児」のお話も、善悪に関する教訓を示しています。賢い孤児カンパの画策により、王様はカンパに「騙された場合」も大金を払わなければならないし、「騙されない場合」も昔の王の不正を認めてカンパにお金を返さざるを得ないという状況になります。見事にお金を取り戻したカンパは、貧しい人たちのために家を建て、食べ物を提供します。そしていつまでも幸せに暮らすのです。このお話は、「嘘や悪いことを貫きとおすことはできないのだよ」「良いことをしようとしているひとに天は味方するのだよ」ということを子どもたちへ教えているのではないでしょうか。子どもたちが本を通してさまざまなことを学ぶのは世界共通。引き続き、本を届ける活動に共感、お力添えいただけたらうれしいです。